猫の去勢手術レポ、韓国で動物病院に行ってみた(費用・手続き・術後)

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日本と同じく韓国でもペットを飼っている人は多く、動物病院も数多くあります。筆者も猫を3匹飼っており、予防接種や去勢・避妊手術の際には日本と同じように韓国の動物病院に連れていきます。

今回、一番小さい猫を去勢手術を受けさせに動物病院に連れて行くときに、初めて行くのではないのに情報がなく少し不安と心配を感じました。

そこで韓国で動物を飼っていて手術を受けさせる予定のある方や病院には初めて行くのでどうしていいかわからない、値段はどれくらいかかるの?など今回の体験を基に時系列でご紹介します。

病院に行く前に準備することは何?

韓国の動物病院

まず予約電話をします。韓国なので、条件が整えば当日突撃訪問しても手術をしてくれる可能性もありますが、予約しておいたほうが先生の時間の余裕もあるので丁寧に診てもらえます。

予約電話をすると、手術前日の夜9時から何も食べさせないよう指示されます。前日から何も与えないようにしましょう。水は飲ませても大丈夫なようです。

手術前はどうしたらいいの?

手術当日病院に連れて行き、まず予防接種の有無を確認され、次に血液検査をします。採血をし、15分ほど待つと再度呼ばれ血液検査の結果を聞きます。

ほとんどの場合大丈夫なようですが、ここで血液検査の結果がよくないと手術できないこともあるそうです。今回は飼い猫の血液検査の結果はOKだったので手術の許可が下りました。

使用する薬の種類・方法を飼い主が決める

次に手術の際に使用する麻酔の種類と術後の抗生物質の投与方法などを飼い主が決めます。麻酔は注射麻酔と吸入麻酔があり、吸入麻酔のほうが2倍ほど値段が高いですが麻酔が覚める時間が注射よりも調節しやすい点がメリットだそうです。

また、抗生物質は術後自宅で飲ませるか、病院に通って注射で抗生物質を打つかの2種類で、注射のほうが高価でした。今回は私は吸入麻酔と飲み薬を選びました。

説明を聞いた後飼い猫をそのまま病院に預け、約3~4時間後以降に迎えに来るように指示されました。支払いは術後お迎えのときでいいそうなので、このときはそのまま病院をあとにしました。

手術後の対応はどうすれば?

去勢手術が終わった飼い猫を迎えに行くのと同時に、術後の過ごし方について

  1. 抗生物質は一日2回飲ませること
  2. 術部の消毒も一日2回すること
  3. エリザベスカラーは術日から3日間装着させたままにすること
  4. 5日後術部の状態を診せに病院に来ること

このように説明を受けました。説明を受けたあと会計をし、飲み薬と消毒も一緒に受け取りました。5日後、診せに行った時は何も問題がなかったので、診察だけしてもらいすぐに帰りました。

価格はどうなってるの?

韓国での猫の去勢手術は10万ウォン~30万ウォン(約8,970円〜2万6900円)、避妊手術は20~40万ウォン(約1万7940円〜3万5890円)程度が相場のようです。

今回、私は吸入麻酔を選んだので少し高めの27万ウォンでした。

去勢手術27万ウォンの中に含まれているものは何?

この27万ウォンの中に診察料(再診含む)、血液検査代、薬代、手術費、麻酔代など全て含まれており、追加で費用を請求されることはなかったし会計が単純明快で分かりやすくよかったです。

内訳は最初の説明のときに全部目の前で計算してくれたので安心できました。

事前に手術費等を確認しておくこと

もちろん全ての病院がこの形式(事前に料金の計算方式)を取っているのではなく、手術にかかる費用を支払い、抗生物質の注射を受けさせにいくたびに費用請求するところもありましたので、トータルどれくらい費用がかかるのか事前にチェックしておくと安心できるでしょう。

まとめ

昨今では韓国に移住する人も増え、特に日本人は猫好きが多く、飼っている人が多いと聞きます。しかも猫は犬のように吠えないので、日本のようにペット可物件を探したり、大家さんに許可をもらうことなく飼うことができる場合が多く、その気軽さも猫が人気のひとつの要因のようです。

これから猫を飼いたい方や、飼っていてこれから手術を受けさせるのを検討中の方に、この記事がお役に立てれば幸いです。

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韓国人と結婚し、釜山に移住。
現地企業で働いている兼業主婦です。
韓国の情報はもちろん、釜山に住んでいるからこそお伝えできる情報もたくさん盛り込んで記事にしていけたらなと思っています!

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