イタリアでマイコーヒーを見つけよう!一度は試してみてほしいバールメニュー5選
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新聞を読みながら、焼きたてのクロワッサンとカプチーノで朝食をとる。場所は近所の行き慣れたバール。仕事や学校へ向かう人たちの日常がここから始まります。
イタリアでバリスタとして働いて驚かされた事があります。それは、イタリア人は自分のお気に入りの一杯を必ず持っているということです。そのこだわりは、カフェの量であったり、使用する容器に至るまで様々です。
彼らを真似しようとは言いません。しかし、せっかくイタリアに来られるのであれば、それが旅行であれ留学であれ、イタリア生活で必ず立ち寄る場所、バールにおいて、自分にあったマイコーヒーを見つけるのも面白いのではないでしょうか?
今回は、一度は試してみてほしいバールメニュー5選をお送りします。
豆乳カプチーノ
日本でも最近よく飲まれている豆乳。この豆乳を使用したカプチーノです。甘さ控えめのカプチーノという感じで、牛乳が飲めない方やいつものカプチーノに少し飽きた方は、こちらをお試しになってはいかがでしょうか?
- イタリア語表記 Cappuccino di soia (カップチーノ・ディ・ソイア)
- 価格 1.40 ~ 1.50€ (1€=135円 2018年2月4日現在)
※価格はイタリアのバールの平均的な値段です。
ライスミルクカプチーノ
乳製品や大豆アレルギーをお持ちの方にはこちらのカプチーノはいかがでしょうか。写真のライスミルクはアーモンド味ですが、バニラ味などもあって非常に飲みやすくなっています。
料金は牛乳や豆乳に比べ少し割高ではありますが、豆乳よりも甘くなっているので、牛乳が苦手で豆乳には抵抗がある方には特におすすめです。
- イタリア語表記 Cappuccino di riso (カップチーノ・ディ・リーゾ)
- 価格 1.80€ (1€=135円 2018年2月4日現在)
※価格はイタリアのバールの平均的な値段です。
大麦コーヒー
麦で作られたカフェです。イタリアのバールでは、コーヒーマシーンの横に備え付けてある抽出機で作られます。粉状になった大麦を温水でかき混ぜるシステムです。
どこか麦茶を思わせるこの大麦コーヒーはカフェインレスのため、妊娠中の女性や、就寝前に何か飲みたいという方には最適です。ライスミルクと組み合わせれば、ちょうど良い甘さが漂うはずです。
スーパーでも売られているので、もし気に入った方は購入し、自宅で飲まれてもいいのではないでしょうか。
- イタリア語表記 Caffè d’orzo (カッフェ・ ドルツォ)
- 価格 ピッコロ(小さいカップ) 1.00 ~ 1.10€ /グランデ(大きいカップ) 1.10 ~ 1.40€ (1€=135円 2018年2月4日現在)
※価格はイタリアのバールの平均的な値段です。
高麗人参のエスプレッソ
こちらも抽出機で作られます。高麗人参のエスプレッソは砂糖入りのため、まずはそのままお召し上がりください。高麗人参の香りはそれほど強くありませんが、効果は抜群です。長距離ドライブ、長時間の勉強前におすすめです。
- イタリア語表記 Caffè Ginseng (カッフェ・ジンセン)
- 価格 ピッコロ(小さいカップ) 1.00 ~ 1.20€ / グランデ(大きいカップ)1.30 ~ 1.50€ (1€=135円 2018年2月4日現在)
※価格はイタリアのバールの平均的な値段です。
カフェインレスコーヒー
「コーヒーを飲みに行くのに、カフェインレスを飲むの?」と思われるかもしれません。しかし、イタリアでは頻繁に注文されます。
味は普通のエスプレッソと変わりません。すでに何杯かカフェを飲んで、もうカフェインはいらないという人が、カフェの香りを楽しむために注文したりします。
ディナーの後の余韻に浸りたい、でもこの後すぐ就寝されるという方は、このカフェインレスをおすすめします。
- イタリア語表記 Caffè decaffeinato (カッフェ・デッカフェイナート)
- 価格 1.00 ~ 1.10€ (1€=135円 2018年2月4日現在)
※価格はイタリアのバールの平均的な値段です。
注文方法
注文する際は、飲み物の後に”Per favore(ペル・ファヴォーレ)”を付けましょう。「〜をください」というソフトな物言いになります。
小さいカップで飲みたい時は”in tazza piccola”(イン・タッツァ・ピッコラ)、大きなカップで注文するときは”in tazza grande”(イン・タッツァ・グランデ)と付け加えれば分かってもらえます。
まとめ
上記のメニュー以外にも様々な飲み物がバールにはあります。色々試してみて、自分のお気に入りが見つかったら、しばらく続けて注文してみてください。ある時、バリスタがあなたにこう聞くはずです。「いつものですか?」と。
あなたは何も答える必要はありません。ただウィンクをお返しすればいいのです。そのやりとりこそが、あなたにとってイタリア生活の”日常”になるはずです。
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