カナダやアメリカでAirbnbを利用して感じたメリット4つとデメリット4つ

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私はトロントとニューヨークに行った際に、Airbnbという近年日本でも話題の民泊を利用しました。Airbnbとは一言で言えば、一時的に部屋を貸したい人と借りたい人をマッチングさせるサービスです。

今回は、そのメリットとデメリットをご紹介します。

Airbnbを利用するメリット

airbnb

Airbnb公式サイト:www.airbnb.jp

宿泊費が安い

これに限ります。もちろん、値段はピンキリですが、ホテルの値段より少し安くても、ラグジュアリーなプール付きの部屋が溢れています。

明らかに値段が低い部屋は、それなりに質素ですが、過去のレビューや立地などを丹念に見て比較することで、たくさんのいい部屋に巡り会うことができます。

私の場合は、トロントで、これからホテル業を始めたいオーナーが経験を積むために、ホテルとなんら変わらない豪華で、個々の部屋に洗面所やトイレ付き、そして朝食つきの部屋を提供しており、3000円ほどで借りることができました。

ついでにホテルの相場は約8000円でした。

ベッド数や洗面台の数など細かく記載

ベットルーム

Airbnbは、部屋の状況や立地、写真、オーナーの人柄などがわかるように各ページが作られているます。

また、ベッド数やバスタブの有無、値段など条件に合わせた検索もでき、便利です。お気に入りフォルダにストックして、部屋を比較することもできます。

実際に着くまで部屋を見られないと言う不安を解消するために、詳しい情報を得ることが可能です。

融通がきく

オーナーとの交渉次第で、鍵を渡され、何時に家を出入りしても構わないと言われたり、予定時間より早く到着し、荷物を預かってもらう、キッチンを使わせてもらうなど、他人の家の一室を借りながらも、交渉次第でかなり融通をきかしてもらえる場合が少なくありません。

中には、オーナーが迷ったゲストを迎えに来てくれたり、ゲストの好みを聞いて朝食を用意してくれたなんていう話も。

オーナーや他のゲストとの交流ができる

北米の民家は、ゲスト用に何部屋も所持しており、何個も洗面台やシャワーがある家も多いため、民泊をしやすいという利点があります。

そのため、オーナーも民泊に慣れている人が多く、何組かのゲストを同時に部屋を貸している場合もあるので、キッチンやリビングで、ゲスト同士の交流が出来ます。

またオーナーも、少しでも良い口コミを増やしてもらおうと、地元の有益な情報や、独自のガイドブックを作り、ゲストに丁寧に教えてくれる場合もあります。

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Airbnbを利用するときのデメリット

部屋

安いほど評価が甘い

もちろん値段と比例しますが、安くて清潔で評価の高い部屋のネックが、ダウンタウンからの距離です。

Airbnbは立地を5段階評価していますが、安い部屋ほど、5段階評価が甘い傾向があると感じました。

トロントでAirbnbを利用した際、部屋もオーナーも最高だったのですが、立地が5段階評価のうち4に対し、ダウンタウンから1時間半もかかる場所だったのは誤算でした。

やはり、民家を利用するため、ダウンタウンよりも郊外の住宅地に家がある場合が多く、場所も分かりづらいので、事前に個人で細かく場所を調べる必要があります。

Airbnbの登録が面倒

Airbnbは謂わば個人同士の信用を元に成り立っている事業なので、それに参加しようとすれば、当然利用者も信用を得る必要があります。

そのため、個人情報を単に入力すればいいだけでなく、顔写真や、パスポート写真、SNSのアカウントなどを提出する必要があります。その登録がなかなか順調に進まず、苦労します。

気を遣う

日本ほど厳しくはありませんが、やはり他人の家の一室を借りるので、ホテルのお客様気分を満喫することは難しい。

帰宅時間が遅くなりそうであれば、オーナーにあらかじめ伝えたり、帰りの際は、オーナーや他のゲストが起きないように気を遣います。

また、あまりにも、部屋の使用状況が悪ければ、後から利用者に対するレビューでオーナーから悪評価をつけられてしまい、今後もAirbnbを利用する事が難しくなります。

オーナーとのやりとりが面倒

まず、オーナーへの質問や予約の際にネット上で、オーナーと複数回連絡を行う必要があります。その際は、ほとんどが英語での受け答えになります。

そして、オーナーも副業としてAirbnbを利用しているため、すぐに返事が来ない場合や、すでに予約が埋まっていたにもかかわらず情報を更新していなかったというケースもよくあります。

しかし、オーナーに気軽に質問ができるのは、利点でもありますし、そこでの対応でオーナーの人柄を知ることもできます。

まとめ

今回はAirbnbを使った民泊のメリットとデメリットをご紹介しましたが、個人的には是非民泊を利用することをおすすめします。

何より、ホテルと違って、現地に実際に住んでいる人の生活を垣間見ることで、「住んでいるように旅をする」ことができるのが、私の中での醍醐味でした。

ホテルでは味わえないような面白い経験をするために、民泊を利用するのも面白いかもしれませんね!

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同志社大学を卒業後、「人生の中で、旅行じゃなくて海外に住んでみたい!」という衝動から、就活を横目に、カナダに渡航。
ワーキングホリデーを使い、カナダを西から東へと転々とするのち、運良く拾われたロッキー山脈の麓のホテル内で働くことに。アート、音楽、社会心理、旅行には目がない。

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