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台湾の日系コンサルティング会社へ転職した30代女性のお給料事情とは?

台湾のお金

台湾で働く時に、いちばん気になるのはやはりお給料ですよね。今回は、台湾で現地採用として働く私の場合のお給料について解説します。

日本人のオーナーが台湾で立ち上げたコンサルティングの会社で、約5年働いています。

日本人顧客をメインとした営業職として勤務しており、役職は特に無いのですが、状況に応じて台湾人同僚をとりまとめる必要もあり、マネジメントも一部兼ねたポジションです。従業員数は約15人程度の会社です。※1元=3.63円(2018年11月現在)

台湾の日系コンサルティング会社へ転職した私の基本給は約17万7,000円

台湾

給料は月給制で銀行振込

私の場合は、日本と同様月給制です。月の頭に、会社が指定した銀行口座に給料が振り込まれます。

私の基本給はNTD48,000(約17万7,000円)ですが、ここから労工保険と健康保険の費用が天引きされて残った分が手取りとなります。労工保険と健康保険いずれも基本給料に基づき算出されます。

これに加えて、私の場合はもし売上を自分で獲得した場合は、報酬が追加となる時もあります。また、皆勤した場合はNTD1,000が更に追加となります。

台湾での基本給についてですが、外国人雇用では最低給与が定められており、その額がNTD47,941となっています。これ以下の月給の場合、就労ビザが下りない可能性があります。

もし、勤務先を決める際に、この値段を下回る月給を提示している会社があったら注意したほうが良いです。お仕事を決める際には、会社がこの外国人採用に必要な最低給与額を上回る月給を支払ってくれるのか、しっかりと確認をしましょう。

台湾へ転職した30代女性の税金と納税額は?年間で5万5,487円程度

台湾の建物

台湾の納税期間は5月

台湾の税金は1年に1回、毎年5月が納税期間となっています。1月1日~12月31日までの前年度の総所得に応じて、納税額が確定しますので、その納税額を納めることになります。

総所得を証明する根拠として、会社が発行した源泉徴収証明書を元に納税額を算出します。

私の場合は、大体NTD15,000(5万5,487円)程度が納税額の平均となっていますが、インセンティブが発生した時は、総収入も増える為、納税額が跳ね上がってビックリしたこともありました。

また、会社によっては、会社側で納税手続きを代行してくれるところもありますが、私の場合は、会社は代行してくれないので、いつも自分で国税局に行って、納付手続きをしています

充実!台湾の外国人労働者向け納税窓口

とは言っても、毎月納税をしている訳ではなく、1年に1回のイベントの為、毎回なんらかの疑問が出てきます。でも、疑問点が出ても大丈夫。国税局には、外国人向けの問合せ窓口がちゃんと設けられています。

国税局の窓口に直接訪問または、電話をすると、疑問点に対して親切に教えてくれます。ウェブサイトも良くある質問などまとめられていますし、外国人向けの税金に関するハンドブックも配布されています(日本語版もある!)。

中国語だと自信が無い方は、英語や日本語が分かる職員が対応してくれることもあります。

私の場合は、スケジュールが詰まっており、質問をしに行くにもピンポイントの時間しか行くことが出来なかったのですが、なんと質問の為の事前予約システムまで用意されています。

事前に質問相談をしたい希望時間候補をFAX(なぜか事前予約手段はFAXのみでした)で送るだけ!なんとも至れり尽くせりで、非常に助かります。

台湾の日系コンサルティング会社でもらえる残業手当

台湾では、労働者の権利に対しての意識が非常に高く、給料未払いや、残業代や休日出勤未払いに対して抗議運動を起こされることもしばしばあります。

ですので、企業特に残業や休日出勤が多くなりがちなサービス業などでは、非常に敏感です。法律では、残業代を払う義務も規定されていますし、休日出勤に対しても、企業は支払う義務があります。

とは言え、実際は会社によって対応がまちまちで、私の会社では、支給されません。その代わり、残業や休日出勤を出来る限りしないことが推奨されています。

台湾の日系コンサルティング会社でもらえるボーナスは?

