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これいくら?フィリピンで激安のものとは?

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フィリピン

一般的にフィリピンの物価は日本よりもかなり安いと言われています。

しかし、実は蓋を開けるとそうでもなかったりします。屋台で食事すれば日本円で100円前後だとかいう記事をよく目にしますが、注意しておきたいと思います。十中八九、お腹の調子をくずしますのでからやめましょう。

日本人がちゃんとした食事を摂ろうとすると、それは決して安くないどころか、日本の倍ほどを覚悟しなければならないこともあります。

しかし、安いものも本当にあります。なぜそんなに安いのか、時として理解に苦しみます。

今回ご紹介するものは比較的イレギュラーなものばかりなのですが、フィリピンで暮らす上で避けては通れない、必ずお目にかかるものです。

※本記事では為替レートを2018年の1ペソ=2円で表記しています。

フィリピンの安いカラクリ

コイン

フィリピンで「格」がつくほど安いもの、それにはきちんとした理由があります。

超格差社会と言われるフィリピン。実態は一握りの富裕層とそれ以外の貧困層に分けられ、日本で大多数を占めるような中流階級がほぼいません。

国民総資産の95%を人口の5%の人たちが所有していると聞いています。そんなフィリピンで、国民が生きていくのに必要な事が日本と同じレベルだったらどうなるのでしょうか?

貧困層は最低限の生活すら送れないという事になってしまいます。なので、人々が生活する上で必要になるものの値段は、貧困層が負担できる金額になっています

当然我々日本人からすると「格安」に思えてしまうのです。

フィリピンで証明書を作るとき

フィルム

必要なものは何でしょうか? そうです、写真です。日本では無人撮影機でも数100円〜1,000円以上してしまう証明写真撮影ですが、フィリピンでは30円もあればできてしまいます。

撮影可能なフォトブースは、モールやショッピングセンターに行けば必ずありますが、我々のような外国人が行くと最初は”表”の価格を言われます

「最低4枚からで300円ね」それでも日本に比べると安いのですが、彼らはぼったくる気満々で対応してきます。そこで怯まず、「1枚でいい、値段が高い!」と難癖をつけると、最終的には30円〜50円程度で落ち着きます。

証明書の写真が1枚でOKな場合はまれなのですが、実はこれ、作戦で、1枚の値段がしっかりしたところで「それじゃあ2枚お願い」そう言うと当然、2倍の料金になります。

中には「複数枚セットだから更に割安になるはずだ」と粘るたくましいフィリピン人も多くいます。

いくら安いからと言っても、ちゃんとデジタルカメラで撮影した公的証明書に使える写真ですので、そこはご安心ください

契約時には必ず必要になります

サイン

フィリピンは良くも悪くも契約社会です。住宅賃貸、自動車売買、雇用。あらゆる契約に「公証」契約書が必要になります。我々日本人も、フィリピンで暮らそうとすると必ずこういった契約の局面に出会います。

もちろん、この「公証」は日本にも存在しており、一般の人に馴染みが薄いのはそれを行政書士などが代行で行っているからでしょう。

しかし日本で一度この公証を行おうとすると、それに要する費用は数万円は軽く取られてしまうのが実態。手順も複雑で、一般人には難しいため、行政書士の登場となり、更に手数料まで搾取されてしまうのが関の山です。

しかし、フィリピンでは本当に驚いてしまいます。通りを歩いていると公証屋にぶつかる。それくらい公証を行ってくれる場所で溢れています。そしてその料金たるや、正価など存在しません。

私が自動車を購入した際には、ドライバーに契約書・登録書などの公証化をお願いし、500円で処理をしてきてくれました。

ドライバー曰く、この「公証」にかかった500円は、半分は業者の取り分、もう半分は役人の取り分だそうです。

そうです、賄賂です。

こんな不正は許せない!などと正規の手順で公証を行うと、明けても暮れても処理が進まないのがフィリピンです。必要悪以外の何ものでもありませんが、郷に入りては郷に従えです。

フィリピンでは月に数回行けます

ヘアカット

私がフィリピンへ渡った当初、どうしようか1番困った事、それが散髪でした。

たいした髪型でもないくせに、日本では言いたい放題注文を出し散髪していた私は、拙い英語で細かいニュアンスが伝わらなかったらどうしよう?

そんな思いで二の足を踏んでいました。 世界で一番似合わないロン毛スタイルになりかけた頃、もう止むに止まれず街の散髪店に駆け込みました。

そこで値段を聞いてびっくりです。カット100円。

手際もよく、後付けになりますが、さすが手先が器用と言われるフィリピン人だけのことはあります。

行きつけになってしばらく経ったころ、担当の理容士に聞いてみました。「100円て、安くない?」すると衝撃的な言葉が返ってきました。

「我々は免許がないんだよ、だから安いんだ」 もちろんフィリピンにも理容、美容士の資格、免許はあります。しかし営業するのにそれが必須ではないと言うではありませんか。

既に数回の実績があったので、フィリピン滞在中に別の散髪店に変える事はありませんでした。私の経験は最安値の部類だと思いますが、きちんと資格がある店でも500円程度で散髪ができてしまう、それがフィリピンです。

簡単に開いてしまいます

鍵

あるとき、帰宅するとカバンに入れておいたはずの自宅の鍵が見当たりません。そのときは家に家内がいたので大事には至りませんでしたが、この先何があるかわかりません。

すぐにスペアを作る事にしました。

大きなモールやショッピングセンターには、スターバックス、マクドナルド、そしてフィリピンのファーストフードの雄、ジョリビーと同じくらい、鍵屋があります。

そこへ行こうとすると、知り合いのフィリピン人から「あそこは高いからダメ」と、歩いて裏路地に連れて行かれました。

裏と言っても明るく、人通りも多い安全な場所です。 連れのフィリピン人が、自転車の横で寝ていたおじさんに何やら話をしています。

するとおじさん、自転車の荷台から唐突に工具をバッと広げ、私に「鍵を貸せ」の素振り。ルーペで鍵を眺めるとそこからは早業でした。ものの10分で「できた!」と。先に代金を聞いておくべきだった…

そんな私の不安をよそに、おじさんは両手を広げています。

1,000?と思ったその時、フィリピン人の連れが40円相当の小銭を渡し、おじさんはありがたそうにお辞儀をしていました。

後で聞くと、鍵の複製に20円、チップが20円で40円。フィリピンでは10ペソ硬貨2枚での取引でした。そうして出来上がった鍵は、オリジナルよりもずっと開けやすい、イカした鍵になっていました。

まとめ

私のパターンは、本当にフィリピンの庶民レベルを体験できたものだと思います。しかしフィリピンで暮らしていくなら、同じ目線でものを見てみたいという好奇心を十分に満たしてくれるものでした。

それが高じて、屋台で食事しましたが…5回行って5回とも大当たりしてしまいました。「安かろう、悪かろう」は存在しますが、それだけではないのがフィリピンです。

うまく使い分けて、日本では味わえない現地生活を心から楽しみたいですよね。

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