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ブックレビュー「いきたい場所で生きるー僕らの時代の移住地図」

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本

海外移住を考えているけれどなかなか一歩踏み出す勇気が出ない、今の生活を変えたいけれど、何から始めれば良いのだろうと悩んでいる人は多いのではないでしょうか。

今回は海外へ飛び出したいけれどあと少しのところで決心がつかない方の背中を押してくれる1冊、米田智彦著「いきたい場所で生きるー僕らの時代の移住地図」をご紹介します。

国内外様々な地域への移住者にインタビュー

この本では国内外合わせて33人の移住経験者へなぜ移住しようと決心したのか、大変だったことはどんなことか、そして生活環境が変わったことでどんな風にライフスタイルや人生観が変わったのかなど、インタビューを通してこれから移住を考えている人へ向けて多くのヒントが書かれています

取材対象とされている人たちは、国内では北は北海道札幌から南は沖縄の那覇への移住者、海外ではアジア諸国のカンボジア、ベトナム、フィジーやヨーロッパ諸国のポーランド、ドイツ、オランダ等への移住者など、様々な国と地域に移住し現在生活をしている人たちです。

また移住者たちの家族構成も多様で、独身、夫婦、子供のいる家庭など単身で移住した人々のみでなく、家族を伴った移住体験もピックアップされています。

現在の生活環境を変えることは家族単位でも可能だということがこの本から読み解くことができるのです。

移住に伴う苦労はつきものだが、乗り越えた先にあるものは何にも代えがたい

紹介されている移住者のほとんどが移住に伴い様々な苦労を経験されています。収入減や新しい生活基盤を作ること、そしてその地域の人たちとの交流など、はじめのうちは必ず上手くいくとは限りません。

この本ではそういった苦労の経験も語られており、移住に関するデメリットについても書かれているのです

しかし移住経験者たちの多くが「移住したことにより自分で自分のライフスタイルをデザインできることが楽しく、幸せだ」というような意見を述べています。移住の苦労を乗り越えたその先には何にも代えがたいものがあるのでしょう。

移住先の選択は環境だけでなくその国や地域で何をしたいかで決めてみては?

移住先を選択するポイントの一つとして、その環境が自分にあっているのかという点が挙げられます。自分の生活が今よりも心豊かなものになるかどうかは、住む環境が大きく関わってくるからです。

しかしこの本では環境だけで移住先を決めるのではなく、その国や地域で自分は何をしたいのかという視点でも決めることが重要であると語られています。

移住した土地で生活を続けるには収入や生活環境を整える必要があり、それらを築き上げるには何をして生きていくのかというところがポイントになります

移住経験者の方々のインタビューでは、彼らが移住先を探し選んだ過程でどのように自分のしたいことを形にして現在に至っているのかについても語られています。

試住だってできる時代

移住する前段階として、短期間の試住のすすめについてもこの本では紹介されています。たとえ移住を考えている地域が海外であっても国によってはビザなしで少しの間旅行を兼ねて現地に住むという体験をすることができます。

今後住むとなった場合、現地の環境に自分が本当に適応することができるのか試住することによってよく考えることができます。

もちろんいくつかの国や地域に短期間滞在できる余裕が少しでもあれば、比較するという意味でも何箇所かに訪れてみるのも良いのではないでしょうか。

試住することで自分に合った街や村の発見、そして今後の人生に良い影響を与えてくれる素敵な出逢いなどを経験できるかもしれません。

インターネットと人とのコミュニケーション両方を活用して移住生活を可能にする

移住するハードルが以前に比べて低くなった背景にはインターネットの普及に伴いSNSなどの通信技術の発達が大きく影響しています。職種にもよりますが、遠隔地にいてもインターネット環境が整っていれば仕事をすることが可能になったのです。

しかも自分が国内外どこにいようとも、他の場所にいる相手とコミュニケーションを取りながら仕事を進めることができます。

そしてもちろんこれらのことに関してもこの本では「ノマド」「シェア」「コワーキング」というキーワードのもと紹介されています。

しかしいくらインターネットが発達して便利な世の中になり、移住後もその恩恵により収入を得て生活基盤を築くことができるようになっているとはいえ、やはり人と人とのコミュニケーションとそこから生まれる人間同士の新たな関係性は移住生活には重要であると書かれています。

どんなところでも生活する上では人との関わり合いは必要不可欠で、思いもしない人との交流によって移住生活で新しいことにチャレンジできる可能性も広がります。

特に自分に縁もゆかりもない国や地域に住むのであれば、人間関係をより大きく広げることによって生活を一層豊かなものにできるということをこの本を通じて学ぶことができます。

まとめ

移住にはメリットとデメリットの両方が存在し、それをどう活用・克服するかのヒントをこの本より得ることができます。筆者の米田氏は冒頭で「4年後どこに住み、働いているだろうか?」と問いかけています。

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本

いきたい場所で生きるー僕らの時代の移住地図

 

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shokoライター

投稿者プロフィール

現在教育関係の広告代理店でフランス人向け日本留学企画の担当として勤務する会社員。
フランス留学と出張の経験を活かしてライターとしても活動開始。これまでに旅した国は16カ国。

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