海外勤務に挑戦!海外で働くメリットとは

海外で働く

「海外で働く」と聞くと、どんなイメージをお持ちですか?

ほんの数年前まで、海外で仕事をするのはハードルが高い、普通の人には難しいと思われるのが一般的でした。特に海外で働く人の多くは、国内でいくつもの重要なプロジェクトをこなし業務経験を積んだ後に、海外の主要都市へ駐在員として派遣されることが多かったため、そのようなイメージが定着したのでしょう。

しかし最近では、海外で働くという選択肢もだんだんとポピュラーなものになってきています。日本での経験が少なくても、現地法人や外資系企業に勤務するなど、新卒や第二新卒としていきなり海外で働いている方も以前に比べ徐々に多くなっています。

では、海外で働くメリットとは何かでしょうか。

今回は日本では得られそうにない海外で働くメリットをご紹介します。

海外で働くメリット①考え方の幅が広がる

考え方

海外で仕事をするということは、日本とは180°違った環境や文化、習慣の中で、日本人とは少し違った思考経路をもった人達と付き合っていくことです。

日本での仕事では、自己中心的な考え方を捨て、相手の立場になって一緒に考える。つまり自分が担当する業務だけでなく、その仕事全体を把握し、仕事を進める事が大切だと言われます。

では、海外ではどうでしょうか。

東南アジアの国々やヨーロッパ、アメリカなど海外のほとんどの国では、人は自分の失敗を自分以外の人やものに責任転嫁し、完全な過失であっても謝罪しないことも多いのです。

これは、一概に悪徳な事とは言えません。海外ではいちいち相手の立場になったり、下手に出ていると、逆に責任を押し付けられたり、余計な罪を被ったりしてしまうからです。自己主張をしていかなければ仕事も進まないのです。

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フランスで働いていた時の体験談

私はフランスに住んでいたことがあるのですが、フランス人はその最たるもので、たとえこちらが困っていても彼らは必要以上に仕事をしてくれたりしません。

警察官に道を聞いても、その警官が知らなければ、仲間に尋ねもせず、一応丁寧に「知りません」と言われます。子供が急な発熱で病院に連れて行っても、受付時間を過ぎていれば、受付にはだれ一人出て来てくれません。

注文した家具のセットの配達で、一個積み忘れてきた大型家具店の対応は、「今週はもう便がないので来週にするか、今すぐ欲しければ自分で取りに来てくれ。」でした。

 

海外に出ることで日本の特殊さがわかる

日本の思いやり精神や良識といったものは、いま世界でもだんだん注目されてきてはいますが、ビジネスにおいてはまだまだ特殊な価値観です。

いざ海外の企業と取引を行うときには、相手の合理的で強気な進め方に非常に苦労することでしょう。また、時には日本人の慎ましさが、先方を困惑させてしまうこともあります。

この海外と日本との違いは、日本の中でのみ暮らしていたら気付くことはできないでしょう。

日本を離れて海外で働くことによって、多様な文化や倫理観、そして様々な国の人と触れ合うことができ、今度は日本を客観的に見ることができるようになります。

海外にはない日本特有のビジネス精神はやはり良いものだと再確認できたり、逆に日本の企業に足りないものを気づけたり。

違いを認め、受け入れることで、自分にとって大きな経験となり、「視野の広いグローバルな人材」に成長することができます。

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海外で働くメリット②日本国内では得られない「海外勤務経験」

海外勤務経験

なんといっても、「海外勤務経験あり」という職務経歴を得られることは大きなメリットです。国内企業に転職・再就職することになっても、企業側の重要な評価ポイントになります。

昨今、国内企業で働いていても、海外の企業や顧客と国際電話やメール、もしくは出張等で取引をしなければならない事が増えてきています。

海外企業と取引する企業では特に海外勤務経験者が求められる

そういった企業には外国語を話せる人材が必要となりますが、海外の企業相手に円滑な取引をする為には、実際に海外で働いていた経験が大きくものを言い、ただ外国語ができるだけの人材より、こういったバックグラウンドを持った人材を求める企業は多いのです。

元々国内企業に雇われ、駐在員として海外へ派遣された方の中には、その海外勤務のキャリアを得ると、もっと条件の良い、もしくはその海外勤務で得た経験をもっと活かせる会社へ転職してしまう人も多いです。

しかし、企業側からすれば、海外勤務という高い投資をし育てきた人材をみすみす手放すわけにはいきません。とりわけ日系企業は、駐在員の海外駐在生活を優遇し、帰国後も上のポジションを用意していることも多いです。

このように駐在員とはある意味将来を約束されたエリートであるわけで、その駐在経験をもつ人が転職を理由に会社を辞めるとなってもそう簡単ではなく、企業は何とか思い止まらせたり、逆にもっと良い条件を出すなど簡単に辞められない場合も多いのです。

それだけ、海外勤務経験をさせた社員は企業にとって重要であり、それを最初から持って入社してきた人材(駐在経験者や現地採用者も含め)もまた魅力的であるという事です。

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海外で働くメリット③語学力が身につく

語学力

私たちが話す日本語は日本でしか使われておりません。海外(東南アジアやヨーロッパ、アメリカなど)で仕事をする時は英語で話すのが主流です。

英語が話せると、とりあえずどこへ行っても大丈夫な海外旅行と同じように、海外で仕事をする場合も英語が話せるとたいていの国で仕事ができます。

しかし、ここで一つ知っておいてもらいたいことがあります。「海外で働くメリット=英語が自然に身に付く」 ではないということです。

 

フランスで働いたら下手なりにフランス語を身につけた

海外で働くために、必要不可欠な英語もしくは現地語を必死で勉強し、決して流暢ではないが覚えた言葉を駆使して、現地企業やスタッフと仕事を進める。その結果、語学が上達し、日本語を含め2、3種類の言語で仕事が出来るようになるということが、海外で働くメリットのひとつです。

