海外の日系飲食店で働く20代女性の海外就職インタビュー

アメリカで仕事 アメリカで働く

今回はアメリカのフロリダにある日系飲食店で働いている木田さん(28歳女性)にお話を伺いました。

アメリカの飲食店で働くことは、日本の飲食店での仕事とどのような違いがあるのでしょうか?

なぜアメリカで働こうと思ったのか、そして実際に働いてみて感じるメリットやアメリカ生活のデメリットなども含めてご紹介していただきます。

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海外に飲食店で働くことにチャレンジ

日本では何年も接客業で働いていました。日本の接客はおもてなしの心がこもっていて、もちろん素晴らしいと感じていましたが、あるとき海外の接客はどのようなものなのかという疑問が生まれました。

日本よりも海外の方がより多くの国の方を接客することができると思い、同時に自分の英語力や接客力を海外で試したいと思うようになっていったのです。

また、実際にアメリカで働いた友人などから「絶対に経験した方がいい」というアドバイスを受け、アメリカで仕事をすることを決めました。

海外の飲食店で働くメリット

世界中の人を接客することができる

働いている地域は観光地(フロリダ州オーランド)ということもあり、お客さんは日本人をはじめ、世界中の人たちです。

毎日1,000人以上の外国人客に対応

日系の飲食店で働き、受付業務がメインです。毎日1,000人以上の外国のお客さんとコミュニケーションを取りながらアメリカ式の接客を学んでいます

時にはクレーム対応や電話対応などもしなければならないポジションです。英語でどのように受け答えすればいいのか、日本では学ぶ機会も実践する機会もなかったのですが、今ここで働きながら学んでいます。

チップ制度で自分の評価がわかる

アメリカと日本の飲食店の大きな違いが「チップ制度」です。

カウンターサービスではなく、ウェイターがテーブルを担当するレストランでチップが発生します。この制度により、仕事に対するやる気がかなり上がります。もちろん、まわりのスタッフも同様です。

日本では、おもてなしは無償のサービスという感じがしますが、アメリカではチップを頂くためにという気持ちで接客しているスタッフがほとんどです。

良い接客をすればするほど、お客さんは喜んで多くのチップを置いていってくれるので、それが自分の評価にも直結します。自分のサービスレベルを知るきっかけにもなります。

現在は、チップ込みで20万円~25万円 / 月ぐらいの収入です。

海外の飲食店で働く中での注意点

日本でクレーム対応をするときには、こちら側に非がなくても「申し訳ありませんが」や「恐れ入りますが」「お手数おかけしますが」などクッション言葉を加えることが多いですよね。

しかし、アメリカではそのような言葉を発すると「では、そっちに非があるのね、何をしてくれるの?」と強気に出られてしまいます。

実際に、日本式のクッションワードを使ってトラブルになることが多々ありました

アメリカで仕事をするときには、こちらに非がなければ、できないことは「できません」とはっきり言うことが大切です。

海外生活で困るのは車がないとどこにも行けないこと

勤務地のフロリダ州オーランドは、ニューヨークなどの都会ではなく高層ビルもない地域なので、電車などの交通手段がありません。

アメリカでの移動の基本は車です。車の免許を持っていないとかなりつらい思いをします。もちろんバスもありますが、1時間に数本程度で、車では15分で着くところでも1時間半くらいかかることがあります。

また、日本のようにバスは時間通りに来ない上、そもそも時刻表もないのですごく不便に感じます。

まとめ~トラブルも含めて海外就職体験

アメリカで接客の仕事をすると、世界中の人と接することができます。スキルアップにつながるとともに、日本とは違ったアメリカ式の接客も体験できます。

もちろん、トラブルになることもありますが、それもまた経験です。ぜひ海外で働いてみて日本との違いを学んでください。

それを日本に持って帰ってこられると、さらなるスキルアップにもつながります。

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