これが応用!フィリピン人と距離を縮める簡単フィリピン語(上級級)
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「とっさの簡単フィリピン語」上級編です。ここでは、フィリピン生活に慣れすぎて、たまに日本に帰国してもとっさに出てしまうフィリピン語をご紹介します。
これをマスターすればフィリピン人にさらに大うけ、友達もたくさんできるでしょう!
そして、フィリピン生活に欠かすことのできない乗り物ジープニーで使う言葉もご紹介します。フィリピン生活がより一層楽しく便利になりますよ。
初級編は以下の記事をご覧ください。
記事の目次
やば!というときに「アイッ!(Ayt!)」
満員電車で人の足を踏んでしまったとき、ジュースをこぼしてしまったときなど、故意ではない、思いもよらないことが起きてしまった場合にとっさに口にする言葉です。
日本語では「あっ!」「あらら。」「ヤベ!」などの第一声がとっさにでますよね。その言葉に相当するフィリピン語がこのAyt!(アイッ)です。
こんなときにアイ(Ayt!)を使いましょう
足を踏んだ、ぶつかってしまったなど相手に何か迷惑をかけた場合は、「Ayt! sorry…」 と言いましょう。笑顔で許してくれますよ。
えー……というときには「アノ……(Ano……)」
何かをたずねられて答えに詰まるとき、何かを説明しようとして考えながら話すとき、日本語ではとっさにどんな言葉が出ますか?「ええっと……」「そのー……」「えー……」などですよね。
フィリピン語ではこれを「アノ……」「アノー……」といいます。
フィリピン人が「アノ……」といいながら話していたら、それは答えるのに少し苦労しているので、根気強く待っていてくださいね。
まあ大丈夫だよ、は「オッケーラン(OK lang)」
フィリピン語のLangという言葉の意味は、日本語の「…だけ」英語のonlyの意味に相当します。
ただし、日常会話ではさまざまな場面で登場し、たくさんの意味を持つ単語の1つです。その中の1つは、OKと組み合わせて使う場合です。
OKとだけ答えると、100%問題ないよ、という意味になりますが、langをOKの後ろにつけることで「良くも悪くもないけど、まあ大丈夫だよ」というニュアンスを含めた言い方になります。
こんなときにオッケーラン(OK lang)が使われます
たとえば、Ayt!のところで使った例を使いましょう。
満員電車で相手の足を思いっきり踏んでしまったとします。とっさに「Ayt! Sorry…」と言うと、相手は「OK lang.」と笑顔で返すでしょう。
「めちゃめちゃ痛かったけど、わざとではないの知ってるよ。だから大丈夫、気にしないで」のニュアンスがこのOK langだけに含まれます!便利ですね!!
便利な公共交通機関ジープニー(Jeepney)で使う言葉
ジープニーは、すべてがセルフサービスの乗り物です。
運賃を払うとき、おつりをもらいたいとき、降りたいとき、すべて自分から言い出さないといけないことが多いので、是非ジープニー用語をマスターしましょう。
離れた場所から運賃を支払うときは「バヤッド!(Bayad)」
乗ったらすぐに運賃を払います。
通常は運転手に支払うのですが、一番後ろに乗っていると手が届きません。そんなとき、バケツリレーのように乗客みんなで運賃を運転席まで持っていくので、ここで一言。
「バヤッド!(Bayad)」と叫んで運賃を持った手を伸ばしましょう。乗客の誰かが受け取って次々に運賃が運ばれ、運転手の手元まで届きます。
降りたいときは「パラー(Pala)」
ジープニーは、お客様に降りたいと言われれば、道の真ん中でもストップする乗り物です。
つまり、乗降車の決まった場所がたいていはありません。降りたいときは自分から申告しなければなりません。
降りたい場所に近づいたら「パラー!(Para!)」と叫びましょう。
エンジン音がうるさくて運転手に声が届かないときがあります。そんなときは、パラー!と言うと同時に天井の壁を指でパンパンとはじくと、運転手は気づいてくれます。
まとめ
これを知っているだけで、フィリピン人との距離がびっくりするほど近くなります。長文で覚えるのは大変ですが、単語一言なら簡単ですよね!
ぜひ、覚えて使ってみてください。フィリピン人の友達はきっと喜んでくれることでしょう。
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