韓国で働きたい人は要チェック!韓国と日本の採用方法や待遇の違いを比較してみた
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韓国で働きたいと考えたことはありますか?地理的にも心理的にも近い国なので、海外就職先の候補に入れている人も多いかもしれません。
しかし、いざ韓国の就職情報を探してみようとすると、学生向けのものは雑誌やインターネットサイトなど非常に多いのですが、社会人向けの情報は意外に少ないようです。
この記事では、給料や祝日、福利厚生など、韓国で働こうと考えている社会人の方にも参考になるような情報をご紹介します。
記事の目次
韓国では入社試験から実際に出社するまでがスピーディー
韓国では、大企業などが毎年定期的に行う「公開採用」を除き、面接から実際に出社するまでの期間が非常に短いのが特徴です。
もちろん企業によって差はありますが、多くの場合が採用決定後、1週間以内に出社できる人材を探しています。そのため、韓国で就職を考えているなら、現地で就職活動をする方が有利といえそうです。
韓国の給料は基本的に年俸制
韓国では、アルバイト以外は基本的に年俸制となっています。
給与項目を見ると、基本給以外に日本ではなかなか見られない「昼食代」という項目が含まれていることがよくあります。「昼食代」といっても実費計算ではなく、毎月定額となっています。
逆に、日本ではよくある「交通費」を支給する企業は、韓国ではあまり見られません。もちろん、外勤など通勤以外の交通費はほとんどの場合、会社に別途請求できます。
韓国は日本より祝日が多い?
韓国の祝日は18日、日本の祝日は15日となっています。韓国は日本よりお休みが多いのでしょうか?
いえいえ、ここには落とし穴があります。日本には「振替休日」がありますが、韓国には今のところありません。そのため、祝日が土日に重なってしまうと、せっかくの祝日もただの週末……となってしまいます。
しかし今年は、一部を振替休日にする「臨時公休日」が登場。今後、日本のように「振替休日」制度を導入することも検討されているそうです。
ちなみに、日本ではあまり見られなくなった「残った有給休暇の買取」ですが、韓国では今でも多くの企業で行われています。
韓国企業の福利厚生はどうなってるの?
福利厚生の内容は企業ごとに異なりますが、韓国も日本と同じく大きな企業はしっかりしています。
1年以上働く場合は4大保険に加入
まず、会社の規模を問わず、正社員や契約期間が1年を超える人が加入するのが、韓国の4大保険といわれる以下の4つです。
- 国民年金(外国人でも義務)
- 健康保険
- 雇用保険
- 産業災害保険
国民年金は、日本と同じく外国人の場合でも加入が義務化されています。
その他の福利厚生
大企業になると、以下のような福利厚生があるようです。
- 子供の学費補助金
- 社員旅行
- 資格取得支援
韓国のアルバイトの働き方
韓国にも日本と同じく「アルバイト」という就業形態があります。
韓国のアルバイト募集要項を見ると、多くは“がっちり”系。時間や日数、期間が多め・長めのアルバイトが目立ちます。
大手コンビニの求人広告一例
- 平日(月〜金)午後3時から10時:時給6,300ウォン(約561円)
- 週末(金〜日)午後10時から午前8時:時給7,500ウォン(約666円)
ちなみに、日本は地方ごとに最低時給が異なりますが、韓国は全国統一です。2016年韓国の最低時給は6,030ウォン(約537円)となっています。
韓国で働くためのおすすめ転職エージェント3選
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まとめ
基本的には韓国も日本のシステムと変わりませんが、近いといってもやはり外国、少しずつ異なる部分が多いようです。日本の感覚では通用しないこともあるので、安心して働けるよう事前にしっかり情報を調べておきましょう。
海外で働くことは、文化の違いに日々接することであり、たくさんの刺激を受けることです。日本と違う面ばかりを意識するのではなく、その国のやり方を楽しむぐらいのつもりでいると、スムーズになじめると思いますよ。
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