ややこしいタイ数字の数え方!覚えるべき2つの独特の決まり

タイ語の数字 東南アジア

新たな言語を学ぶとき、早い段階で「数字」を覚えるのは良いことです。日常生活でもビジネスシーンでも、数字を使わない日というのはまず無いのではないでしょうか。

この記事では「タイ語の数字」の覚え方、数を数えるに当たっての独特の決まり事についてご紹介します。

0〜10

まず基本となる数字ですね。タイで数字の0〜10は次のように言います。

  • 0「ศูนย์」スーン ๐
  • 1「หนึ่ง」ヌン ๑
  • 2「สอง」ソーン ๒
  • 3「สาม」サーム ๓
  • 4「สี่」シー ๔
  • 5「ห้า」ハー ๕
  • 6「หก」ホック ๖
  • 7「เจ็ด」ヂェッ ๗
  • 8「แปด」ペーッ ๘
  • 9「เก้า」ガーオ ๙
  • 10「สิบ」シップ ๑๐

カタカナ読みの隣にあるのがタイ語表記の数字です。「ゼロ」は万国共通の認識なのでしょうか。慣れ親しんだ形なので覚えやすいですね。

11以降の数字の数え方

タイ語の数字

タイでは基本的に日本と同じ数字の数え方をします。例えば日本で「11」は10に1なので「じゅういち」と数えます。

ではタイ語で11は「シップ ヌン」で良いのでしょうか?

ここが少し面倒くさいところなんですが、タイでは11を「シップ エッ」と数えます。1を「ヌン」ではなく「エッ」と呼ぶということですね。タイ語の1は、十や百といった別の単位の後につくと「エッ」という数え方に変わると覚えましょう。

12以降は簡単です。

  • 11「สิบเอ็ด」シップ エッ
  • 12「สิบสอง」シップ ソーン
  • 13「สิบสาม」シップ サーム
  • 14「สิบสี่」シップ シー  ……

と「シップ(10)」の後にそれぞれ一の位の数字をつなげて言う形で19まで数えることができます。11以外は簡単ですね。

ややこしい20

さて、またまた厄介な数字の登場です。先ほども触れましたが、タイでは「基本的に」日本と同じ数字の数え方をします。つまり、幾つかの例外があるということです。

それが先ほどの「1」の数え方と、この「20」の数え方です。

タイで20は「イー シップ」と数えます。

30は「サーム シップ」、40は「シー シップ」、となると50は?……そうです「ハー シップ」となります。

こうなると、なぜ20は「ソーン シップ」じゃないの?と思われるかもしれません。これはもう「そういうもの」として覚えるしかありません。「20はイー シップ」と覚えてください。

21にもルールをあてはめる

ではタイ語で「21」はなんと言うでしょうか?上で説明したことを合わせて考えると答えが出てきます。そうです「イーシップ エッ」になります。

難しく感じるかもしれませんがこの2つの特例、つまり「タイ語の1は十や百といった別の単位の後につくと「エッ」という数え方に変わる」と「タイ語で20はイー シップと言う」を覚えさえすれば、タイ数字の数え方はそんなに複雑ではありません。

100以降の単位

  • 100 百「ร้อย」ローイ
  • 1,000 千「พัน」パン
  • 10,000 一万「หมื่น」ムーン
  • 100,000 十万「แสน」セーン
  • 1,000,000 百万「ล้าน」ラーン

タイ語で百や千はよく使うこともあって覚えやすいのですが、一万、十万、百万がごちゃまぜになってしまうことがあります。そこで私は「ムーン、セーン、ラーン」→「ムセンラン(無線LAN)」という風に順番を覚えるようにしていました。

ちなみに百万を超える数はラーン(百万)を10倍、100倍という数え方で表します。例えば一千万だと「シップ ラーン」、一億だと「ローイ ラーン」ということになります。

まとめ

一見複雑で難しそうに感じるかもしれませんが、いざ日常生活で使い始めると意外に覚えられるものです。数字を覚えると買い物も捗りますし、日時を指定して約束することなどもできます。

むしろ数字を覚えずして海外生活は成り立たないのかもしれません。せめて日常の買い物で使う金額内の数字や自分の年齢は、タイ語で言えるようになりたいですね。

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