ヨーロッパの国々は、基本的に大きな観光地ではどこでも英語が通じます。フィンランドもとても英語が通じる国の1つで、ホテルやレストランはもちろん、コンビニや銀行などもどこでも英語でOKです。
フィンランド人はシャイな人が多く、初対面ではあまり会話も弾まないことが多いと思います。しかしフィンランド語を使ってコミュニケーションを取れば、少しずつ仲良くなれることができるかも……?
今回は、簡単なフィンランド語をご紹介します。
フィンランドの言葉は?
フィンランドの公用語はフィンランド語とスウェーデン語の2つです。街のバス停などの表記も、フィンランド語、スウェーデン語の順に併記されています。
しかしスウェーデン語はほとんど耳にすることはなく、聞こえてくる言葉はほとんどがフィンランド語です。
フィンランド語の特徴
フィンランド語はよく日本語に近いと言われます。使われる文字は私たちがよく知っている通常のアルファベット+ ä 、 ö です。
åはスウェーデン語の単語にのみ使われます。アクセントはすべて第一音節で、単語の読みはほぼローマ字読みでOKです。よって、日本人はフィンランド語の発音がとても上手だと言われます。
格変化について
フィンランド語を辞書等で調べてみようと単語を検索したら、うまくヒットしないことがあると思います。フィンランド語は動詞によってその後にくる名詞の形が変化する「格変化」という形をとります。
これは日本語で言うと、名詞に助詞がひっついているようなものです。
簡単なフィンランド語を覚えましょう!
短期間であれば、これだけ知っていれば十分!?と言えるようなフィンランド語を集めてみました。
- アクセントは最初
- カタカナ読みでOK
この2つを念頭において、声に出してみましょう。
Moi!(モイ!)
英語の「Hi!」と同じで、軽い挨拶として使われます。コンビニやスーパーなどの店員さんも、自分の番になると必ずこの挨拶から始まります。気軽に受け答えてみましょう。
他にも「Hei(ヘイ)」や「Moikka(モイッカ)」が同じ意味で使われます。
Moimoi!(モイモイ!)
「Moi(モイ)」とは反対に、さようならという意味で使われます。一般に「Moi(モイ)」も「Moimoi(モイモイ)」も明確な使い分けはなく、こんにちはという意味で「Moimoi(モイモイ)」を使うこともあります。
他にも、「Heippa(ヘイッパ)」も同じ意味で使われますし、「 Nähdään(ナッフダーン)」を使うこともあります。
Hyvää(ヒュヴァー)
英語の「Good」と似たような意味で使われます。「いいね!」と思ったときに使ってみましょう。
先に紹介した「Moi(モイ)」とは別に、「こんにちは」を少しかしこまった言い方で「päivää(パイヴァー)」と言うことがあります。
これを「Hyvää päivää(ヒュヴァーパイヴァー)」とするとさらに丁寧な表現になるので覚えておきましょう。
ちなみに「おはようございます」は「(Hyvää) huomenta((ヒュヴァー)フオメンタ)」、「こんばんは」は「(Hyvää) iltaa((ヒュヴァー)イルター)」と言います。
Kiitos(キートス)
「ありがとう」という意味です。フィンランド人はこの「Kiitos(キートス)」をとてもよく使います。バスを降りるとき、レジでおつりをもらったときなど、日常のちょっとした場面から使っていきましょう。
もう少し丁寧な言い方は「Kiitos paljon(キートス パリヨン)」です。「どういたしまして」は「Olet hyvää(オレット ヒュヴァー)」と言います。
Anteeksi(アンテークシ)
「すみません」と言いたいときに使います。「Excuse me」の意味もありますし、「I’m sorry」の意味もあります。人にぶつかったときなどにも使いたいですね。
Suomi(スオミ)
フィンランド語で「フィンランド」という意味です。「フィンランド人は「Suomalainen(スオマライネン)」と言います。ちなみに日本は「Japani(ヤパニ)」と言います。
まとめ
今回ご紹介したフィンランド語は、普段の会話で特に使うものばかりです。簡単なので、フィンランドに来た際はぜひ現地の人にフィンランド語でしゃべりかけてみてください!Moimoi!
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