トロントからの日帰り旅行に最適!ナイアガラの滝の楽しみ方
- 公開日:
- 更新日:

日本出発のトロントツアーには必ずといっていいほど含まれているナイアガラの滝観光。一生に一度は訪れたい名所としても有名ですよね。トロントからナイアガラの滝までは日帰りで行ける距離なので、トロント滞在中にぜひ訪れてみてください。
ナイアガラの滝とは
カナダとアメリカのちょうど国境にあるナイアガラの滝。イグアスの滝、ビクトリアの滝と並んで世界三大瀑布とも言われます。
ナイアガラの滝と総称しますが、厳密にはカナダ滝(ホースシュー・フォールズ)、アメリカ滝、ブライダル・ベール滝の3つに分かれています。
一番大きいのがカナダ滝で、落差はなんと53メートル、幅は670メートルもあります。今でも毎年約3センチほど水で岩が削られており、少しずつ後退しています。
トロントから行きやすい観光地ということで、日本人のみならず世界中の人でいつも大賑わいです。
夏がおすすめ
季節としては外を歩きやすい夏がおすすめですが、冬になると夜にライトアップがされてきれいです。また、とっても寒い時期になると稀に滝が凍ることもあるようです。
このナイアガラの滝、カナダ側からもアメリカのバッファロー側からも見ることができます。
賑わいも景観もカナダ側のほうがアメリカ側より優れているというのが一般的な見方です。カナダ側からは3つの滝が一気に見渡せるのに対し、アメリカ側からはブライダル・ベール滝を間近に見られる以外は全体を見渡せるようなスポットはありません。
皆さんがナイアガラの滝としてイメージされる写真はほとんどカナダ側からの写真といえるでしょう。
ナイアガラの滝までの交通手段
トロント市内からナイアガラまでは約130キロです。車、バス、鉄道、GO Transitのどれかでアクセスするのが一般的です。
車
レンタカーや自家用車で行く場合は1時間30分ぐらいで行けます。高速道路が整備されており、運転もしやすいです。ラッシュアワーの場合は2時間以上かかることもあるのでご注意を。
バス
トロントのバスターミナル(Dundas通りとBay通りの交差点近く)からメガバスとグレイハウンドが毎日運行しています。事前にチケットをインターネットや窓口で買っておいたほうが安心です。
所要時間は約2時間で、チケットは15ドル前後で買えることが多いです。
鉄道
旅の気分は一番盛り上がりますが、毎日運行ではないですし、チケットも他の手段に比べると割高です。Union駅からの出発となります。所要時間は約2時間で、チケットは25ドルからです。
GO Transit
夏場はトロントからナイアガラまで直通のGO Trainが運行されます。冬は途中のバーリントン駅まで電車でいき、そこからバスに乗り換えることになります。
直通の場合は2時間ほど、途中からバスに乗る場合は2時間半ほどでナイアガラに着きます。料金は約20ドルです。
カジノバス
ナイアガラの滝周辺にはカジノがあり、その送迎バスを利用することもできます。バス自体は無料ですが、「カジノで○○ドル以上使う」などの条件がありますので、それに当てはまりそうな人にはお得な交通手段です。
ナイアガラの滝を色んな角度から味わおう!
Hornblower Niagara Cruise(ホーンブロアー・ナイアガラクルーズ)
船に乗って滝のギリギリまで近づけるのがこのアトラクションです。濡れたくない人は屋根のあるエリアにいることもできますが、せっかくならタイタニック号のように船先に立ち、滝を全身で味わいましょう!
傘やポンチョは役立たず
無料でポンチョもついてきますが、はっきり言ってあまり役に立たないくらいの勢いです。
傘を持っている人もごく稀に見ますが、滝の周りは雨というよりも強い霧雨のような感じで全方向から水しぶきがかかりますので、ほとんど役に立っていないようでした。
写真を撮るなら防水カメラを
私が乗った時にはカメラや携帯はジャケットの中にしまい込むことで守ることができました。ジーンズや靴も結構濡れましたが、なんせ湿気の少ないカナダですから歩いているうちに乾いてしまいました。
ただ、髪が結構濡れてしまったので結局はホテルに戻り、ドライヤーで乾かすことにしました。心置きなく濡れたい人はタオル持参か、いったんホテルに戻ることも考えておいたほうがいいでしょう。
運航中は、カナダ滝、アメリカ滝の両方に接近してくれます。写真を撮る際にはぐれぐれも防水に気をつけてくださいね。
営業期間は5月上旬から10月下旬までですので、事前にウェブサイトで確認をお忘れなく。ちなみに以前は霧の乙女号と呼ばれていました。
Table Rock(テーブル・ロック)
カナダ滝を覗き込むように眺めることができる一番人気のスポット。テーブルのように突き出している地形から名付けられたそうです。
水が轟轟と音を立てて落ちていくのを目の前でみる迫力は言葉にはできないほど。特に前日に雨が降った日は水の量も多く、吸い込まれそうな勢いがあります。
Journey Behind the Falls(ジャーニー・ビハインド・ザ・フォールズ)
上から滝を見下ろしたあとは、下から見上げてみるのもいいですね。名前にbehindとあるように、カナダ滝の後ろを歩くことができるアトラクションです。また、滝つぼのすぐ横まで近づくことができるので、滝を全身で感じることができます。
まとめ
トロントに来てすぐに観光に行ったナイアガラの滝。残念なことに11月で雪も降っていたのでアトラクションはほとんど楽しめず、遠くから滝を眺めるだけで帰ってきました。
再び夏に訪れた時に遊覧船に乗り、やっと滝を120%満喫できたような気がします。
また、今回は紹介しませんでしたが、部屋から滝を見ることのできるホテルもたくさんあります。あえて1泊してのんびりするのもいいかもしれませんね。
海外求人
あなたの挑戦を待っている!あこがれの海外企業へ就職しよう(海外求人)
カナダで就職・転職するには?日本人がカナダで働くための12のポイント
【カナダ求人】未経験からでもカナダを狙える転職エージェント・転職サイトまとめ
あわせて読みたい