おとぎ話の世界!チェコの首都プラハを訪れたら行くべきおすすめ観光地とは
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チェコ共和国の首都であるプラハは西ヨーロッパで一番観光客が多い街です。特にヨーロッパの休暇シーズンである夏や冬には多くの観光客がプラハを訪れます。
ヨーロッパ内外の観光客のお目当ては、プラハの一番の魅力である美しい街並みです。中世時代の建物を多く残すこの街はまるでおとぎ話に出てくるような景色で、どこを歩いていても飽きることはありません。
そんな美しいプラハの街の見どころを余すことなく観光できるよう、観光のコツを含めておすすめスポットを紹介させていただきます。
記事の目次
一番のみどころ!街のシンボルであり世界遺産でもあるプラハ城
プラハの一番の見どころは何といってもプラハ城です。プラハ城は丘の上に立つ街のシンボルとして人々に愛されています。
その存在感はとても強く、少し遠目に見てもプラハ城の存在を充分に感じることができます。離れたところから見てもとても美しいので、まずは遠くから見て楽しみましょう。
プラハの街の真ん中にはヴルタヴァ川という大きな川が流れています。日本では「モルダウ川」という名称で知られていますね。
ヴルタヴァ川沿いの開けたエリアに来ると、美しいプラハ城を遠めに眺めることができます。
街の中心部に近いヴルタヴァ川にはカレル橋・マーネスーフ橋・チェフーフ橋という橋が架かっています。それらの橋とお城が組み合わさり、絵に描いたような景色を楽しむことができるのです。
橋を渡るとプラハ城との距離が縮まりお城の見方が変わります。お城を下からから見上げるようにして眺めることができます。プラハ城の存在感をさらに強く肌で感じることができるでしょう。
橋を渡ったプラハ城のお足元と言えるエリアには古い建物が特に多く残っています。ヨーロピアンな街並みが続きますので、ぜひ歩いてその街並みを楽しんでください!
プラハ城に行ってみる
もちろんプラハ城のふもとまで行くことができますし、お城の一部に入ることもできます。せっかくですからお城の内部まで足を運んでみましょう。ヨーロッパのお城はまるでテーマパークにあるような美しい形をしています。
こういったお城は日本にはない建築物です。木造の日本のお城と違い、石やコンクリートでできており、石を彫刻して作られた装飾が見事です。建造物がお好きな方は、このように日本の建築物との違いの発見も楽しんでください。
城壁に囲まれた敷地の中には、観光客が入ることができるカフェもありました。プラハ城の歴史を感じながら飲むコーヒーはたまらないおいしさです。
城内のカフェの基本情報
- 名前:Lobkowicz Palace Cafe
- 場所:Castle, Jiřská 2/3,119 00 Praha 1-Hradčany
- 営業時間:10:00~18:00
城壁に沿って歩いていくと開けた場所に出ます。そこで一望できるプラハの街をぜひご堪能ください!統一された屋根の色とカレル川や自然の木々が素敵な景色を作っています。
きっと中世の人たちも、このようにここからの景色を楽しんだのではないでしょうか?変わらないものの美しさを感じることができます。
1つ注意していただきたいことがあります。プラハ城は丘の上に立っていますので、歩いていくのは大変です。バスや電車が高頻度でプラハ城の入り口まで出ていますから、利用することをおすすめします。
お城の基本情報
- 名称: Prague Castle
- 住所:119 08 Prague 1, Czechia
- アクセス:路面電車21番・22番・41番Pražský hrad駅から徒歩5分
またまた世界遺産!石畳が美しいカレル橋
プラハの街を流れるヴルタヴァ川には橋が何本か架かっています。その橋の1つであるカレル橋は世界遺産でありプラハの有名な観光名所です。
カレル橋はプラハ最古の橋であり、橋の左右には30体もの石像が並んでいます。石でできたその橋はとても重厚な造りをしていて、歩くと歴史の重みを感じることができます。石畳や装飾の美しい橋ですから、目で見て楽しむこともできます。
カレル橋は何百年のも間ヴルタヴァ川に架かり、多くの人々が渡ってきた歴史のある橋です。川を抜ける心地よい風に吹かれながらそういった歴史を感じ、そして橋の造りや装飾を見て楽しみましょう。
ロマンチックな夜景も素敵なカレル橋
