ベトナムで働いて遭遇したハプニング!人々の信じられない行動と途上国ならではの事情が引き起こすトラブルとは
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日本では仕事中に予想外のハプニングは起こりにくいものですが、ベトナムで働いていると「まさか!?」と思うような場面に出くわすことがあります。
日本に比べるとまだまだ発展途上の部分も多く、また国民性も日本とは違うので、予想もしないことが起こってびっくりします。
海外生活にはつきもののトラブルですが、ベトナムで働く私が経験したこの国ならではの驚くべき出来事をご紹介します。
お国柄というか、発展途上国ならではの面白いエピソードが詰まっていて、楽しく拝読しました。びっくりするようなことが日常的に起きている様子に驚きました。
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記事の目次
ベトナムのバイクタクシーでの通勤はトラブルだらけ
日本の通勤は電車がメインですが、ベトナムの通勤といえばバイクです。私はバイクタクシーで会社まで行きますが、実は一番トラブルが起こりやすいのが通勤中かもしれません。
毎朝、アプリを使ってバイクタクシーを呼びます。UberやGrabを使用しますが、使い方としては、
- アプリを起動して行きたい場所を指定
- 料金が表示されるので、問題なければ迎えに来てもらうポイントを指定する
- タクシーが到着するまで待つ
- タクシーが来たら乗り、目的地へ
というシンプルなものです。
時間通りに来ない
ピックアップポイントを指定して待っている間、「ドライバーがあと5分で到着します」というような情報が表示されます。しかし、だいたい40%の確率で倍以上の時間がかかります。
アプリ上ではドライバーの現在地が表示され、どこにいるのかがすぐわかるようになっていますが、地図をちゃんと見ていないのか全然違う方向に行くドライバーも……。
「待って!そっちじゃない!そこ曲がって!」と思っても、何も言えず待つしかありません。
5分で着くはずのドライバーを20分待って、最終的にドライバーがあきらめてしまいキャンセルされたこともありました。また予約し直して別のドライバーに来てもらいましたが、すでに遅刻ギリギリ……。
ベトナム語で電話がかかってくる
ドライバーはよく電話をかけてきます。一応待ち合わせ場所の住所を入力して待っているのですが、確認のためにかけてくる人が多いのです。そして、その電話はたいていベトナム語オンリーです。
最初は電話がかかってきても、ベトナム語でまくし立てられるだけで全然意味がわからず、「何!?」と言うしかありませんでした。
今はドライバーからの電話だとわかっているので、何を聞かれているかはわかりませんが「住所は○○です」と英語で返すようにしています。
事故を起こす寸前
タクシードライバーによっては運転が荒く、あわや大事故!ということもあります。
一度バイクタクシーで通勤中、十字路で直進しようとした時に、右から女性のバイクが曲がってきてぶつかりそうになったことがありました。
普通は急ブレーキをかけたり、なんとか避けたりしますが、なんとぶつかりそうになった時、私の乗っていたタクシーのおじさんがその女性のバイクを足で蹴ったのです。
幸い女性は転ぶこともなく事故は避けられましたが、そんな対処法!?とひやっとした瞬間でした。
タクシーなのに迷子
ただでさえ渋滞していて時間のかかる通勤ですが、ベトナムのドライバーはよく道を間違えるため、さらに時間がかかる時があります。
職場まで普通なら5分で着くのですが、ぼーっと後ろに乗っているうちに全く知らない街にいたこともありました。「ここどこ?」と聞くと、「すまん、間違えちゃった」と軌道修正。その日は通勤に30分かかりました。
ベトナムでの勤務中、スタッフのパソコンを覗くと……
日本では、勤務時間中やることがないなら仕事を探せ、誰かを手伝え、と言われますが、ベトナムはそこまで仕事熱心でない人が多いので時々驚くようなことがあります。
ある日スタッフのパソコンの画面を覗くと、自社とは全く関係ない会社の仕事をしていました。
え!?と思いましたが、副業がOKなためかフリーランス的働き方をしている人が多く、そのような人はちょっと仕事の手が空くと堂々と会社の仕事ではない仕事をやるようです。自社の仕事はしっかりやっているので怒ることもできず……。
ベトナムでは突然オフィスが真っ暗になる
街中至る所で工事が行われているベトナムですが、インフラ系は日本に比べると整っていない状況です。今日は外で工事しているな〜と思っていたら、その影響で前触れなく停電することも!
スカイプ会議をしている時に停電してしまうとWiFiもつながらなくなるためとても困ります。ただ、たいていはすぐに復旧するので、5分程度暗闇になるのには慣れてきました。
ベトナムのオフィスでトイレの洗面所が詰まる原因とは
私のオフィスは、私が働き始めた時からなぜかトイレの洗面所が詰まりがちで、いつもどうしてだろうと思っていました。
残業をしていたある夜、トイレに行くと、女子トイレ周辺が水浸しに。よく見ると、清掃スタッフが洗面台ごと外してパイプ掃除をしています。洗面台を外したのはいいのですが、水は流れっぱなしなので噴水状態……。日本ではありえません。
よくよく話を聞いてみると、お昼にデリバリーをしたり弁当を食べたりした際、このオフィスにはキッチンがないためみんな洗面所で食器を洗うとのこと。そのせいで、トイレのパイプが詰まって水が流れにくくなっていたのでした。
次の日から洗面所はしっかり流れるようになっており、清掃スタッフには心から感謝しました。
ベトナムではサッカーの試合がある日は仕事ができない!?
ベトナムで人気のスポーツといえばサッカーです。野球が好きという人にはあまり会ったことがなく、みんなサッカー大好き!という印象です。
2018年1月23日に行われたU23の試合の日には、みんな仕事を放り出してサッカー中継を見ながら騒ぎ出してしまい、困りました。その日の試合は接戦の末に勝ち、街はお祭り騒ぎ!
帰りのタクシーが捕まらず、学校の前の道はパレード状態で通れず、道を歩けばハイタッチを求められるという混沌っぷりでした。
日本だと渋谷が盛り上がる程度ですが、本当に街全体が盛り上がっており、ベトナムのサッカー人気を見せつけられた出来事でした。
決勝戦はさらに盛り上がる
その後に行われた決勝戦は土曜日の開催でしたが、やはりお店の人たちは仕事を放り出してテレビにかじりついていました。
この日の試合中、私はバイクタクシーに乗って出かけましたが、道をバイクで走っているだけでもベトナムがゴールを決めたのがわかるくらいの盛り上がりでした。家電量販店のテレビには人が集まり、広場には大きな液晶モニターが設置され、特別観戦場ができたそうです。
結局、決勝戦では負けてしまいましたが、それでもみんな2位になったことを喜び、夜中までバイクで走り回っていました。
次の週は、前週の熱狂ぶりは落ち着き、ようやくみんなしっかりと仕事をするように。国の活気、成長を感じられた出来事でしたが、仕事はしっかりしてほしい!
まとめ~トラブルに表れる東南アジアらしさ
こうしてまとめてみると、バイク通勤が当たり前という交通事情やインフラの整備不足などが原因の、東南アジアらしいトラブルが多いですね。
とはいえ、私はまだそこまで大きな厄介事に見舞われていないのでご紹介できず残念ですが、仕事中のトラブルとして男女関係を挙げる人がたまにいるので、もし実際にそんな出来事に遭ったらご紹介したいと思います。
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