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マレーシアの山の中で見る雲海はいかがですか?早朝登山のすすめ

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雲海

みなさんは雲海を見たことがありますか。

雲海とは山頂などの高度の高い位置から見下ろした時に、雲が海のように見える現象を表す言葉です。眼下に広がる雲の海の中に、山や丘が島のように見える事からこの名前がつきました。

一般的に雲海の発生条件は、湿度が高く十分な放射冷却があることです。マレーシアは熱帯気候ですので、まったく条件にはかなわないように思えますが、実はマレーシアでも雲海が見れるって知っていましたか。

今回はマレーシアでの雲海についてご紹介します。

雲海ってなに?

雲海

雲海は、読んで字の如く雲が海のように見える自然現象の事です。

当然の事ながら、雲海を見るためには雲よりも上に登らないといけません。高い山に登るか、または飛行機から見る事ができます。

日本では、春や秋など、暑すぎずまた寒すぎない気候の時に見る事ができます。有名なのは北海道トマムにある星野リゾートです。

ここにある雲海テラスへはゴンドラで行くことができます。苦労して山を登ったり、登山用の服や道具を持たなくても大丈夫です。

とても便利なので、山登りができない方や、登るのが面倒臭いと思っている方にも大評判です。雲海が現れる確率も比較的高いと言われています。

トマム以外にも雲海スポットはありますが、涼しい気候が必要なので、国内でも寒い地方が多いです。

どこで見れるの?

マレーシアは熱帯気候です。赤道に近く、年中暑さが厳しいです。もちろん冬はありません。雲海の発生条件にはまったく適していないように感じます。

しかし、実はそうではないんです。雲海を見る事ができる場所があるんです。しかも、かなりはっきりと。

それはパハン州のスンガイロンビン(Sungai Lembing)という場所です。マレーシアの首都クアラルンプールから車で東に4時間ほど行ったところにクアンタンという街があります。

クアンタン市街から車で45分程奥地に入ったところにスンガイロンビンはあります。実はスンガイロンビンは雲海が見れる場所として地元では大人気なのです。

スンガイロンビン

スンガイロンビンは奥地にあります。クアンタンの街から、クアンタン河に沿ってずっと山奥に進んで行くと到着します。

以前は錫鉱山として栄えた町ですが、現在は閉山しています。そこで掘り出した錫をふもとまで運び出していました。そのために、道はかなりしっかりと整備されています

クアンタンからスンガイロンビンまではパームオイルプランテーションの中を貫いた道が通っています。地元の人たちにとっては手頃な距離で、かつ景色もよいので、ちょうどよいドライブコースになっています。

現在は閉山している関係で、どちらかというと若者よりお年寄りの方が多い町です。街中には昔に建てられた建物が多くあり、とても趣のある街並みになっています。

そんな街の中心部にこじんまりとしたバスターミナルがあります。そこの道向かいにあるフードコートの裏に登山口があります。そこが雲海を見る事ができる山に登るための入口です。

スンガイロンビンで早朝登山!

雲海

スンガイロンビンは山奥にあるために、比較的涼しい場所です。そこからさらに山に登ります。しかも雲海を見る事ができるのは、朝日が昇る時間帯だけです。そのため嫌でも早朝から山登りをする必要があります

私はクアンタンに住んでいるため、朝4時30分に家を出発し、5時30分頃に登り口に到着しました。

さあ山登りの開始です。朝日が昇る前ですので、もちろんまだ真っ暗です。必ず懐中電灯がいります。数人の友人たちと共に登っていますので、共に足元を照らしながら進んで行きます。

最初は楽しく、おしゃべりをしながら登っていけます。でもだんだんと口数が減ってきます。真っ暗な中、わずかな光で登るのは、思ったよりも大変な作業です。手すりはあったりなかったりです。

途中で休憩しますが、真っ暗な中で休憩するのは、なかなか怖い経験です。と、言っても、登っているのは私達だけではなく、他にも人がいます。最近は観光地化されているそうなので、毎日多くの人が登っているそうです。

ついに山頂へ

雲海

実はこの山は意外と低いんです。ふもとから山頂まで1時間ほどで到着します。一緒に行った10代の若者は30分で着いたと豪語しています。それが本当かどうかはさておき、朝6時30分頃に無事山頂に到着しました。

マレーシアには四季がありません。乾季と雨季の違いはありますが、基本的に年中気候は同じです。日の出や日の入りも年中ほぼ同じ時間です。毎日朝7時頃に太陽が昇り、夕方7時頃に沈みます

朝6時30分に到着した私たちは、そこで少し休憩しながら、持ってきたお菓子やお茶で疲れた体を癒します。

山頂には私達の他に10人程います。知らない人たちですが、一緒に登ってきたために妙な親近感があり、一緒にお茶を飲む事にしました。なんだか素敵な時間です。

6時45分、だんだんと辺りが明るくなってきました。それまでは真っ暗な闇に包まれていた空が赤みを帯びてきます。期待が膨らんできました。

雲海!

