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ドイツで働く人へ!銀行口座維持費ゼロのシュパルダ・バンクに乗り換える方法

  • 公開日:
ドイツ

私はドイツに移り住んだ当初、「一番有名だから」という単純な理由でドイチェ・バンク(Deutsche Bank)で銀行口座を作りました。

ですがそれから数年経ち、周りの人たちに話を聞いたところ、ドイツにも月々の口座維持費がかからない口座があることを知りました。

そうなると少額とはいえ、毎月口座維持費を払い続けるのはもったいないような気がしてきます。

そこでドイツで評判のいいシュパルダ・バンク(Sparda Bank)に乗り換える決意をし、今回ようやく重い腰を上げて手続きをしてきたので、その流れをこの記事でリポートしたいと思います。

シュパルダ・バンクの評判 

ドイツの職場の同僚たちに、おすすめの銀行についてリサーチをかけてみたところ、複数名からシュパルダ・バンクの名前が挙がりました。口座維持費が無料だという点が最大の魅力で、その他のサービスにもみんな一様に満足している様子でした。

その後ネットで、ドイツ国内にある口座維持費無料の銀行を検索してみました。

おすすめ度によってランキング形式になっているサイトもいくつか見ましたが、上位にランクインしているのは聞いたこともない銀行だったり、店舗の存在しないオンライン銀行だったりします。

大事なお金を預けるのですから、やはり何かあった時のために、直接話を聞きに行ける方が安心です。

自宅近くに店舗が存在し、銀行マンが毎日働いている普通の銀行で、知名度も高いという理由から、ネット上のランキングで上位ではないものの、やはりシュパルダ・バンクに決めました。

アポイントメントの取り方

シュパルダ・バンクのホームページからアポイントメントを取ることができます。ホームページのリンクは、居住している地域によって異なります。

私が住んでいるのはドイツのラインラント・プファルツ州なので、シュパルダ・バンク南西支部(Sparda-Bank Süd-West)の管轄になります。

※シュパルダバンク南西支部のホームページ:https://www.sparda-sw.de/

アポイントメント予約(Termin vereinbarung)のページに入り、まずは何のテーマで話を聞きたいのかを選択します。

シュパルダ・バンク

今回の私の場合は「口座開設について」なので「Kontoeröffnung」を選択します。その次にどの支店でアポイントメントを取るのか選択します。リストの中から町の名前を探すか、支店検索をかけて地図上で探します。

希望日をカレンダーから選ぶと、予約可能な時間帯が表示されるのでそこをクリックしたら予約完了です。

シュパルダ・バンク

銀行で説明を受ける

アポイントメントは希望の日時にすんなり取れたので、さっそく諸々の説明を詳しく聞くためにシュパルダ・バンクへ足を運びました。以下に、私が聞きたかった点と良いなと思った点を振り返ってみます。

口座維持費が無料、その他手数料も無し

ドイツの銀行は日本とは違い、たいていの場合口座維持費がかかります。今まで私はドイチェ・バンクの口座維持費として、毎月約5ユーロ支払っていました。来月からは毎月約6ユーロに引き上げられるという通知も届きました。

ひと月ごとの額は大したことがないので、今まで面倒な手続きを避けたいがためにそのまま放置していましたが、年間60ユーロほどの口座維持費も10年続ければ600ユーロになります。

払わなくてよいならそれに越したことはありませんよね。600ユーロあれば思い切りショッピングを楽しむことだってできます。

初期費用の52ユーロは支払いではなく預け入れ

シュパルダ・バンクをすでに利用している同僚から聞いた話だと、初期費用として100ユーロ必要とのことでしたが、2018年4月現在は52ユーロと、約半額まで下がっていました。

そしてこのお金、手数料ではなくデポジット、つまり預け入れだということです。口座を解約する際には全額返金されます。つまり初期費用は事実上ゼロということになります。

無料で利用できるATMの数や位置

今までドイツ最大手のドイチェ・バンクを利用していた私にとっては、規模の劣る銀行に乗り換える際に不安なのはATMや支店の数でした。

コンビニなどで気軽に現金を無料で引き出せる日本とは違い、ドイツでは自分の銀行のATM以外で引き出しをすると高額の手数料が取られます。引き出しの手数料として4ユーロ弱かかるという表示をドイツのATMで初めてみた時にはびっくりしました。

口座維持費を節約するために銀行を乗り換えるのに、頻繁に高額のATM手数料を払うことになっては意味がありません。

ですが心配は無用でした。シュパルダ・バンクのATM自体の数は多くはありませんが、多数の他銀行とグループ提携をしているため、町中のさまざまな銀行のATMが無料で使用できます

