ニューヨークのアートスタジオで働く一日のタイムスケジュール
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世界一めまぐるしく動く街、ニューヨーク。マンハッタンでは毎朝、スーツや仕事着を着込んだ人々がコーヒー片手に足早に通りを行き交っています。
東京に負けず劣らずの混み具合の満員電車。つかまらないタクシー。都会の朝は憂鬱なエネルギーが充満していますよね。
私が働くニューヨークのアートスタジオでは、名のあるアーティストの作品制作を手伝っています。都会の忙しさの中にあっても、割とゆるいペースで仕事が進んでいるアートスタジオ。その一日の詳しいタイムスケジュールをご紹介します。
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記事の目次
ニューヨークで働く一日:起床~午前の仕事
8:00AM 起床、自転車で会社へ
ニューヨークの通勤ラッシュは、東京のそれに近いものがあります。ぎゅうぎゅうです。その上、東京のように電車が時間通りに来ることはありえません。いきなり自分の乗るべきラインの地下鉄がシャットダウンするなんていうこともめずらしくなく、相当なストレスです。
そのため、地下鉄を使えば10分から15分で着く職場へ30分かけて自転車通勤しています。朝のストリートは走っている車も殺気立っているのでこちらもなかなかスリリングですが、地下鉄よりはいいと思っています。
シャワーを浴びて身支度をし、9時半には家を出ます。
10:00AM 会社到着、コーヒータイム
会社に着いてまずするのが、コーヒーを淹れることです。自転車通勤だと途中でコーヒーを買って持って行くことができないため、会社に置いてあるコーヒーメーカーを使います。
そして、同僚たちとしばし雑談タイムです。これは決して無駄な時間ではなく、チームワークを保つ上でとても大切な時間だと思っています。やはりある程度親しくなって仕事を一緒にすると、生産性も上がるような気がします。
この時間をみんなとても大切にしていて、たわいもないことから仕事にまつわることまでいろいろ話します。そして小一時間ほどすると、誰からともなく仕事を始めるのです。
11:00AM 制作に着手
ここからはひたすら作品の制作。みんなヘッドフォンをして、それぞれ音楽やラジオを聴きながら自分の世界に没頭します。
とはいえ、一緒に進めなければいけないプロジェクトもあり、その場合は雑談の続きをしながら制作することもあります。
ニューヨークで働く一日:昼食~午後の仕事
1:00PM ランチ
ランチタイムは約1時間半。外へ食べに行ったり、たまには家から持って来たお弁当を公園で食べたり。
ここ最近は「bento」といって、ニューヨークでも日本スタイルのランチボックスが流行っています。ヘルシー志向の女性たちに人気があるようですね。
2:30PM ミーティング、制作
ランチの後は、午後のコーヒーを淹れながら制作状況の報告などの小さなミーティング。その後はまたひたすら制作。終業時間が来るまでひたすらに筆を動かします。
午後のみんなの集中力は、残業したくないことも相まって相当なものです。
ニューヨークで働く一日:終業~帰宅・夕食
6:30PM 終業
定時ぴったりにドアから出られるように、みんな15分前くらいから片付けや帰り支度を始めます。そして本当に午後6時半ぴったりに終わります。
日本に比べると、やはり残業することは少ないと思います。アートスタジオなので、締め切りが近いのに終わらないとなると残業というか徹夜で制作をしたりすることもありますが、基本的には終業時間ぴったりに仕事を終えます。
7:00PM 帰宅、夕飯の用意など
同僚たちと飲みに行かない日は、そのまま帰って夕飯の支度をします。夕飯の支度はアメリカ人のパートナーと日替わり交代で行っています。
食材の調達にはここ最近、宅配サービスを利用しているので、スーパーでの買い物はあまりしません。
共働きの夫婦などが頼っているのが、この食材や日用品の宅配サービス。宅配の時間を指定できるのでかなり便利です。私とパートナーもこのサービスを愛用しています。
これがなければ、疲れている仕事後やせっかくの週末に買い出しに行かなければいけないので、相当大変だと思います。
ニューヨークで働く一日:夕食後~就寝
9:30PM くつろぎタイム
夕飯の後は、映画を見たりネットサーフィンをしたりと、くつろぐ時間です。朝にシャワーを浴びますが、夜はバスタブにお湯を張ってゆっくり浸かることも多いです。
でも、お風呂事情に関しては、本当に日本が恋しくなるときがあります。そのため、日本の温泉の素などを常備して、少しでも日本のお風呂に近づけようと涙ぐましい努力をしています。これは、海外在住者には「あるある」かもしれないですね。
1:30AM 就寝
なるべく早く寝ようとは思っているのですが、結局この時間になってしまいます。何をしているわけでもないのですが、くつろぎタイムが心地よすぎて、ついつい夜更かししてしまいます。
まとめ〜ニューヨークで責任ある自由を手に入れよう
私は若いときに渡米したので、日本での仕事の経験がありません。そのため、現実的に日本とアメリカの仕事スタイルを比べることはできないのですが、よく聞く「残業しないと視線が痛い」とか「有休を使えない」というのは、ニューヨークではまずないです。
私の職場は特殊なので、これが一般的なアメリカの会社のタイムスケジュールだとは言えません。ですが、仕事をちゃんと終わらせて結果を出せば、必要のない残業などはないというのはどこも同じだと思います。
私生活を仕事のために犠牲にするということはありません。責任ある自由を手に入れたい人は、アメリカで働くのも一案かもしれませんよ。
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