雲海ついに日が昇りました。とても素敵な日の出でした。なんだか得した気分です。では、肝心の雲海はどうだったのでしょうか。

ばっちり見れました!すごく幻想的な雰囲気の中で、どこまでも続いている雲のじゅうたん。その下から島のように飛び出ている遠くの山々。空を飛ぶ鳥たちが、まるで島から島へ渡る船のように見えます。

最初は朝日を浴びて、オレンジとも赤とも表現できる色で雲が染められていました。その後、太陽が登るにつれて雲も白く変化していきました。とても神秘的でした。

誰が命名したかはわかりませんが、雲海とはよく言ったものです。すごくふさわしい名前です。

ちなみに今日はすごくきれいに見えた日だそうです。一緒にお茶を飲んだ人は、偶然にも地元のガイドさんでした。観光客と一緒にほぼ毎日登っているそうですが、今日はなかなかの良い雲海だと言っていました。たまたまとはいえ、良い日に来たようです。

イノキマウンテン

イノキマウンテン

遠くにちょっと不思議な形の山を見つけました。

雲海から山頂の部分が飛び出ています。ただのデコボコだと思っていたら、よくみると何かに似ている。なんだろう?そうだ、イノキだ!アントニオイノキだ!!イノキを横にした顔に似ている!

たまたま日本から友人が来ていたので、彼にも聞いてみました。イノキに似てるよね、と。彼曰く、「まったく似ていない。何のことだかさっぱりわからない」とのこと。人の感じ方ってそれぞれですね。残念無念。

悔しいので、一緒に行った地元の友人達に、日本ではこのように見える山の事を「イノキマウンテン」って言うんだと教えてきました。半分が信じ、あとの半分は相手にしてくれませんでした。

写真をたくさん撮ってから山を下りる事にしました。

下山

雲海

8時30分頃に下山を開始しました。結局2時間程山頂にいた事になります。帰りはすっかり太陽も昇りきり、視界はばっちりです。苦労して登ったのがウソのように、快適に下っていきます。

真っ暗な中ではわかりませんでしたが、道は意外と整備されていました。途中でふもとの街が見えます。昔は鉱山で栄えていましたが、いまではひっそりしています。

それでも近年では涼しい気候を利用して避暑地として売り出しています。まだまだ人は少ないですが、これから増えていくだろうなと思います。

服装や持ち物

今回は早朝の山登りでしたので、長袖長ズボンで行ったのは正解でした。

熱帯気候のマレーシアとはいえ、奥地のさらに山の上でしたので、比較的涼しく感じました。山頂に到着した時には汗をかいていたので、着替えがあった方が良いです。

山道は整備されているところもありますが、壊れているところも多々ありました。特に真っ暗な中登るので、杖のような物があった方が安全に登れます。

あと、思ってもみなかったことですが、温かい飲み物があった方が良いです。私は山登りだから冷たい水でいいだろうと思い、凍らせた水を持っていきましたが失敗でした。

結局、友人から温かいお茶を分けてもらうことになりました。頂で飲む、温かい飲み物は最高に美味いです。コーヒーを沸かして飲むのも雰囲気があって素敵です。

基本情報

  • 名称:スンガイロンビン(Sungai Lembing)
  • 住所:Sungai Lembing, 26200 Sugai Lembing, Pahang, Malaysia
  • アクセス:Kuantan市内からSungai Lembing行きバスに乗り約1時間。終点下車。
  • 営業時間:AM6:00~PM10:00くらいまで
  • 公式サイト:http://www.pahangtourism.org.my/

まとめ

私は日本で雲海を見たことがありましたので、雲海の素晴らしさは知っていました。しかしまさか暑い国マレーシアで見ることができるとは思ってもいませんでした。

スンガイロンビンまではクアンタンからバスも出ています。前日から現地入りして近くに宿を取っていれば、車が無くても問題ありません。朝かなり早く起きる必要があり、かつ1時間ほどの山登りが必要ですが、行ってみる価値は充分にあります

機会があれば是非行ってみて下さい。おすすめです。

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