挑戦するならニューヨークがおすすめ!ニューヨークに行くべき5つの理由
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私がニューヨークに住み始めて3年目になります。ニューヨークに来る前は、オーストラリアとカナダにワーキングホリデー滞在した経験があります。
ニューヨークと聞くとどうしてもハードルが高く感じてしまうことも多く、初めて海外に出る人には敬遠されてしまう街かもしれません。
でも、ニューヨークは海外に挑戦したいと考えている人には本当にぴったりの場所なんです。
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記事の目次
ニューヨーク……もっと早くに来ればよかった!
留学やワーキングホリデーで滞在するとなると、やはり代表的なのがオーストラリアやカナダです。これらの国では日本人が多く生活しているので、初めて海外に出る人にとっては安心して生活を送れるのかもしれません。
実際に、私がカナダにワーキングホリデービザで滞在していたときには、日本語で一日、生活できてしまうくらいでした。
ニューヨーク暮らしは刺激的だった
その後、ニューヨークで生活してみてまず感じたことは、もっと早くここに来ていればよかったということ。
もちろん、オーストラリアやカナダでも忘れられない出会いや学びがありました。でも、ニューヨークほど毎日が刺激的で、私に影響を与えてくれる場所はありません。そして、オーストラリアやカナダにいたときよりも英語力は劇的に伸びたと感じています。
では、ニューヨークの何がそんなに魅力なのか。海外進出を考えている人にニューヨークをおすすめする5つの理由をご紹介していきます。
ニューヨークは外国人を受け入れ、視野を広げてくれる
ニューヨークは移民で成り立つ多国籍な街です。
タクシーに乗れば運転手さんがインド人やアラブ人だったり、コインランドリーに行けばメキシコ人や中国人に出会ったりします。また、私の通っていた学校にはヨーロッパ系の生徒がたくさん在籍していました。
そういった環境にいると、自然にいろいろな国籍の友人ができます。それは私にとってかなりプラスになりました。
多国籍の友人を通して世界を学ぶ
違う国籍の友人ができてからというもの、さまざまな国の習慣や宗教について自分で積極的に調べるようになり、狭かった視野が世界へと大きく広がったと思います。
国や宗教によって、できること・できないこと、食べられるもの・食べられないものなどがあります。こういった知識を持つことは、多国籍のニューヨークでは常識でもあります。
ニューヨークだったからこそ、それを知り、学ぶことができたのだと思います。
英語力の心配は無用
移民の街ニューヨークでは、英語がセカンドランゲージの人がとても多いです。英語がうまくしゃべれないことを気にする人はほとんどいません。
しかも、彼らの英語上達スピードは日本人に比べて圧倒的に速いです。日本人は間違うことを恐れるためか積極的にしゃべろうとしない傾向があり、その差が大きいと思います。
間違いに臆することはないんです。私自身、ニューヨークに住み始めて以来、英語でスモールトークからどんどん会話を広げていくことができるようになりました。
外国人も溶け込みやすい
それに、ニューヨークは観光客の多い街なので、店員も外国人慣れしていることがほとんどです。そういった意味でも、初めて海外に出る人にはおすすめできる場所だと思います。
ニューヨークではあらゆる分野の一流に出会える
ニューヨークには食、ファッション、アート、ビジネスなど、さまざまな分野で活躍している一流が集まっています。
ちょっと街を歩けば世界的に有名なレストランで一流の味を楽しめ、世界トップクラスのダンサーが出演するブロードウェイのショーが観られます。また、毎日どこかしらで開催している有名アーティストの展示会など、数多くのジャンルで一流に触れることができます。
さらに、有名なダンサーやデザイナーを輩出したダンススクール、ファッションスクール、美術学校が数多くあるため、ニューヨークで出会った友人も何かしらのトップを目指して来ている人がほとんどです。
目標に向かって努力し続ける友人たちから刺激
メイクアップアーティストの友人は現在、ずっと憧れていた有名アーティストと働く機会をもらい、次のプロジェクトに向けて頑張っています。
また、ペインターとして活動している友人は、夢であったニューヨークでの展示会を終えたばかりです。
このように文にしてみると簡単なように見えますが、彼らの費やした年月と努力は中途半端なものではありません。
やはり、こういった人たちから受ける影響はかなり大きいです。自分が今何をしたくて、何をしなければいけないのかを見つめ直す機会を与えてくれます。
英語を学べるだけではなく、いろいろな人から刺激を受け、一流の世界を体感できるのはニューヨークならではだと思います。
ニューヨークにはチャンスが満ちあふれている
ニューヨークは毎日至るところでビジネスが行われている街です。自分をうまくプロデュースさえできれば、チャンスをつかめる可能性が大きいということです。
グラフィックデザインを勉強していた友人は、バーで仲良くなった人にいつも持ち歩いていた自分のポートフォリオを見せると仕事をもらえたそうです。