昼間のカレル橋も美しいですが、カレル橋は夜のお散歩コースにもおすすめです。夜になると橋がライトアップされ幻想的で、昼に渡った時とまた雰囲気が変わります。
昼と夜でこういった変化があるため、1日で2度楽しむことができる観光スポットです。
基本情報
- 名称: Charles Bridge
- 住所: Karlův most, 110 00 Praha 1, Czechia
- アクセス:地下鉄A線Staroměstská駅から徒歩5分
ヴルタヴァ川をクルージング!プラハ城を眺めながら楽しもう
ヴルタヴァ川をクルージングすることができます。クルーズ船にはいくつかコースがあり、50分程度のクルーズのみのコース(ドリンクは別料金で頼めます。)やランチやディナーの食事付きのコースがあります。
私は昼過ぎにクルーズのみのコースでヴルタヴァ川をクルージングしてきました。料金は大人1人当たり13ユーロです。
船はゆっくりと走りますから写真も撮りやすく、じっくりと景色を楽しめました。橋の下を通るので、なかなか見ることのできない橋の内側を見ることができます。
川から見るプラハ城や街の景色はまた違う感覚で楽しむことができますし、川の水の音や風を感じながら少しリッチな気分で観光できます。
ドリンクはアルコール類とソフトドリンクが用意されており、ほとんどの方が追加注文をして1杯飲みながらクルージングを楽しんでいました。
ちなみにクルーズ料金は乗車の前にチケット売り場で支払いますが、ドリンク代は船の上での支払いになります。
クルーズチケットの販売場所
チェフ橋のふもと、インターコンチネンタルホテルの向いにあります。掘っ立て小屋のような建物に、クルーズ船の絵の描いてある大きな看板が立てかけてありますので見つけやすいです。
販売員の方はフランクなおじさまで、簡単な英語でも通じる方でしたのでスムーズにチケットを購入することができました。
基本情報
- 名称:PRAGUE BOATS
- 住所: Dvořákovo nábř., 110 00 Staré Město, Czechia
- アクセス:路面電車17番 Právnická fakulta駅から徒歩5分
- 公式サイト:https://www.prague-boats.cz/
プラハの夜景はここで見よう!隠れた名所ペトシーン公園
観光本にもペトシーン公園はよく登場しますが、昼間のお散歩コースとして紹介されていることが多いです。しかし丘の上にあるペトシーン公園はとても眺めがよく、プラハの美しい街を一望できる展望スポットでもあります。
丘の上にはプラハのエッフェル塔との異名を持つペトシーンタワーがあり、そこから眺める街の夜景はダイヤモンドを散りばめたような美しさです。
ヴルタヴァ川に架かる橋もライトアップされていますし、街を照らす統一されたオレンジ色のライトが幻想的な雰囲気をかもし出しています。
夜のプラハは美しく、そのロマンチックな雰囲気の街を散歩している観光客はたくさんいます。そのせいか夜の展望台は空いていて、静かで落ち着いていました。
人混みや騒音もありませんから、じっくりゆっくり夜景を楽しみたい方におすすめのスポットです。
ペトシーンタワーに辿り着くまで
まずは路面電車に乗って最寄り駅のÚjezd駅まで行きます。そこからロープウェイに乗り換えて丘の上まで行きます。チケットは普通の電車のチケットと同じです。
ロープウェイの終着点のPetřín駅で降りると丘の上の広場に辿り着きます。そこにライトアップされたペトジーン展望台があります。とても目立ち存在感がありますので、すぐにわかるでしょう。
基本情報
- 名称:Petřínská rozhledna
- 住所:Petřínské sady 633, 118 00 Praha
- アクセス:路面電車7・12・20・22・23・41・97 Újezd駅でロープウェイに乗り換えPetřín駅下車
- 公式サイト:http://www.muzeumprahy.cz/
まるで絵本に出てくるお店みたい!レトロな旧市街を散策しよう
旧市街広場を中心に中世時代の雰囲気がそのまま残る街が広がります。石畳が美しい道を歩けば、まるで中世にタイムスリップしたかのような雰囲気を味わうことができます。
中世の美しさをそのまま残した建物を利用して、様々なお店が軒を連ねています。地元の特産品を扱うお店やオーガニックコスメ・小物を販売するお店など、おみやげの買い物ができるエリアでもあります。
景色や雰囲気を楽しみながらショッピングできるエリアですので、ぜひ時間を多めに設けて散策してみてください!
