「あたらしく×つなぐ」街、チェンマイに移住して感じること
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海外移住や留学といえば、カナダ、オーストラリア、フィリピンなどが有名ですが、実はチェンマイも「個性を伸ばす」のに適しているかもしれません。
今回は移住してみて実感した、リタイアメントだけでなく、留学やノマド・海外体験としての旅行すべての人に対して魅力を持っているチェンマイについてお話します。
個性派が伸ばせる場所はどこ?私がチェンマイに興味を持ったきっかけ
元々クリエイティブなことが好きで、またフリースクールで個性豊かな生徒さんたちにスタッフとして接していた私は、日本は好きだけれど個性を伸ばすという意味で、別の国の文化にとっぷり浸かる経験をしてみたいなと思っていました。
そこで友人に、
- 良い悪いでなくて、好き嫌いで判断することに慣れている文化
- アートがある
- 自由に創造できる環境がある
という点で、どこに行ってみるのがいいか意見を聞いたところ、「タイのチェンマイは?」と答えてくれました。
自由、アート、自分の意見がある、という点で思いつくのは欧米だったので、とても驚きました。当時はタイは行ったことどころか、調べてみたこともない国だったのです。
“マイペンライ“のお国柄、タイ
実際行ってみて実感したことは、「マイペンライ」(問題ない、気にしない)という言葉を、たくさん聞くということです。『あなたもわたしも良ければ、それでいい』という交渉ですべてが動く世界でした。
例えば引っ越し、日本では引っ越し屋さんに連絡し、公共料金の手続きをし、保険を……と中々やることが多いですよね。
実際に体験したマインペライ
タイでまず最初に驚いたのは、部屋を借りるときに契約書も領収書も持ってこなかった代理店が、「領収書は?」と聞くと、「え?あ、OK!」と、紙の切れ端にサラサラと走り書きをして、サインしその場で渡してくれました。
引っ越し自体も簡単で、普段は乗り合いバスとして運行している「ソンテウ」に「200バーツ(630円程度)払うから、ここに迎えにきて一緒にこっちの家に移動してくれない?」といい、「OK!マイペンライカー」と返ってくればもう交渉成立。当日、引っ越しができちゃいます。
もちろんそれはいい加減さの裏返しでもあるのですが……。
決められた手続きを踏むのにストレスを感じてどうしようもないときに、何もかもを「気にしない」タイ、治安もよいチェンマイで少し暮らしてみると、気持ちもほぐれ、自分が決めていくことを実感できるのです。
”あたらしくつなぐ街”、チェンマイ
チェンマイという地名には、「あたらしく・つなぐ」という意味があるそうです。暖かく土地が豊かで、これだけなんでもありなチェンマイには世界中から移住者が来ています。
物価の安さや、カフェでも何でもありな上にWi-fiも充実してきているということもあってノマドワーカーも多いです。小さな街なので電車移動は稀で、徒歩・自転車・バイク・車・乗り合いバスで移動が主流。生活にたっぷりと時間があるので、何かを伸ばす時間を作りたい人にも人気です。
一芸を極めたタイプの方がのんびり過ごすのにも来ているので、運が良ければ一流講師のレッスンをタイ価格で受けることもできます。海外移住の中で、暮らし安さという意味では難易度が低い土地なのです。
それでいて、経験できることの多彩さは、自分次第で広がっていくので、「海外で力を伸ばしてみたいけど、欧米までは準備がない!」という場合、チェンマイでまずは過ごしてみることをおすすめします。
その名の通り、次のステップに繋がる可能性がある土地なんです。
チェンマイに移住してよかったこと
チェンマイは人生を変えてくれた場所であり、第二の故郷だと、今では偽りなく思っています。意外に英語のアウトプットの場所がたくさんあり、ネイティブスピーカーたちもたくさん住んでいるので、英語は格段に伸びました。
美大やデザイン学校を出ていない私でも、ギャラリーや美大の先生までも作品をみてくれ、評価や指導や展示会にも参加しています。
そして何より、気持ちや考えることに広がりができて、海外国内問わず、色んな友だちができて人生をより豊かに感じるようになりました。
まとめ
いかがでしたか?
人によって何を伸ばすか、合う合わないもありますが、チェンマイは「人を育む力がある」と最初に薦めてくれた友人の言葉は本当だったと私は思っています。
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