また、スタイリストになりたかった知り合いは、ファッション業界の経験がありませんでした。そこで、スタイリストと自称してアシスタントから始め、小さくてもとにかくたくさんの仕事を受けていたら、有名雑誌のスタイリングを頼まれたそうです。
小さなチャンスも見逃さない
信じられないとは思いますが、こういったことは実際にニューヨークで起きているんです。すべては自分をどのように売るか、どこまで挑戦できるかだと思います。
どんなチャンスも見逃さなければ、ニューヨークほどたくさんの可能性を秘めた街はないのではないかと思います。
ニューヨークで暮らすと日本の素晴らしさが見えてくる
これは日本を出れば、どこの国・街に行っても感じることかもしれません。しかし、世界一レベルの高い交通システムを持つ日本から、世界一機能しない交通システムを持つニューヨークに来ると、嫌というほど日本に甘やかされていた自分に気付きます。
ニューヨークでは毎日どこかで工事をしているためか、時間通りに電車は来ません。週末は路線変更も多く、各駅停車のはずが突然、快速電車に変更されて、目的地だった駅を通り越してしまうこともあります。
また、駅員が驚くほどにいい加減です。
お札が販売機に飲み込まれても知らん顔
ニューヨークに来たばかりの頃のことです。1カ月無制限のメトロカードを買おうとして50ドル札を入れた後、やはりデビットカードで支払おうと思いキャンセルボタンを押したのですが、50ドル札が出てきません。何度取り消しボタンを押してもお札は飲みこまれたまま。
駅員に話すと、「私は何もできないからこの用紙に記入して。まぁお金が戻ってくる保証はないけど」と一言。
その駅員がその場で販売機を開けることはできないらしく、私はもう呆然とするのみ。50ドル札は販売機に飲み込まれたまま、何もできずに買い直すしかありませんでした。
他にも、デビットカードで支払いをした際、1回目にカードが通らなかったので2回カードを通した結果、2回分の金額が請求されていたなんて話も聞いたことがあります。しかし、ニューヨークではこういったことはめずらしいことではありません。
世界に誇る日本の交通システム
ニューヨーク育ちの友人がつい先日、日本に旅行へ行き、帰国してこんなことを話していました。
「日本はとにかくきれいで電車が素晴らしい!ぴったり時間通りに来るし、みんなきちんと並んで待つし、駅員さんはとても親切に目的地への行き方を教えてくれるし。チップをあげたかったのにもらってくれなかったよ」
その話を聞いたときは、日本の交通システムと日本人の仕事への真面目な姿勢を誇らしく思いました。
ニューヨークでやっていければどこでもやっていける
ニューヨークで暮らすデメリット
一見、優雅でかっこよく見えるニューヨーク生活ですが、ニューヨークで暮らすには多くの苦労と妥協が必要になります。
生活費が高い、時間が読めない
家賃の高いニューヨークでは、多くの人が部屋をシェアして暮らしています。そのため、プライベートな時間を作るのも一苦労。また、すべてにおいて物価が高いため、節約は必須です。
そして、着く時間の読めない地下鉄での通勤はいつも遅延の心配をしなければなりません。
実績重視の厳しい仕事環境
仕事面で言えば、実績重視の会社が多いこともあり、今月は仕事があっても来月は仕事がないなんてこともあります。3つの仕事を掛け持ちしている人もたくさんいるんです。
また、人の移り変わりの早いニューヨークの仕事場では上司によって方針が変わるので、上司が変わるたびに対応していかなければいけません。
ニューヨークで暮らすメリット
反面、そんな厳しい環境だからこそ得られるものも多いです。
精神的にタフになる
私の知り合いには、ニューヨークから帰国後もアーティスト活動を続け日本で活躍している人、ヨーロッパでデザイナーとして働いている人と、それぞれ次の目標に向かって行った人がたくさんいます。
そういった人たちが口をそろえて言うのが、「ニューヨークでやっていけるならどこでもやっていける」ということ。やはりニューヨークほどタフな街はないそうです。
経歴上のアドバンテージにも
また、ニューヨークでは自分自身を鍛えられるだけではなく、バックグラウンドとしてニューヨークに留学していた、またはニューヨークで仕事をしていたというのはとても大きなアドバンテージになります。
海外に出た後の段階まで考えるのであれば、ニューヨークという街はどんな場所よりもステップアップできる場所だと思います。
まとめ〜本気で海外に挑戦したいなら魅力的な選択肢
確かに、オーストラリアやカナダでも学ぶことは多いですが、本当に英語を上達させたい人や、留学を次のステップに生かしたいと考えている人には、必ずしもこれらの国だけが選択肢ではないと私は思います。
すでに述べたように、世界の中心と呼ばれ、たくさんの人種が混ざり合うニューヨークでの生活はやさしいものではありません。しかし、得るものはとても大きいです。
本当に海外に挑戦したいと考えている人には、たくさんの可能性を秘めた街ニューヨークを自信を持っておすすめします。
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