ベトナムで働きたい!ハノイ現地企業でのインターンシップ体験記
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最近では多くの大学生がインターンシップという経験をしますよね。大学近くの会社で、あるいは実家近くの会社で。そこに海外という選択肢を加えてみてはいかがですか。
私は、海外インターンシップをサポートするアイセックという団体を利用して、東南アジアのベトナム・ハノイでインターンシップにチャレンジしています。
女子大生の私が経験している、ハノイのベトナム企業でのインターンシップについてご紹介します。
記事の目次
ベトナムでの言語は?英語ができればなんとかなる!
私はベトナム語を話すことができません。知っているのは本当に簡単な言葉ばかりで、ベトナム語でのコミュニケーションはまず無理です。そこで必要となってくるのが英語です。
日本企業ではなく現地のベトナム企業でインターンシップをするとなると、英語は必須です。受け入れ先のオフィスに日本人は私しかいません。
そのため日本語でのスタッフ同士のコミュニケーションは不可能で、ベトナム語ができない私はどうしても英語に頼らざるを得ません。
しかし、裏を返せばベトナム語ができなくても英語力があれば、ベトナムの企業でインターンとして働くことは十分可能といえます。
ベトナムでのインターンシップ中の給与は?
日本でのインターンシップ、というとほとんどの場合が無給となるのではないでしょうか。しかし、海外インターンシップでは現地での単身生活という点も踏まえ、有給の場合がほとんどです。
ハノイでのインターンシップ中の給与は1カ月600USD(約7万円)程度です。
※2018年1月現在1USD=約119円
日本で生活すると7万円なんてあっという間になくなってしまいます。しかし、家賃や光熱費や食費等すべてを含めてもベトナムで生活するのには十分な金額になります。贅沢をしなければ600USDで賄うことができるので、私自身、基本の生活はこの600USDで収めることができています。
ベトナム企業の休日は?
ベトナムの企業のほとんどは週休1日です。私がインターンをしている現地企業も月曜日から土曜日まで出勤日です。また、日本と違い国民の休日も非常に少なく、「日本人はどれだけ休むの?」と驚かれました。
ベトナムでは新暦よりも旧正月が慶事として重んじられています。そのため年末は12月31日まで仕事、休みは1月1日のみで1月2日はもう仕事始めになります。2月後半の旧正月(=テト)には1週間程度の休暇があり、そこでしっかり休むことになります。
夏休み、お盆休みなども存在しないので、基本的には「ずっと働いている」というイメージです。それは、実際にベトナムに就職しても同じ感覚だと思います。
ベトナムではインターンシップでも社員と変わらぬ業務内容
インターンシップというと雑用係のイメージが強いかもしれません。しかし、少なくとも私の場合はそんなことはありません。
私はマーケティングや営業などの職務を任されています。他にハノイの企業でインターンシップをしている人に聞いても社員さんとほとんど変わらない仕事をしているようです。
「学生のうちに社会人と同じような職場経験を積んでおきたい」という考えをお持ちの方は、思い切ってハノイで挑戦してみるのもいいかもしれません。私はアリだと思います!
ベトナムのインターンシップは文化の違いを受け容れる練習
正直、ベトナム企業で働いていると文化の違いによりイライラすることがたくさんあります。
例えば
- 給与が期日通りに渡されない
- 依頼内容をメモせず結局忘れる
- 時間に遅れるのが普通
こういったことは決してめずらしくなく、日常的にあります。
私はこれまでに一度も給与を規定の期日に支給されたことはなく、毎月バラバラです。しかし、結局はそのスタイルに慣れるのであまり深く気にしなくて大丈夫だと思います。
まとめ~海外インターンシップはリアルな選択
日本でのインターンシップにもたくさんメリットはあると思います。しかし、グローバル社会といわれている今、学生時代に思い切ってそれを海外で経験する選択肢もリアルだと感じます。
将来、日本での就職を考えている方であっても、海外でのインターンシップの経験は視野を広げ、自身をパワーアップさせ、日本での働き方にも影響を与えるはずです。
私のように具体的に働きたい国があれば、その国の現地企業でインターンシップです!ぜひ、実際の仕事や現地での暮らしを就職前に体験していただきたいと思います。
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