ボーナス

企業によっては、大判振る舞い!?台湾のボーナス事情

ボーナスは一般的に、旧正月(1月末~2月頭頃)の前に支払われます。ボーナスの額面は企業によって異なります。大体平均すると1ヶ月程度ですが、大手などではこれを上回るボーナスを支給するところなどもあります。

その為、この旧正月前になると必ずと言って良いほど、大手のボーナスは平均いくらなのかということがニュースになります。大盤振る舞いをして、3ヶ月相当以上のボーナを出す企業などもあり、旧正月後の転職活動も活発となります

ボーナスと同じくらい気合が入る!台湾流忘年会「尾牙(ウェイヤー)」

また、この旧正月前のボーナス支給のタイミングと同じくらいのタイミングで行われる、忘年会「尾牙(ウェイヤー)」も忘れてはいけません。

企業によっては、忘年会で行われるゲームやくじ引きの賞品を豪華な品揃えにして大盤振る舞いするところもあります。こちらも必ずと言ってよいほど、ボーナス額とセットになってニュースになる話題です。

私の会社では、既にインセンティブがあるからか、基本的にボーナスはありません。雇用契約書を見ると、業績により支給と記載されていますが、支給される可能性は低いかなと思います。

忘年会も、豪華賞品があるような派手な忘年会ではありませんが、従業員全員でゆっくりと食事会を楽しみました。

台湾独特のボーナス「三節奨金」

台湾独特の風習として、「三節奨金」があります。一つは前述した旧正月前のボーナス。これ以外に、端午節、中秋節に、NTD2,000~3,000程度の支給があります。

台湾では、これが日本のお年玉に相当するものでして、赤い封筒「紅包(ホンバオ)」に入れられて、社長から従業員一人一人に手渡しで渡して日頃の労をねぎらう習慣があります。

額は少額ですが、金文字やら花の絵柄があしらわれた真っ赤な封筒でもらうと、なんだか嬉しい気分になります。

台湾の日系企業では住宅手当や通勤交通費はサポートしてもらえる?

台湾の風景

どちらも基本的にサポートはない!?

私の場合、会社で住宅手当は無く、会社の寮も無かった為、自分で部屋を探して自分の給料から毎月支払っています。

通勤交通費についてもサポートはありません。しかし、台北市内であれば、メトロやバスがあちこちを走っており、運賃も安いので、大きな負担にはならず、給料から捻出することができます。

業務で発生する交通費について

通勤交通費とは別に、仕事でクライアントへ訪問する際にかかった交通費などは、一旦立替として、後で領収書と一緒に会社へ請求するシステムになっています。ここは日本と同じですね。

交通費立て替えで、領収書をもらわなければならないケースは、タクシーになります。日本と違い、領収書が欲しいと言わないともらえないので、注意が必要です。

また、金額も入っていない領収書の紙だけ渡されるケースが多い為、立替料金は自分で覚えておいて後で書き込んでおかなければいけません。

台湾のタクシードライバーは、おしゃべりが好きな方が多いので、おしゃべりに夢中になってついつい領収書をもらうことを忘れないようにしてください!

日本への帰省費用がかさむ台湾

また、日本へ帰省する時の交通費支給もありません。こちらも、自分のお給料から捻出します。とは言っても近いので、タイミングを上手く調整出来れば、便も多いですし、LCCなども飛んでいますので、費用を抑えることはできます。

しかし、私の場合は、人数が多くない会社の為、業務が忙しくてなかなか有給休暇を取ることが難しいことに加えて、台湾は日本ほど祝日や連休が多くない為、帰省の為のまとまった休日が取得しづらいのが現状です。

となると、台湾人と共通の大型連休である、旧正月のタイミングでしか帰省する機会が無く、渡航費用も高くなりますので、その為のお金が結構負担となっています。

旧正月は、台湾人にとっても年に1回の大型連休ですので、海外旅行の計画を立てる方も多いです。そして、海外旅行の一番人気は、日本です。

という訳で、この時期の日本渡航の需要が超高まる為、ツアーや渡航費用もつられて高まります。

ただ、会社によっては、日本の祝日に合わせて営業しているところや、渡航費用の一部を支援してくれるところもあるかもしれませんので、そういった場合には、負担にならないかもしれません。

