ジャカルタの治安はどうなの?防犯と安全対策ガイド
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最近テレビにも取り上げられる事が多くなり、新興国として益々発展しているインドネシアの首都ジャカルタ。
以前は危ないイメージもありましたが、現在は常識的な範囲内で注意をし生活をすれば快適に過ごせる環境です。とは言っても、今年始めにテロが市内のカフェで起こったり、イスラム国の影響がメディアで言われたりとなかなか安心できない部分もあります。
実際に現地で2年生活をした経験を通して、ジャカルタの治安についてご紹介します。
ジャカルタでは移住スタート時と生活に慣れた時に注意しよう
現地で生活を始めてすぐに、現地滞在歴20年以上の日本人に現地生活のアドバイスをもらいました。それは、「現地の言葉が出来ない間と生活に慣れた時に気をつけなさい」というものです。
インドネシア語が出来ない間は、生活に慣れていない海外からの旅行者というように現地人に映る為、怪しいタクシー運転手等がやけに空港や道端で声を掛けてきます。1年程生活すると自然と現地語を覚えるので、その頻度は減りましたが最初の言葉が出来ない時期はかなり警戒が必要になります。
ジャカルタ生活に慣れ油断した時が一番危ない
その他、現地に長年住んでいる日本人にアドバイスをもらったのが、「どれだけ住んでどれだけ言葉を話せるようになっても、自分は現地に溶け込んだ人間だと思ってはいけないよ」という言葉でした。
どれだけ自分が慣れている気になっていても、現地人から見れば見た目も金銭感覚も外国人。仲のいい友達は別ですが、現地の低所得者(タクシー運転手、車のドライバー、アパートのセキュリティ等)から見ればお金をもった恰好のターゲットです。
どんなに生活に慣れても、「自分は日本人だ」「ここは海外だ」という意識を無くしてはいけません。
ジャカルタ生活の中の危ない場面
ジャカルタで実際に生活する中で、これは危ないと感じた場面を紹介します。他国でも同様な部分は多いと思います。
夜出歩くのは絶対NG
ジャカルタは基本的にタクシーか車移動です。日中も外を歩いている人は少ないですが、まして夜歩くのは危険すぎます。現地の人でも低所得者以外は滅多に歩きません。必ずと言っていいほどスリに合います。
夜タクシーに女性一人で乗るのは危ない
ジャカルタにはタクシー会社が様々ありますが、ブルーバードという青いタクシーに乗っていればほぼ安全です。それ以外のタクシーは基本的に危険と言われており、現地の人でもブルーバード以外は乗らない人がいるくらいです。
ブルーバードに乗れば安全と言われていますが、他のタクシーに夜女性一人で乗ると運転手からお金を取られる、トランクから人が出てきて襲われるといった事件も過去には発生しているそうです。
やはり、夜間に女性が一人でタクシーに乗るのは避けた方がいいでしょう。
露出度の高い服は着ない
イスラムの国ですが現地人でも露出度の高い服を着ている人は多くいます。ですが、外国人で露出度が高い服を着ていると明らかに目立ちます。
日本人というだけで目立つ上に服装も派手にすると標的になりやすいので、なるべく露出度の高い服は着ないようにしましょう。
夜アパートに帰宅する時は警戒しつつ部屋に入る
イスラム教の人はお酒を飲まない為、飲み会等でお酒を飲んで帰宅する際、お酒が入っていると目立ってしまいます。
アパートにはセキュリティが何名か入り口にいますが、セキュリティといっても低所得者ですので安心できません。警戒心は部屋に入るまで解かずに、お酒が入っている事が目立たないようにする必要があります。
ブラックマジック
初めて聞いた時は本当に存在するの?と驚きましたが、今でも黒魔術はインドネシアに存在するそうです。肩を触られただけで知らない間にお金を取られている、等信じられない話ばかりですが、実際現地に住んでいると耳に入ってきます。
何が起こるか分からないという警戒心は常に持っていなければいけません。
まとめ
いかがでしたか?
発展を遂げ生活も便利になっているジャカルタですが、まだまだ格差は非常に大きい国です。外国人イコール高所得者と映ってしまい、また女性の場合はさらに標的になりやすい事をどんなに生活に慣れても自覚していなければいけません。
少しの油断に入り込まれないよう、常に警戒心を持って海外に暮らしている事を常に意識し、快適な暮らしをしていきたいですね。
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