これを食べればあなたも現地民?屋台で食べられるフィリピンの味
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インターネットで海外の生活を調べていると、時に信じがたい事実を目の当たりにします。それは生活習慣や文化、食事など多岐に渡ります。食に焦点を当てれば、タランチュラを食べたり、ゴキブリや犬の肉を食べたりする国があります。
私たちが当たり前のように思っている「馬刺し」や「刺身」。健康食として有名な日本食の一例ですよね。実は一部の海外の人にとっては、エキゾチックフードと思われているんです。
フィリピンに滞在している筆者が、屋台で現地の味を堪能しました。今回はフィリピンのエキゾチックフードを含めご紹介します。
記事の目次
フィリピン人も好まない人がいるエキゾチックフード!
日本でも好みは分かれますが、納豆や梅干し、味噌汁は簡単に手に入る日本食ですね。フィリピンにも、そんな現地のソウルフードがあります。一体、どんな食べ物だと思いますか?それは「バロット」と呼ばれるゆで卵です。
普通のゆで卵ではありません。孵化直前のアヒルの卵をつかったメニューです。1つ15ペソ(約35円)とリーズナブル。
まずは卵の先を軽く割り、中の汁を吸います。卵白のようなドロっとしたものではなく、完全に液体です。
鶏ガラスープのような味ですね。その後はさらに殻を割っていきます。孵化直前とあって、形のある雛が顔を出します。そこに塩を振って食べます。中にはチリソースやビネガーをかけて食べる人もいます。
産卵日から数日と、そこまで日にちが経ってないものは小柄です。生臭さもありません。しかし、産卵後2週間経っていると、中の雛はかなり大きく成長しています。食べている時に、雛の羽毛やクチバシの軟骨のような食感があります。
少し生臭さを感じる人も中にはいるので、塩を振って食べることをオススメします。肝心の味ですが、高タンパクなゆで卵という感じ。美味しいです。ただ、見た目が受け入れられない人は多いですね。
栄養価が高く、1日1個までと言われてるんだとか。フィリピン人でも嫌いな人はいます。好きか嫌いか両極端に分かれる、フィリピンのエキゾチックフードです。値段も安く、道端など、あらゆるところで簡単に購入できます。
一度、試してみる価値はあると思います。初めての人は、小さなサイズのものを選ぶようにしましょう。
カリカリして香ばしいフィリピンの焼き鳥、ワンデイチック
こちらは、孵化して1日目の雛を竹串にさし、焼き鳥のように焼いた食べ物です。塩またはビネガーをかけて食べるのが主流です。雛の形がしっかり見えています。バロットのように、見た目を誤魔化して食べることはできません。
雛の目がこっちを見ているようで、ちょっとこわい……。孵化した翌日に調理されていると知ると、忍びないですね。でも食べてみると……。美味しい!表面はカリッと、中はジューシーな焼き鳥です。
味、見た目どちらをとっても、バロットよりは挑戦しやすいと思います。値段も1串10ペソ(約22円)です。
甘党必見!フィリピンの一味違うカキ氷
南国と言われるフィリピンの、ほとんどの地域は温暖です。暑いときには自然と、アイスクリームのような冷たいものに手が伸びてしまうもの。それは日本人だけではありません。南国に住んでいる人も、暑いものは暑い。
上半身裸で、昼間からビール片手に涼んでいる中年男性もいます。そして子供や女性に特に人気なのが、ハロハロと呼ばれる、フィリピン版のカキ氷です。ハロとはタガログ語で「混ぜる」という意味です。
その名の通り、砕いた氷の上に果物、アイスクリーム、練乳、チョコレートなど、とにかく甘い物が混ぜこぜになっています。甘党ではない筆者にとっては、食べきるのが正直キツイ……無理やり間食して、後で具合悪くなりました。
個人的には日本のパフェの方が好みでした。値段は約300円ほどなので、試しに食してみるのはいいと思います。もちろん、甘党の人にとっては最高のデザートになると思いますので、是非食べてみてください。
みんなに愛される味、アルコールに合うフィリピンの肴(さかな)は?
フィリピンでももちろん、日本のようにお酒を飲みながらくつろげる、バーのような場所があります。お酒は嗜好品ですが、ビールは日本より安いです。種類は日本のように多くありません。逆にカクテル系は日本よりも高価です。
そのため、フィリピン人もビールを飲む人が多数です。缶ビールよりも瓶ビールが主流のフィリピン。1瓶だいたい30ペソ(約66円)です。対してカクテルは1グラスで250ペソ(約560円)です。(※飲む場所によって値段は変わります。)
ビールに合うつまみが、ここフィリピンでは唐揚げに枝豆……ではなく、シシグと呼ばれる肉料理。鉄板に細かく刻んだ豚肉、野菜、ニンニクなどが敷き詰められてています。
そこにカラマンシーと呼ばれる、ライムのような酸味の聞いた汁を絞って食べます。そのまま食べると油っぽさと塩辛さが強いですが、お酒との相性はバッチリです。ワンプレート120ペソ(約262円)程度です。
みんなで分け合いながら食べるおつまみとして人気があります。
まとめ
海外に行くと、現地の食事も楽しみですよね。食を通して、その地の文化を学ぶこともできます。少し勇気が必要なエキゾチックフードも、挑戦してほしい食の1つです。
そしてフィリピンは、マンゴーやバナナだけではありません。現地民だけではなく、日本人の舌にも合うメニューが盛りだくさんです。屋台で食べ歩きするも良し、お店に入ってゆっくり食事をするも良し。
特に旅行など、短期間の滞在であれば、時間は限られています。事前にリサーチをして、食べたいものをピックアップしておくと動きやすいでしょう。
海外の味、海外の食文化、いろんなものを吸収してください。
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