海外求人サイトGuanxi

Guanxi Timesは海外就職・海外転職、海外で働くを身近にする情報メディアです。海外転職のプロが監修・運営しています。

青年海外協力隊として国際貢献!20代後半になって初めて海外で働いて成長した3つのこと

  • 公開日:
羊

海外で働く上での大きなハードルは?文化は?慣習は?仕事は?日本という島国を飛び出したときに見えてくる世界はどんなものなのでしょう。

海外で働きたいけれど英語・その他言語ができない。仕事や私生活で海外の方と携わる機会に恵まれなかったが今後は海外へ挑戦してみたい。多くの人や文化に触れて生きてみたい。そんな意見をよく耳にします。

2016年度3次隊のJICA青年海外協力隊員として活動した私(服部邦彦)が、ザンビア共和国農業事務所で働きながら見たことや、 悪戦苦闘の日々の中、英語と現地語を交えながらアフリカで活動することで成長できたと思うことを紹介します。

言語はツール

ザンビア共和国

「日本のように言語が1つの国は珍しい。」

農業業務で関わる人の多くは3言語以上話します。

私は海外で働く際、第2言語の英語で周囲と交流を図ることが多いのですが、英語に本当の英語なんてないというのが、海外に来てからの印象です。

日本では「アメリカ英語が、ブリティッシュ英語が……」などという議論を耳にしますが、ここザンビア共和国では発音がおかしい、なまっている、文法が、なんてことは誰も気にしていません。

言葉が通じない時は何とか伝えようと、あの手この手で伝えてくる気概を感じます。多くの民族や背景の違う方が多い海外ならではのことなのかもしれません。ずっと日本にいたのであれば分からなかったでしょう。

私も無駄に発音や文法を気にかけ、最初は話せませんでした。しかしコミュニケーションにおいては気にする必要はありません。

ザンビア共和国

アメリカのボランティアの方とも活動しますが、言語が苦手な私でさえ英語がおかしいと指摘されたりはしません。第2言語と分かっているからです。

例えば、中学で「How are you?」と聞かれたらなんと答えると教わりましたか?

私は「I’m fine. And you?」と教わったと記憶しています。アメリカ人の返事は「Good, you?」や「Hi, 人名」であることが多いですが、アフリカでは前者が多くそれが変だという人はいません。

公の場では完璧な英語が大切ですが、どうやって気持ちを伝えるか意志疎通を図るかというところが、非常に重要だとアフリカ人に学ばせてもらっています。

ザンビア共和国

日本の英語は読み書きに注力しているというのも原因で話せない方が多いわけで、英語においてはまだまだ発展途上国であるわけですが、「言語はツール」です。あなたが話せないことが問題ではなくて、話す努力をしないのが問題なのだと思います。

完璧でなくてよいのです。

私は実体験から、大切なことは言語を使って気持ちを伝えることであると感じ、身振り手振りを大切にするようになりました。

許容範囲が拡大

ザンビア共和国の子供

「みなさんが仕事やプライベートで多くの方と接するとき、時間の概念はどうなっていますか?相手の時間を奪ってはいけないと思うので、時間通りに努められるのではないでしょうか。」

ザンビア共和国のワークショップ

20~30名の村人に農作物についての講義を行う際、決して時間通りに始まることはありません。最長で3時間半遅れで始まることもありました。

しかし、彼らの文化や生活環境を考えると、何か事情があったのではと思うようになりました。

日本は先進国というのはまがうことない事実であり、水準の高いサービスを享受できています。しかし、ことアフリカに関しては電波がなく連絡さえできないこともありますし、停電や断水が起きます。

多くの人が、私たち日本人には理解できないような現状で生活していることに配慮し、心にゆとりを持つことで、自分自身の他者理解・多文化理解を通じての人間的成長が大いに見込めると思います。

しかし、一方で相手が思いやりに欠けると思うことが日常茶飯事な点にも留意ください。

相手を知ることに注力するようになる

ザンビア共和国の農業

「開始時間に遅れたり、期日を守らなかったときにする彼らの言い訳はどのような背景からくるのでしょうか?」

言語が何十種類もあるということは、それだけ多くの文化や歴史的背景があり、今日にいたるというのは容易に理解できると思います。それをわかったうえで人と関わると、得るものが多いと感じます。

ザンビア共和国でインタビュー

例えば、ザンビア共和国には73の部族があり、8割以上がキリスト教を信仰しています。毎週日曜日には教会にいって、数時間に及ぶミサに参列し、それが生活の一部になっています。

そういうこともあってか全ては神が知っていて許してくれるという全く論理的でない考え方を持っている人も少なくなく、時に合理的な考えが通用しないことも多々あります。

「コミュ力」という言葉をよく耳にしますが、まさに相手に興味を持って知ろうとすることで上記のことが交流を通じて理解できました。人を知ることは関係構築において最も重要だと思います。

海外では人との繋がりを通して成長できると思いますし、自身の引き出しを増やすことにもつながるのではないでしょうか?

まとめ

ザンビア共和国のワークショップ

以上が、「20代後半になって初めて海外で働いて成長した3つのこと」です。

大切なのは動きだすことです。一歩踏み出してみると自分の予想と反して上手くいくこともいかないこともありますが、重要なことは経験して成長していくことではないでしょうか。

どの国に行っても、何事に対しても内気にならず、色んな方と交流することが大切であり、それによって人間的な成長が大きく期待できると思います。この記事が何かの参考になれば幸いです。

海外で今後何かされる方の多くは、英語を使用されるかと思いますが「言語はただのツール」です。

発音がどうとか文法がどうなんてことで時間を使わず、多くの方と交流を図ることです。そこで新たな自分を見出せますし、多くの発見から視野が拡がると、私は感じています。

違う環境では嫌なことも多いでしょう。否定的に思えることも沢山あるでしょう。働き方や考え方が合わないこともあるでしょう。

しかし、最も大切なことはその現状をいかに楽しみ、ものにできるかです。アンテナをはって、興味を持つことで見えてくる世界を楽しんでください。

海外求人

あなたの挑戦を待っている!あこがれの海外企業へ就職しよう(海外求人)

あわせて読みたい

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

Twitter で

服部邦彦

投稿者プロフィール

2016年度3次隊青年海外協力隊
ザンビア共和国
コミュニティ開発 シンダ郡農業事務所

海外暮らしのカテゴリ

ページ上部へ戻る