日本と比べると圧倒的に貯金がしやすい台湾

私の場合は、住宅や交通費など自分負担のものが多く、豪遊できるほどの給料はもらっていないですが、それでも日本と比較すると、かさみがちな固定費が抑えられるので、その分少しは貯金に回すことが出来ます。

以下に主な固定費の比較をしてみました。

日本とこんなに違う!台湾の固定費

まず、家賃についてですが、1人部屋の平均家賃は台北近辺で大体NTD10,000程度です。

契約期間は、大家によって異なるかもしれませんが、私は1年毎の更新でした。更新時に新たに更新費用を取られる訳ではなく、双方問題なければそのまま更新、通常通り月の家賃を支払って終了という感じです。

台湾でも、部屋を借りる際に、日本同様デポジットはありますが、退去時に備品破損などしていなければ、そのまま戻ってきます。

日本の家賃は敷金と礼金を取られる上に、前家賃までとられ、引っ越すだけでもまとまったお金が必要となりますし、部屋によっては敷金・礼金両方戻してくれないところもあります。

また、家具が備え付けられている部屋も多く、TVも冷蔵庫も洗濯機もエアコンもベッドもわざわざ購入する必要はありませんでした。

日本では、家賃に加えて家具も一から購入しなければならないことが多く、これだけでも財政的な負担はぐっと減ります。備え付けのTVは受信料も取られずに、台湾やアメリカなどのケーブルTVが見放題!

光熱費で支払わなければならないのは、電気代のみ。ガス代も水道代も支払いが不要ですので、光熱費の負担も減ります。

日本よりも湿度が高いのでエアコンは頻繁につける・またはつけっぱなしにすることが多いですので、電気代の単価があがる夏場だけ注意が必要です。

ただ、私の場合は、朝から夜まで会社にいますので、実質使うのは夜間や週末のみ。電気代は日本と比較して同じか、若干安い時があるかなと思います。

通信費も食費も安い!

次に、通信費です。私の場合は、あえて携帯でネットの契約をせずに、通話のみの設定にしています。

都度コンビニで、SIMカードへ通話料の追加チャージを行うのみ。1回あたりNTD300をチャージして、1ヶ月は乗り切れましたので、日本の通信費に比べたらずっと安くあがります。

Wifiは公共スペースでもガンガンFreeのものが飛んでいるので、まったく心配ないです。連絡もネット経由で完結出来てしまえば、通話料もほぼ発生しないです。

食費も安く、弁当を1つNTD50で販売するお店もあるくらいですので、日本に比べれば食費も安く抑えることが出来ます。

頻繁に旅行に行ったり、娯楽費が膨らんだりしなければ、貯金がしやすい環境だと思います。

給料額を聞いてくる台湾人同僚に注意!

女性

台湾人は、お互いの給料明細の見せ合いっこを普通にします。ただ、台湾で一緒に働く日本人の場合は、給料の額面を聞かれても、教えてはいけません。

というのは、外国人ですから、当然台湾の方よりは高いお給料をもらっている訳で、それを知った場合に「何故」などの疑問や嫉妬を生みやすいからです。

はたまた、働きぶりと給料の額を観察し、自分の方がパフォーマンスが良いから給料を上げてくれと、上司に交渉されることも起こりかねません。

この点についてはくれぐれも注意が必要です。一般の台湾の方のお給料の水準は何年も前から大きく上がっておらず、カツカツの生活をしている人も多いので、配慮と注意をしましょう!

まとめ

どこの国でも給料は重要!きちんと確認しましょう。楽しく、ストレスなく海外生活を送るためにも、給料は納得いく額を確保したいところ。できれば、日本帰省の渡航費や住居の負担を感じたくありませんよね。

就労する前に、基本給料以外にも、手当や支援などの条件についてもしっかりと確認しましょう。

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