フィリピンでのコンドミニアムの探し方ガイド

フィリピンの部屋 東南アジア

外国で部屋を借りるとなると、一人で探すのは難しいですね。治安、家賃の支払い方や光熱費の値段など日本とはまったく違うことが多く、最初は戸惑うことでしょう。

前もってフィリピンでの部屋探しをする前に便利な基本情報を知っておきたいですよね。そこで今回はマニラ首都圏内でコンドミニアムを借りる場合についてご紹介します。(1ペソ=2円、100円=47.6ペソ)

お部屋タイプの呼び方 (full furnished, semi, unfurnished, bare)

フィリピンの部屋

コンドミニアムを借りるとき、家具をすべて自分で揃えたいですか?揃っている部屋に住みたいですか?日本でアパートを借りるときと同じように、家具なしの部屋か家具家電のそろった部屋かで値段も変わります。

お部屋タイプを選ぶとき、知っておくと便利なことばを紹介します。

Fully Furnished

家具家電付きの部屋です。賃貸専用に家具を揃えた部屋もありますが、住んでいたオーナーが使っていた家具がそのまま残されている部屋を借りるケースが多いです。

Semi-furnished

家具家電が一折揃っているわけではなく、ベッドのフレームだけある、家具はあるが家電はないなど、さまざまです。

Unfurnished, Bare

その他、家具家電がないUnfurnished, Bareという言葉もあります。

コンドミニアムの探し方

フィリピンで就職した場合、まずは会社の人事部(HRと呼びます)に部屋を斡旋してもらいましょう。会社から近く、セキュリティーが保障されるコンドミニアムを紹介してくれます。

生活に慣れてきたら、次は自分の足で探すこともできます。コンドミニアムに直接行き、オーナーや受付の人に空室状況や家賃を聞きます。(張り紙の写真)

家賃の価格とその払い方

立地やお部屋タイプによって様々ですが、メトロマニラ圏内の1Studio-Type, Fully Furnishedならば、家賃は15,000〜40,000ペソ(約3万4300〜9万1480円)くらいでしょう。安い物件は探せばたくさんありますが、その分周辺の治安、建物の安全性が保障できません。

家賃の支払いは、入居前に家賃1〜3ヶ月の支払いと半年〜1年分の小切手を渡します。日本のように銀行からの自動振込みは通常ありません。

私の場合、小切手もないし半年分も一括払いできない!ということで、オーナーに「毎月遅れることなく支払うから、小切手ではなく銀行振り込みにして!」とお願いし承諾してもらいました。フィリピンでは、決まったルールよりも交渉しだいで何とかなることが多いです。

光熱費、水道代

家庭用のLPガス缶

電気代

電気代は、庶民の所得に対して高いです。一人暮らしでもエアコンを毎日使うと月5,000ペソくらいになってしまいます。

ガス

ガスは一部高級コンドミニアムを除いて、都市ガスではなくLPガスです。コンドミニアムでは通常LPガスを禁止しており、電気調理器の使用を義務付けられます。

水道代

水道代は安く、1ヶ月100-300ペソです。コンドミニアムによって価格がかなり違います。

飲み水はお水屋さんから買う

フィリピンのお水屋さん

水を補充した青いボトルを水屋さんが持ってきてくてくれます。

フィリピンの水道水は飲めませんので、コンドミニアム近くの水屋より購入します。初回に青いタンクを購入し、そこに飲料水を入れてもらいデリバリーしてもらいます。無くなったらタンクのピックアップを依頼し、また水を入れてもらいます。

洗濯物は洗濯屋へ

ほとんどのコンドミニアムには洗濯機が設置されていません。コンドミニアムの近くには必ず洗濯屋さんがあります。ピックアップをお願いして洗濯物を取りに来てもらい、洗濯をお願いできます。

大体2〜3キロ単位で価格設定されており、仕上がるまでに2〜3日は掛かります。まれですが、洗濯物がなくなっていたり他人の衣類が混じることもありますので、お気に入りの服は自分で洗うほうがいいかもしれませんね。

まとめ

日本とはちょっと違うフィリピンでの部屋探し、フィリピン独特の週間もあるので、注意しましょう。日本では大家さんと交渉することはありませんが、フィリピンでは日常茶飯事です。

しっかりと自分の主張を伝え、部屋を探してくださいね!

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記事を書いた人

語学留学のため、フィリピン・メトロマニラに滞在。1ヶ月の予定がそのまま住み着き6年目。今では1児の母です。陽気でいいかげんなフィリピン人に囲まれて楽しく暮らしています。

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