最低月給が4000フラン(約45万円)?スイスのお仕事事情とは?

スイス

2015年に最低月給を4000フラン(約45万円)に統一するという、労働者にはなんとも嬉しい案が議題に上った国、スイスです。

…….が、結局国民投票では否決

それでも現在の最低月給は3000フラン(約34万円)程ですので、スイスアルプスの山々並みに高いと言ってもいいでしょう。

周辺諸国の、例えばドイツの平均月給は15ユーロ(約18万円)といわれていますので、それと比べてもだいぶ高いことがわかります。

今回はそんなスイスのお仕事事情をご紹介したいと思います。

週1日しか働かない正社員とは?

日本で正社員といえば、1日8時間労働で週5日または6日出勤が普通で、少ない労働時間で働く人はパートタイマーとされていますよね?

スイスでは、正社員として20%~100%までの労働時間を選ぶことができ、少ない労働時間の社員も休暇や福利厚生などの恩恵を100%の社員と同様に受けることができます。

これはとても素晴らしいシステムですね!

例えば20%の契約の場合、その企業の100%の労働時間のうちの20%を働き、20%分の給料をもらうという感じです。

ただし、時給で働くパートタイマーのシステムもあり、その場合は有給などはありません。

スイスでの労働時間

現在、スイスで100%で働く正社員の平均労働時間は週41.6時間です。

各企業によって週の労働時間の設定が異なりますが、事務職の場合最大で45時間までと決められていて、それ以上は残業扱いになります。

とはいっても、週45時間と設定している企業はまれで、普通の企業は9時から6時まで、昼休み1時間と午前と午後に小休憩30分、そして週休は2日というところがほとんどです。

残業は時給で計算され、さらに25%の残業手当がつきます。また、残業を休暇として消化することもできます。

スイスの休暇制度

スイス

スイスでは正社員で働いていると、最低4週間の有給休暇がもらえます。各企業によって休暇の長さは違い、6週間の有給があるところも

ほとんどの人が年に2回長期休暇をとり、外国へバカンスに行きます。

人気の行き先は、スペインのマジョルカ島や、カナリア諸島などのビーチリゾート。オールインクルーシブと呼ばれる、3食食べ放題飲み放題のビュッフェプランでのんびりと過ごします。

日本だと有給をまとめて取りづらい雰囲気がありますが、こちらではむしろ有給を必ず消化しなければいけない義務があるので、堂々と長期休暇をとれます。

高給取りスイス人の実際の給料は?

現在の最低月給に特に法律の定めはないのですが、およそ3000フラン(約34万円)程とされています。

こちらでは職業専門学校があり、そこを卒業しているかどうかでも給料が変わってきます。だいたいのスイス人は大学ではなく、職業学校に進学しその後就職します。

職業学校を卒業していれば、初任給も割高

職業学校を卒業して職に就く場合では、職種にもよりますが初任給はだいたい4200フラン(約47万円)程です。

比較的月給の安い職種は接客業や販売業で、就職難易度が低いこともあって、EU圏からの出稼ぎ外国人がたくさん就労しています。

ホテルやレストランでは最低でも3400フラン(約38万円)、販売員で3600フラン(約40万円)程となっています。これは専門学校を出ていない場合の最低賃金ですので、もちろん資格を持っていれば4000フラン(約45万円)越えの給料がもらえます。

13ヶ月目の給料

スイスでは毎月の給料のほかに、13ヶ月目の給料というボーナスが1カ月分でます。

スイスでは所得税は源泉徴収されず、確定申告して納税する必要があり、この1カ月分のボーナスはその所得税を支払う分という意味で始まったそうです。

日本では、ボーナスが何カ月分という会社がほとんどですので、この1カ月分というのは少し寂しい気がしてしまいますね。

まとめ

いかがでしたか?

スイスのお仕事事情あれこれをご紹介しました。

スイスはヨーロッパの中でも平均所得が高い国です。ただし、物価もスイスアルプスの山々並みに高い国なんです!

そして所得税は源泉徴収されず後から納税する必要があるし、保険料やなにやら何もかも全て高く、実際はそんなに贅沢に暮らせていない印象です。

ただ、スイスといえばアルプスの山々に囲まれた素晴らしい大自然に恵まれた国でもあります。天気のいい日に、外で日光浴をしながらのんびり過ごす事ができるのは、最高の贅沢かもしれませんね。

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海外就職・海外求人マッチングサービスGuanxiを運営しているIT企業。
世界各地をお仕事で飛び回っています。
1%でも人の役に立つことが2016年の目標。

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