旧市街広場には多くのカフェがありますので、そちらでランチや休憩をするのもおすすめです。旧市街広場は多くの人で賑わっていますが、とても広い広場なので窮屈に感じることはないでしょう。
旧市街広場には馬車(有料です)が走っていたり、教会や旧市庁舎の古い大きな建物が並んでいて、厳かで特別な雰囲気があります。これぞヨーロッパ!というような景色が続きますので、買い物だけでなく景色もお楽しみください!
旧市街広場の基本情報
- 名称:Staroměstské náměstí
- 住所:Staroměstské nám., 110 00 Staré Město
- アクセス:地下鉄A線Staroměstská駅から徒歩5分
プラハは肉料理の街!がっつりお肉を食べよう
チェコは隣の国であるドイツの影響を受けて、肉料理をメインとして食事をする国です。牛肉・豚肉・鶏肉はもちろん、いのししや鹿の肉をステーキやグリルで食べることができます。
私は鹿肉のステーキに挑戦しましたが、獣臭さも無く肉らしい弾力のある食感でおいしかったです。
どの肉料理も豪快に調理されているものが多く、大きな肉の塊がドン!とプレートに乗って出てきますから、そのボリュームの多さに驚くこと間違いなしです!
こういったボリュームのある肉の塊を食べる機会は普段なかなか無いですから、ここぞとばかりに肉を食べました。
肉料理のほとんどが煮込み料理かグリル料理、またはステーキです。レストランは観光客に慣れている場所が多く、私が入ったお店全てに英語のメニューが置いてありました。
スタッフの方も簡単な英語でも十分理解してくれましたから、珍しいメニューにもぜひ挑戦してみてください。
個人的におすすめの肉料理はローストダック(チェコ語でムラダー・カフナ・ペチェナーと言います。)と豚すね肉の丸焼き(チェコ語でペチェナー・コレノと言います)の2つです。
どちらも骨付きの大きな肉の塊で、見ごたえも食べ応えもあります。ナイフを入れると肉汁がじゅわっと出てきて、口に入れればお肉のジューシーな味わいとハーブの香りが広がりとてもおいしいです。
まとめ
ヨーロッパを旅行しようと思ったときに、チェコに行こうと一番に思いつく人は少数だと思います。しかしチェコは小さな国でありながら多くの世界遺産を見ることができるプラハをはじめ、世界的にはかなり有名な観光地なのです。
私も何か国かヨーロッパの国々を旅行してきましたが、ヨーロピアンな雰囲気をを一番感じた街はプラハであり、ヨーロッパらしい景色を一番楽しめたのもプラハでした。
中世時代の雰囲気が残されたプラハは華やかな観光都市とは違う趣があり、どこで写真を撮っても絵になる風景です。
おとぎ話や絵本に出てきそうな素敵な街並みをぜひ多くの人に見ていただき、感動していただけたら嬉しいです。
ヨーロッパらしい街を観光したいとお考えの方は、旅行先の候補として、ぜひプラハをご検討ください!その景色と雰囲気に魅了されること間違いなしです!
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