その数はかなりのもので、ドイチェ・バンク利用時よりもずっと便利になりました。

無料で利用できるATMの場所も、シュパルダ・バンクのホームページもしくはスマホ・アプリ上の地図で確認できます。

無料で受けられる口座変更サービス

毎月自動で引き落とされるように設定してある数多くの支払いを、古い銀行口座から新しい銀行口座へ登録しなおす必要があります。多くの人が一番面倒に感じているのがこの作業です。

ですが、シュパルダ・バンクでは「口座変更サービス(Kontowechselservice)」というものを提供しています。

オンラインで古い口座からの自動引き落とし契約各種を割り出し、リストアップして、それらの振込先に銀行口座変更のお知らせを送信することができます。

予想外だった嬉しい特典

シュパルダ・バンクでの口座開設に当たって、説明を聞きに行った日にそのまま窓口で全ての手続きをしてもらうことも可能なのですが、銀行員のお姉さんに勧められたのはオンラインでの口座開設でした。

オンラインで必要事項などを入力して自分で書類を完成させれば、その特典として75ユーロプレゼントしてもらえるという、なんとも信じがたいキャンペーンを張っているとのことでした。

そんなに難しい作業でもなさそうだったので、やり方の説明を簡単に受け、自宅に帰ってから早速オンラインで手続きをしました。

オンラインで手続き開始

1.シュパルダ・バンクのホームページにアクセスします。

2.「Online-Kontoeröffnung(口座開設)」を選択します。

3.次に表示される3つすべてのボックスをチェックし「Weiter(続ける)」をクリックします。

問われているのは「成人である」「個人での口座開設である」「シュパルダ・バンクの会員になる」の3つです。

ウェブサイト

4.個人情報を入力するページが表示されます。氏名、生年月日、職業などに加えて、52ユーロのデポジットの引き落としもとになる口座、つまり今まで使っていた古い銀行の口座番号なども必要となります。

5.全ての項目を入力すると、銀行提出用の書類が出来上がります。PDFファイルにして自分用にも保存しておきましょう。

出来上がった書類は、自分でプリントアウトして銀行の窓口へ持って行けばよいのですが、プリンターを持っていない人などのためにプリントアウト・サービスもしてくれます。

3日ほどでプリントアウトされた書類が郵便で届くので、それにサインして窓口に持って行くことができます。

私はプリンターのインクが切れていたため、プリントアウト・サービスを利用しました。書類はスムーズに手元に届きました。

銀行の窓口に書類を提出に行く際、パスポートなどの顔写真入りの身分証明書を2種類持参しましょう。

顔確認の後、身分証のコピーを銀行員の方に取ってもらい、持参した書類を提出し、入力漏れなどがないかチェックしてもらい、受け渡しが完了すれば、口座開設に関する手続きは無事終了です。

古い口座を解約するには

ドイツ

各種引き落としの口座変更が無事終了したことを確認した後、古い口座を閉めます。

もちろん義務ではありませんので、継続して口座を残しておきたい場合には放置しておいても問題はありません。ただしその場合、当然ですが口座維持費も継続して支払うことになります。

口座閉鎖のためにもとの銀行に出向く必要はなく、口座変更サービスの一環としてシュパルダ・バンクが手続きしてくれると聞いていたので、てっきりこれもオンラインでできるのかと思っていましたが違いました。

シュパルダ・バンクに再度出向き、古い口座の閉鎖を依頼して、手続きしなければなりません。

古い口座を無事閉鎖してもらったら、これで一連の手続きが完了になります。

まとめ

オンライン手続きでかなり簡略化が図られてはいるものの、やはりまだまだ気軽にできる手続きではないなというのが、正直な感想です。

それをわかっているからこそ、シュパルダ・バンク側も「オンライン手続きをした人には75ユーロをプレゼント!」と大胆なキャンペーンをホームページで大きく謳っているのでしょうね。

面倒くささから何年もぐずぐずと後回しにしてきた手続きでしたが、これで今後何十年も口座維持費を節約できると思えば頑張る価値はあります。手続きに取り掛かる方は、全て終えるまで1か月ほどはかかることを想定しておくことをおすすめします。

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Azuceninaライター

投稿者プロフィール

オペラ歌手・メッゾソプラノ 2013年よりドイツ・トリーア市在住 イタリア、フランス、ドイツを中心に活動中

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