私が働いていたフランスは、幸いと言っていいのか、英語があまり好きではない国民性らしく、プライベートでも仕事でもほとんどフランス語を使っていました。

そのため英語を勉強する必要はなくフランス語学習に専念できはしましたが、逆に完璧なフランス語の発音や聞き取りを余儀なくされました。

まだまだ上手く喋れない私に対しフランス人たちは、いじめかと思えるぐらいのスピードで喋ってくるのです。

とにかく仕事のため語学学校にも通い、現地のスタッフとも積極的にコミュニケーションを取りながら働く中で、また言葉を覚えていくと言った毎日でした。

海外で働くメリット④言語というコミュニケーションが仕事の幅を広げる

コミュニケーション

英語を母国語としない国の場合でも、ビジネスや旅行では英語で事欠きません。その国で生活をするとなると絶対に現地の言葉が必要になります。日常会話を母国語でしない国はありません。

特に私が接したフランス人という人種はフランス語という自身の母国語に、非常に愛着と誇りをもっているように思います。

移民の多い国家なので仕方がありませんが、多種多様に訛ったフランス語が飛び交っているのを嫌います(特に年配の方に多い)。

しかし、「90を4×20+10と言わなきゃならないなんて、どうかしている。」などといわずに、 彼らの愛するフランス語のすばらしさを認め、とうてい死ぬまで勉強してもペラペラになることはないとわかっていても、努力を続けることで、彼らは心を開いてくれました。

やけにお節介になったりもし、わざわざ仕事が終わってからフランス語の個人レッスンまでしてくれる人もいました。もちろんワインを飲みながらでしたが。

私がフランスに駐在している時には現地のトップとしてのポジションでした。仕事をしていく上で大切なことは「スタッフとの信頼関係」です。

信頼関係を気づくために、初めにすることと言えるのが、現地語を習得し、現地の人達とたくさん関わる、コミュニケーションを取るようにすることなのです。海外生活が長くなれば、必然的に第二外国語いわゆる現地語も習得することになります。

その国の人たちにとっての文化であったりアイデンティティーである現地語を、一生懸命勉強することで、積極的にその国に馴染もうとしている姿勢が伝わり、現地スタッフも相手の企業も、友好的に仕事を進めてくれるようになり、自分自身の仕事の幅もまた広がります。

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語学習得は楽ではない

前述で触れたとおり、海外で仕事をすれば勝手に語学が身に付くということはありません。

大人になってから外国語を習得するのは並大抵の努力ではできないことですし、たまたま赴任先が英語や現地語を使わざるを得ない職場であれば必死にもなれるでしょうが、日本語で仕事も何とかなるような赴任先だと、語学学習にはどうしても力は入りません。

例えば、中国圏などの日本人駐在員や現地採用者が多い国では、日本人スタッフと現地スタッフの間に通訳者的なスタッフが数名いる場合が多いです。

その場合、日本語で仕事上の最低限必要な連絡は取ることができ、それ以外の日常会話はお互いがお互いのコミュニティの中で、自分たちの母国語で話します。

また、日本語が話せるスタッフが多くいたり、取引先が日系企業であったりすると、日本語で事が足りて一応語学学校へ通ったりはするけれども、それもほとんど趣味レベルの語学学習になってしまいます。

海外で働くことになれば、どんな環境であっても語学は学ぶべきでしょう。「外国にいたのに英語も現地語もしゃべれないのか」と言われないためにも。

どうせ苦労するなら英語・中国語の習得を

将来海外で仕事を考えている方は英語と中国語(普通話)を学習されることをおすすめします。両者は世界中に普及されており、ビジネスにおいても必要不可欠です。

逆に言えば、これらを商談などビジネスの取引時にも使えるようになったら、好きな国で働くことができるはずです。どうせ苦労する語学学習なら、覚える言語はこの二つにしておくと良いでしょう。

海外で働くメリット⑤実力が評価される

実力

海外には実力で給料が決まる国が多く、いわゆる「成果主義」で、男女共に同様の仕事のチャンスがあり、女性であっても、その実力が評価されれば相応の給料や昇進が望めます。

日本社会にはまだまだ年功序列や女性の昇進に壁があるなどといった制度や主義が残っており、そんな国は見限れと言いたいわけではありませんが、特にキャリア志向のモチベーションが高い女性は海外で働いた方がチャンスが多いといえるでしょう。

また、労働者側も契約内容に応じた仕事をし、その契約内容に応じた給料をもらうという認識で働くため、日本企業に多いサービス残業や長時間拘束を好みません。

契約書に書かれている仕事のみをしっかりとこなし、エクストラワークが発生すれば賃金も上がり、それ以上の役割を任せられれば役職も与えられます。

実力主義だけにリスクもある

よく「日本では上に行くほど楽になり、海外では忙しくなる」と、日本企業の体系を皮肉られることがあります。日本で部下ができれば仕事は部下に任せておけばよいが、海外では部下ができればできるほど、その部署の長は仕事のマネージメントが大変になります。

実力を認められて昇進もするのですが、新たに責任重大な役割も背負わなくてはならないのが海外企業の体系です。実力主義ゆえに、その役割をこなせていないと判断されると、解雇という事もあり得ます。

ただ、そう言った厳しい仕事環境に身を置き、若くして上の階級に進んで行くことも、日本では得られない経験の一つと言えます。

まとめ

いかがでしたか?

以上が、海外転職や海外で働くことを志すきっかけとなればと思います。

この他、海外で働くことのメリットはまだまだ出てきそうですが、それらはあなたが海外で働いたときに見つかるはず。是非、日本から海外へ飛び出していきましょう。

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