使いこなせばかなり便利!韓国釜山で初めてのバスの乗り方ガイド

釜山のバス 韓国生活・移住

旅行でも、現地で生活していても移動するときに必須なのが乗り物。地下鉄、タクシー、自転車、いろんなものがありますが、韓国ではバスがかなり便利です。

しかし、韓国(釜山)のバスは地下鉄とは違い日本語の案内もなく、初めての人にはハードルが高い乗り物。

今回は、実際のバスの乗車手順に合わせて、バスに乗る前から降りるまで説明します。

バスに乗る前の準備

韓国釜山のバス停

バスに乗るのはとても簡単です。2つのステップで簡単にバスに乗ることができます。

 

乗りたいバスの停留所と”番号”を探そう

さすが市民の足と言うだけあり、バスの数と停留所の数がかなり多いです。毎日通うような所でなければ、どのバスがどこの停留所に止まって……、なんて分からないのが普通なので、まずは出発地と目的地から停留所とバスの番号を探しましょう。

探す方法は以下の3つ

  • Googlemap(PC)で事前に調べておく

※英語表記の住所で検索でき、バスの停留所、番号も表示されますが事前に下調べが必要です。

  • 地図アプリを使う 

※韓国語の読み書き程度ができるなら一番おすすめな方法です。個人的には네이버지도(ネイバー地図)が一番使いやすいです!

  • 人に尋ねる

※アプリも使えないし、事前に調べることもできなかったというときの最終手段です!勇気が必要ですが、たいていの人は親身になって助けてくれるはずです。

 

停留所で待ちましょう

停留所にはその停留所の名前とそこに止まるバスの番号が書かれた看板か電光掲示板があります。韓国ではバスの時刻表はありません。

電光掲示板の場合、その番号のバスが来るまであと何分か表示がありますが、看板の場合は来るまでひたすら待つのみです。

さぁ、実際に乗ってみましょう!

乗りたいバスがやってきました。でもあれ?素通りして行っちゃった……なんてことが普通に起こりえるのが韓国です。人が少ない停留所などでは、乗るか乗らないか分からないときはそのまま素通りして行ってしまうときがあります。

手を振ったりなどの大きいアピールでなくても、私そのバスに乗ります!というアピールが必須です。私は乗りたいバスが来たらそのバスのほうを見て、一歩前に出てアピールします。それくらいであれば止まってくれます。

 

先払いで運賃を払いましょう

運賃は現金とカードの2通りの払い方があります。カードはチャージ式の交通カードか交通カード機能つきのクレジットカードがあり、交通カードのほうが運賃は現金より安くお得です。

運賃(カード支払いの場合)

  • 大人:1200ウォン
  • 青少年:800ウォン
  • 子供:350ウォン

上記のような値段設定です。

釜山のバスの支払機

 

乗るときに支払いようの機械があるので、その機械に軽くタッチすればOK。カードの場合は違う路線のバスに乗り換えたり、地下鉄に乗り換えるときに割引ができるのでおすすめです!

現金の場合は、できるだけおつりの出ないように事前に準備することをおすすめします。

運賃(現金支払いの場合)

  • 大人:1300ウォン
  • 青少年:900ウォン
  • 子供:400ウォン

です。

私は一度、カードを忘れ手持ちの現金も5000ウォン札しかなく、それで払ったらおつりが全部100ウォンで返ってきて恥ずかしい思いをしました。

韓国のバスはまるでアトラクション

韓国のバスは運賃を支払って席に着くまで待ってくれません。乗り込んだらそそくさと出発し、かなりスピードを出して飛ばすし揺れます。

運賃を支払ったらすぐに座るか、近くの棒に捕まるように注意してくださいね!

バスを降りるときは

釜山のバス

初めてのバスの降り方をご紹介します。

 

バスの車内放送

釜山では日本語案内がないので、初めて乗るときはドキドキだと思います。でも機械の車内放送で、どこで止まるときもずっと同じフレーズで放送しているので慣れると簡単です!

<車内放送>

  1. 이번 정류장은 (停留場名) 입니다./イボン チョンリュジャンウン(停留場名)イムニダ。:次の停留所は(停留場名)です。
  2. 다음은 (停留場名)입니다./タウムン 停留場名)イムニダ。:その次は(停留場名)です。

ややこしいのが今から止まろうとしている停留所と、その次の停留所を放送しているところです。もちろん、イボン~と言った停留所が今から止まる停留所なので惑わされないようにしてください。

ハングルが読める方は、バスの前方に電光掲示板で停留所の案内も表示しているので、そちらも合わせて確認してみるといいと思います。

 

降りるときに気をつけること

乗るときもアピールが必要でしたが、降りるときも降りるかどうか運転手の人に伝わらなければ止まってくれないことがあります。その停留所で乗る人がいると止まりはするものの、降りる人がいないと判断するとドアを開けてくれません。

大体車内放送のあとにすぐ停留所に着くので、車内放送後に後方ドアの前で待って降りることをアピールしてください。

一応、完全に止まるまで動かずに待ってくださいなんていう放送も聞いたことがあるのですが、完全に止まるまで動かなかったら確実に降り損ねます。

もしも万が一降り損ねたら、恥ずかしがらずためらわず

아저씨 내려주세요!(アジョシ ネリョジュセヨ!):おじさん降ろしてください!

と叫びましょう。

 

交通カードで乗り換えをする人

釜山では地下鉄・軽電鉄・バスが連携されており、カードで乗り換えする場合、割引が適用されます。
ただし

  1. 同じ番号のバス、同じ路線の地下鉄、軽電鉄に再乗車でないこと
  2. 乗り換え2回まで
  3. 次の乗り換えまで30分以内

の場合のみ適用されますので気をつけてください。

乗り換えをするときは後方ドアの近くにも乗ったときと同じ機械が備え付けられているので、それにタッチするだけ。乗り換えをしないのであれば降りるときはタッチせず、そのまま降車してください。

まとめ

地下鉄に比べると気をつけることも多く、ハードルが高いバス。しかし、一度乗りこなせると便利で使い勝手がよく、地下鉄では降りてから遠い場所でもバスでは目の前の停留所までラクラク!なんてことも多々あります。

一度乗れるようになれば、あまりの便利さに地下鉄よりもバスを選んで乗るようになるかもしれません。ぜひ挑戦してみてくださいね!

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