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ベトナムで日本語教師として働こう!教師が不足している今がチャンス

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ベトナム

南シナ海に面した東南アジアの国、ベトナム。民族衣装のアオザイや米の麺フォーのイメージが強いかもしれませんね。

日本とベトナムは友好的な関係で貿易や交流も盛んに行われていますが、ベトナムの教育の現場では日本語熱が非常に高いということをご存知でしたか?

ここでは、ベトナムの日本語教育事情や、実際に日本語教師をしている私の1日を見ていきながら、ベトナムで日本語教師として働くことについてご紹介したいと思います。

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ベトナムでは日本語教育が盛ん!小学校では第一外国語に採用

ベトナムの日本語教師

ベトナム人で日本語を勉強しようとする人の大半は、これまで大学や日本語学校で学んでいました。

しかし、現在のベトナムでは日本語の教育に力を入れており、2016年にはハノイにある小学校3校、ホーチミンの小学校1校で、小学校3年生からの第一外国語として日本語が採用されています。今後さらにベトナム各地で日本語教育の導入は広まっていくでしょう。

また近年、工場や事務所をベトナムに開設する日本企業も増えており、日本語を習得することで就職にも有利になると考えるベトナム人は多いようです。

ベトナムで日本語教師が必要とされている場所はさまざま

ベトナムで日本語教師として働く場合、職場として考えられるのは

  • ベトナムの日本語学校
  • ベトナムの大学
  • ベトナムにある日系企業

などになります。日本語学校といってもさまざまな種類があり、企業に出向いて日本に留学するベトナム人研修生に教えたり、夜間に社会人に教えたりすることもあります。

ベトナムでは、社会人になっても何かを学ぼうと考える人は多く、会社帰りに学校というのもよく見られる光景です。

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ベトナムでひっぱりだこの日本語教師、その1日とは?

ベトナム

ベトナム国内での日本語教育の普及にはまだ現場が追いついておらず、あらゆる場でネイティブの日本語教師が不足しています。おのずと日本語教師1人が担当するクラスも多くなり、非常に多忙な毎日というのが現状です。

授業は早朝スタート

ベトナム人の朝は早く、午前7時半スタートという学校も少なくありません。

特に南部のホーチミンでは1年を通して真夏のような気候なので、朝早くからの始業は理にかなっているのかもしれません。

昼食はバラティー豊かなベトナム飯

過去の歴史の中でフランスや中国からの影響も強く受けているベトナムは、アジアの中でも有数の美食国。フォーやバインミー、生春巻きをはじめとするベトナム料理は、世界中の観光客から人気を集めています。

学校の近くには必ずといっていいほど学生が集まる食堂があるので、毎日違ったベトナムランチを楽しめるでしょう

ベトナムでは、朝食は軽めに済ませ、昼はご飯やおかず、スープが揃った定食などをしっかり食べて、朝10時頃と夕方早めに軽食やフルーツを食べることが多いようです。

ベトナム人の合言葉は「ご飯食べた?」

ベトナムでご飯の時間帯によく使われる挨拶が「ご飯食べた?(アン コム チュア?)」

自分が食べている時に他の人がやって来たら、その人が食事をしたと明らかな場合でも「ご飯食べた?」と聞きましょう。もし「まだだよ」と言われたら、「私はあなたをご飯に招待します」と伝えます。

食事をおごりますという意味ではなく、礼儀として「どうぞ、一緒に食べましょう」という気持ちを込めた挨拶なのです。これを知っているだけで、ベトナム人との距離も少し縮まるはずです。

ひと休みしてまた授業

昼ご飯をしっかり食べた後は、1時間ほど休憩するのがベトナム流。休憩時間には誰もが横になり、昼寝をします。休憩室には昼寝後の身だしなみ用に鏡と櫛の用意もあります。

休憩時間が終わると、午後の授業のスタートです。日によっては、夕方から夜まで授業は続きます。

多忙な毎日でも大きなやりがいのある仕事

ベトナムの日本語教師は朝早くから夕方、場合によっては夜まで大忙し。自分が担当するクラスがあれば授業を行い、その合間にミーティングや授業の準備をすることになります。

毎日がとても忙しいので体力勝負ですが、目の前で必死に日本語を勉強しているベトナム人生徒たちの姿に感化され、おのずとやる気もわいてくるはずです。

まとめ~海外就職の有力な選択肢

授業に追われる毎日ではありますが、ベトナム人生徒たちが自分を慕ってくれ、少しずつ日本語が上手になっていく姿を見られるうれしさは、何事にも代えがたいものです。

ベトナムでの日本語教師の需要はまだまだ増えていく傾向にあります。海外、特に東南アジアで就職を考えている方は、ベトナムでの日本語教師を1つの選択肢にしてみてはいかがでしょうか。

日本語を学ぶ生徒たちの確かな成長を実感できる貴重な経験ができるはずです。

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藤田朱希ライター

投稿者プロフィール

小学生の時にテレビで観た映像にショックを受け、「オーストラリア人になる」ことを目指す。
大学でオーストラリア留学を果たし、20代はベトナムに。
ベトナムでは、日本語教師、現地日系企業、ベトナム料理教室の通訳、翻訳を経験。現在は、毎日畑で土をいじる時間が癒しのひとときになっている。

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