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フランス人の配偶者ビザで渡仏する場合の申請方法と手続きの流れ

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フランス

外国への渡航を決意されたら、まずどのビザがあなたに必要なのか確認されるのではないでしょうか。フランスの場合、日本のパスポート保持者がビザなしで滞在できるのは90日までです。

よって、90日を超える滞在については、長期滞在用のビザを申請することになります。

長期滞在ビザには学生ビザ、ワーキングホリデービザなどいくつか種類がありますが、ここでは私自身の体験をもとに、すでにフランス人と結婚されている方が日本からフランスへ渡航する際の配偶者ビザの取得方法についてご説明します。

なお、フランスに居住されている方が、フランス人と結婚される場合は窓口も手続きも異なるのでご注意ください。

関連記事:配偶者ビザで入国1年目の方向け、フランス移民局OFIIでのアポの流れ

フランスの配偶者ビザとは

フランス人を配偶者に持つ外国人が申請できる長期滞在ビザのひとつです。配偶者ビザの一番の特徴は、ビザ受給者にフランス人同様にフランスでの労働が認められているということではないでしょうか。

就労ビザのようにビザの申請前に雇用主を見つける必要も、ワーキングホリデービザのように年齢制限もありません。

また、銀行口座の残高証明や保険加入証明の提出は必要なく、比較的準備しやすい書類が多いのも特徴です。

ただし、ほかの長期滞在ビザと同様、1年以内の滞在を前提とするので、フランスに入国後はフランス移民局(OFII・オフィー)での手続きが引き続き必要になります。

翌年以降も滞在する場合はさらに更新が必要になります。ここでは、日本でフランス大使館にビザを申請する際の流れについて主にお話します。

参考:フランス大使館フランス人の配偶者ビザ(長期滞在ビザ)

ビザ申請の流れ

パスポート

ビザ申請の一連の流れは次のようになります。(必要書類がすぐに揃いそうなら先にアポの予約をしたほうがスムーズでしょう。)

  1. 必要書類の準備
  2. ビザ申請予約システムにて大使館とのアポ予約
  3. 必要書類を大使館へ提出
  4. (約1週間後) 審査結果
  5. パスポートにビザが貼られているのを確認して完了

ビザの申請は入国予定日の3か月前から可能ですが、フランス大使館は3週間前までに申請を行うように強く推奨されているようです。

なお、ビザ申請の書類はアポを予約のうえ、必ず大使館にて直接手渡しすることになっています。郵送では申請できないので注意しましょう

参考:ビザ申請予約システム

必要書類

以下が2017年1月現在の必要書類になります。原本とコピーの両方が必要なもの、原本のみ、コピーのみなど書類によって異なります。

  •  申請書類チェックリスト
  •  長期ビザ申請書
  •  カラーの証明写真1枚 (正面、無帽、背景は白、35×45mm、スキャンは不可)※カラーですか?
  •  パスポート
  •  日本以外の国籍の場合、有効な日本の「在留カード」または「外国人登録証明書」

申請書類チェックリストと長期ビザ申請書はフランス大使館ホームページにてダウンロードできます:フランス人の配偶者ビザ(長期滞在ビザ)

日本で結婚した場合に必要な書類

  •  発行が2か月以内のフランス婚姻証書謄本
  •  フランスの家族手帳
  •  フランス人配偶者の証明書
  •  移民局(OFII)提出用フォーム

フランス婚姻証書謄本

フランス婚姻証書謄本は、大使館の領事部にて発行してもらいます。事前に連絡すると、アポの15分前に受け取れるよう取り計らってくださいました。

フランスの家族手帳

フランスの家族手帳は、フランス人と結婚した際にフランス政府、またはフランス大使館から発行されたものです。

フランス人配偶者の証明書

いくつか選択肢がありますが、私はフランス人配偶者の身分証明書(carte nationale d’identité)の両面コピーを提出しました。

移民局(OFII)提出用フォーム

フランス入国後も必要になる書類なので、大使館や移民局が記載する箇所に注意して記入しましょう。

移民局提出用フォームはチェックリストや申請書同様、フランス大使館ホームページにてダウンロードできます:フランス人の配偶者ビザ(長期滞在ビザ)

審査後のパスポート受取の際の必要書類

氏名・住所を明記したレターパック510(赤)

それぞれのケースによって異なる箇所もあるのであくまで一例として参考にしていただければと思います。変更などもありうるので、必ず申請時に大使館のサイトで確認してくださいね

大使館でのアポ、そしてビザの受取

いよいよ大使館でのアポ当日。 ビザ申請予約票を印刷して持っていくのをお忘れなく。ビザセクションの待合で名前を呼ばれたら、窓口で必要書類をすべてまとめて渡します。

チェックリストの順番になるように渡すとわかりやすくていいかと思います。担当の方が順番に書類を確認し、続けて手指10本の指紋の採取を行います。

最後にQuittance de frais de dossier et récepisséと書いた用紙を渡されます。この用紙に書かれたコードを使って、以下のページ「infoVISA」でビザの進捗状況を確認することができるようになります。

なお、大使館でのアポの目的はあくまで書類の受け渡しになるので、たとえ書類に不備があってもこの時点で知らされるわけではありません。提出前の書類の確認はしっかりしておきましょう

私の場合、書類の提出から1週間ほど経ったころに、ビザ予約システムのサイトで確認すると「ビザに関する結果が出ました」とステータスが変わっていました。

その翌日くらいに、事前にこちらから渡していたレターパックでパスポートと大使館より記入済のOFIIの提出フォームが手元に届きました。

パスポートにビザが新たに貼付されているのを確認して、一安心です。ちなみに、私は郵送で受け取りましたが、もちろん大使館にて直接の受取も可能です。

フランス入国時の注意

空港

次のステップは、フランスへ入国次第はじまります。

まず、とても大事なのはフランス(または最初に入国するシェンゲン加盟国内。その際は5日以内にフランスに入国要)の空港の入国審査場で必ずパスポートに入国日入りのスタンプを必ず押してもらうことです。

というのも、フランス入国後、移民局にパスポートの入国スタンプが押されたページをコピーして送る必要があるからです

本来、入国時のスタンプは必ず押されるはずですが、なぜかスタンプを押されなかったという話を何度か聞いたことがあります。

念には念をということで、入国時にしっかり確認することをおすすめします。

まとめ

配偶者ビザの申請というと少し構えてしまいますが、実は、ほとんどフランス人配偶者の助けなしでも準備が可能なんです。

それぞれの書類の記入方法も詳しく解説されているサイトもあるので、フランス語に自信のない方もチャレンジしてみていただければと思います。

海外生活では慣れないことが多く、ハプニングもつきものですが、ビザさえあればなんとかなります。不安もあるかもしれませんが、まずはきちんとビザを取得してひとつずつ問題をクリアしていきましょう。

今回の記事では、日本国内での手続きの内容にとどめますが、これ以降はフランス移民局での手続きが必要となってきます。こちらはフランス語か英語での案内になるのでハードルが上がりますが、渡仏前に必要な書類など確認しておくようにしましょう。

フランス移民局(OFII)のサイト:http://www.ofii.fr/

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Yoon

Yoonライター

投稿者プロフィール

食べるのと飲むのが大好きな関西人。学生時代に1年留学していた南仏に、縁あって2016年12月より再び在住しています。
フランスで強く(!)楽しく生きるためのヒントになる情報を発信できればと思っています。

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