スリランカのおすすめ国立公園「ヤーラ国立公園」でサファリ体験をしよう
- 公開日:
- 更新日:

スリランカにはサファリを体験できる数多くの自然公園があります。世界的にも珍しい動物に巡り会ったり、ゾウの群れにも遭遇できます。
今回はスリランカでサファリを楽しみたい人へ、前準備からおすすめスポットまで詳しく紹介していきます。
記事の目次
スリランカのサファリのベストシーズン(2月〜7月)
一般的なサファリのベストシーズンは2月から7月にかけてです。特に3月、4月の乾季の終わりには、公園内の水が少なくなり、動物たちが水場に集まってきます。運がよければ動物たちが水浴びしている様子を見ることができます。
スリランカで雨が多い9月から11月にかけては、公園自体閉まってしまいますので、事前にチェックしておきましょう。
サファリでの服装と準備
朝、晩は長袖がないと過ごせない程気温が下がります。昼間は気温が一気に上昇し半袖でも暑いと感じる程です。1日の中でも気温の上下が激しいので洋服での温度調整をしっかりするようにしましょう。
雨に降られても大丈夫なような、コンパクトなフード付ナイロンパーカーなどがおすすめです。ジャングルはトゲのある植物も多く、蚊も多いため長ズボンが安心です。また目立たない色の洋服を着ることで動物たちの警戒心を拭うとも言われています。参考にして下さい。
双眼鏡や食事はツアーのパッケージに含まれていることがほとんどなので用意しなくても大丈夫ですが、大きめの飲料水のボトルは持参しましょう。
スリランカ内のおすすめの国立公園(ヤーラ国立公園)
スリランカにはいくつもの広大な国立公園がありますが、特におすすめなのがヤーラ国立公園です。別名ルフヌ国立公園とも呼ばれ、スリランカ南東部の町ティッサマアーラマ近郊にある自然公園です。
アフリカにも負けないほどの大自然が広がっており、公園内には200頭以上ものゾウが暮らしています。ヤーラ国立公園は12万6786ヘクタールという広大な自然公園です。その広大な土地が5ブロックに分けられています。
通常観光客が訪れるのはブロック1に区分される地域です。世界でも非常に珍しいレパードが生息しており、その密集率は世界屈指です。レパードとは体長約2メートルほどのネコ科夜行性の肉食動物です。黄褐色の肌に黒い斑点があり、ヒョウに似ています。
レパードが歩き回るのは夜中とされていますので、早朝にツアーに出発すると遭遇率が高いと言われています。
サファリをするのにおすすめのツアー会社
国立公園に入るためにはジープと専門のガイドを旅行会社で手配してもらう必要があります。
おすすめのツアー会社は、スリランカ南東部の町ティッサマアーラマ近郊にオフィスを構えている「アジス・サファリ・ジープツアーズ」です。歴史も長く安心のサファリ専門会社であり、ガイドもすご腕の方が多いと評判のツアー会社です。
- 住所:414 DEBARAWEWA TISSAMAHARAMA
- 電話:0777905532
レパード・ツアーのポイント
一度人前に現れたレパードはすぐに森に帰ってしまいます。
そのためガイドが案内するポイントに一番にたどり着くことが重要です。一度森に帰ってしまったレパードが再び姿を現すことはめったにないので、誰よりも早く早朝に出発する必要があります。
サファリでのその他注意とマナー
- 動物にエサを与えない
動物を自然のままに保護するのがマナーです。どんなにかわいくてもエサを与えてはいけません。もちろん飲食した際はゴミの処理は各自でしましょう。
- 動物に遭遇したときのマナー
動物に遭遇しても騒いだり大声を出す事は禁じられています。騒ぐと驚いて逃げてしまったり、時には攻撃してくることもあります。
- 勝手に車を降りない
公園内で車から降りて良い場所は決められています。身勝手な行動には迷子になったり動物に襲われたりする危険が伴いますので、絶対にやめましょう。
- フラッシュを使った撮影はしない
動物が驚いて逃げてしまうためフラッシュ撮影は禁止されています。
- 車のドアを開けない
ガイドの指示があるまで車のドアは開けないようにしましょう。過去にドアから動物たちが入ってきてしまった事例があるそうです。
まとめ
ヤーラ国際公園はかつてはハンターのために開かれていましたが、現在は狩りが禁止されています。現在は、大自然とそれをとりまく動物たちのため、多くの観光客からの人気を集めるスポットとなりました。
自然が作り出す楽園で暮らす動物たちと、日本ではできない珍しい体験ができるサファリツアー!スリランカを訪れた際はぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
あわせて読みたい