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香港の中秋節を楽しもう!幻想的なランタンからスタバ月餅まで

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幻想的なランタン

秋になると綺麗な月を眺めるお月見という行事がありますよね。

日本ではお月見はそれほどメジャーなイベントではなくなっていますが、もともと月を見る風習を日本に伝えた中国では、中秋節として今でも大きなイベントとして親しまれています。

香港では、中秋節は春節(旧正月)の次に大きなイベントです。前日は祝日となり、家族で月を眺め中秋節をお祝いします。また各地で中秋節にちなんだイベントが催されます。

今回は、香港の中秋節についてご紹介します。1HKD=約14円(2017年現在)

中秋節とは

中秋節は中国の祝日の一つで、旧暦の8月15日にあたります。

古くは唐の時代に定められたという歴史記述があります。2017年の中秋節は現代の暦で10/4(水)と香港国務院より発表がありました。

その由来となる物語にはいくつかの説が言い伝えられています。

  • 仙人に食べ物を恵まれて生き延びたウサギがその恩返しとして自分を仙人に捧げ、それに感銘を受けた帝がウサギを月宮にあげたという物語
  • 飲むと月に昇ると言われた不老不死の薬を飲んだ妻が月に昇り、それを悲しんだ英雄である夫が、妻を偲んで月を祭るようになった

という物語が有名です。

私たちが子供の頃に親しんでいた、月にウサギがいるという話は、この中国の中秋節の物語からきているものだったんですね

筆者は子供心になぜ月にウサギがいるのかと不思議に思ったものですが、こうして物語を知ると、よりいっそう月を見て感じるものが多くなりそうです。

中秋節の風習

中秋節の風習

中国では古代から、中秋節に月を見て歌を詠み、月の神様へのお供え物として丸い餅やスイカ、リンゴなどの果物を祭る習慣がありました。

今日にも月を詠んだ抒情あふれる美しい詩作が残され、また月餅の風習は今でも広く生き続けています。

月餅は家族の団円(円満)を象徴する丸い形で作られ、中秋節に家族で食べて家族団欒を祈念します。また、家には提灯が飾られ、中秋節の祝日には提灯を下げて歩く人々の姿も見られます。

9月に入ると香港の街中の至る所に中秋節のランタン飾りが見られ、幻想的な雰囲気を感じることができます。

スターバックスにハーゲンダッツ?香港の様々な月餅

月餅

月餅というと日本人は嫌いな人が多いのではないでしょうか。筆者も横浜中華街で買って食べた月餅に、もう食べなくていいなと思った経験があります。

伝統的な月餅は、中にアヒルの卵や叉焼が入っていたり、ナッツなどの木の実もたくさん入っていて高カロリー。味も微妙に感じることが多いです。

でも、今の香港には、伝統的なタイプの月餅以外にたくさんの種類の月餅が出回っていて、中秋節の前にはそこかしこで月餅のプロモーションをやっています。

スノウイームーンケーキ(snowy mooncake)

スノウイームーンケーキ(snowy mooncake)

スノウイームーンケーキは、伝統的な月餅と違い焼いてありません。和菓子の上生菓子のような見た目で、薄皮の中に紫芋や緑豆等の餡を入れて冷やし固められたものです。

その上品な甘さには、従来の月餅のイメージを覆されます。大班や美心(Maxim’s)などの菓子店で販売されています。

高級ホテルの月餅

香港のホテルで販売されている月餅は、伝統的なものと違い洋菓子のようなものが多く人気です。

ペニンシュラ香港やカオルーンホテルの、カスタード餡やチョコレート餡が入った洋菓子風月餅は特に人気があり、中秋節近くになると売り切れてしまうこともあります。

変わり種月餅

変わり種月餅

月餅のイメージとは程遠い、お馴染みのコーヒーショップ・スターバックスや、アイスハーゲンダッツも近年は月餅商戦に参戦しています。

月餅から離れつつある若者をターゲットにしたもので、コーヒー味の月餅の中にキャラメルが入ったスタバの月餅は、コーヒーにぴったり。

ハーゲンダッツの月餅はもちろんアイスクリームで作れられていて、チョコレートやマンゴー、ストロベリー味等が各種入ったセットで販売されています。

どちらもセットで300HKD(4200円)くらいして、結構なお値段ですが、なかなかの美味しさなので試してみる価値はあるでしょう。日本では販売されていないので、香港滞在の記念にもなります。

街を飾る幻想的なランタン

街を飾る幻想的なランタン

中秋節が近づいてくると、チムサーチョイの香港文化センター前や、コーズウェイベイのヴィクトリアパークにランタンの展示がされます。また街中でもランタンの飾り付けが見られるようになります。

上の写真は、ワンチャイの通りに飾られていたランタンです。

香港文化センター前

香港文化センター前

ヴィクトリアパーク

ヴィクトリアパーク

ウサギやお姫様の提灯など、月にまつわる幻想的なお話をモチーフにしたものが多いです。

舞火龍(ファイヤードラゴン)

舞火龍(ファイヤードラゴン)

香港で中秋節の行事として100年以上も続いてきた歴史を持つのが、大坑舞火龍(タイハンファイヤードラゴン)です。

由来は1880年に大坑村に大規模な伝染病が蔓延し、殺したヘビの復讐として竜王が怒っていると考えた村人が竜王を鎮めるために火龍を作り3日3晩踊り続けたところ伝染病が治まったという言い伝えが始まりのようです。

その後100年以上の間、人々は無病息災を願い、中秋節に火龍の踊りを続けてきました。

火龍は、大きな線香を龍の本体に突き刺して作られています。

火の粉を振り散らしながら踊る姿は圧巻で、勇壮な行事です。ランタンの幻想的な雰囲気とは対極にあります。ぜひ、どちらも楽しんでみてください。

火龍はMTR天后駅から歩いて10分程のところにある浣紗町周辺で見ることができます。当日は地元の人や観光客で大変混み合う人気の行事です。

中秋節のホテル

香港にはたくさんのホテルがあります。この時期はホテルが混雑することが予想されますので、早めにホテルを予約しておきましょう。

エクスペディアアゴダHotels.comなどでホテルを見つけることができます。宿泊してゆっくりと香港を堪能するものいいですね!

また、海外ではいろいろと調べ物が増えるもの。そんな時にグローバルWiFiがあると便利です。1日636円から利用できます(2017年10月現在)

まとめ

古くから中国で行われてきた中秋節の風習に、現代の香港の文化がミックスされた香港の中秋節のイベントはとても興味深いものになっています。伝統行事やランタンを見たり、月餅の食べ比べも楽しいです。

中秋節の時期は気候も真夏の暑さから少し落ち着いて、過ごしやすい日が多くなっている頃です。ぜひ、香港への旅行を検討されているならば、この時期も視野に入れてみてくださいね。

日本のお月見とは一味違う、香港の文化に触れることができると思います。

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Cheriko

Cherikoライター

投稿者プロフィール

香港、マレーシアで滞在。現在はマレーシア・ペナン島に滞在中。

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