アフリカの“HUB(中心地)”との相性で親しまれ、経済・文化共にアフリカ大陸のリーダーであるケニア共和国。
海に面したアフリカ最大の港町モンバサなどの存在も追い風になり、世界中の企業がケニアをアフリカ進出の拠点と位置づけ進出を果たしてきました。
もちろん、多くの人が知っている日系企業も数多くケニアに進出してきています。
しかし、実は“ビジネス”以外の側面でケニアの首都ナイロビが語られることは意外に少ないのが現状です。
インターネットで“ナイロビ”を検索してみると、
- 世界最悪3大都市
- リアル北斗の拳
- 犯罪者の巣窟
などなど喜ばしくない評価を下されているナイロビですが、実は実際に住んでみればそこは都。
本当に多くの魅力を発見することができます。
今回は、実際にナイロビに住み、ナイロビをこよなく愛する私が良からぬイメージを変えるべく、ナイロビ生活の5つの魅力について熱弁したいと思います!
ナイロビの魅力1:様々な文化に触れることができる!
ご存知の通り、ケニアのナイロビはアフリカ経済の中心のため世界中のビジネスマンが駐在し、日々仕事に励んでいます。
ビジネスの過熱に伴い、世界中の文化・宗教が共存しています。
週末にはそれぞれの文化が独自のパーティーやイベントを至る所で開催しているため、在住者は日替わりで異文化交流ができるだけでなく、おいしい料理や素敵な友人や恋人を作ることも可能である他、新たなビジネスが生まれることもしばしばあります。
あの有名なマサイ族がナイロビの大都会の中で牛を遊牧している姿を目の当たりにする等の貴重な経験が、間違いなくあなたの価値観を広げてくれます。
ナイロビの魅力2:食べ物に困らない!
アフリカ在住の日本人の最大の悩みはやはり“日本食が恋しくなる”という事ではないでしょうか? ここナイロビでは世界中の食材を調達することが可能です。
それ故に、日本人が経営している日本食レストランをはじめとして世界中のグルメを楽しむことができるのです。
その気になれば、日本食レストランを開業することも可能かもしれませんね。
いずれにせよ普通のアフリカでは考えられないほどの豊富な食材に囲まれて、豊かな生活を楽しむことができます!(体重増加注意です)
ナイロビの魅力3:移動手段・支払いに困らない!
発展途上国の“あるある”的な悩みの一つが、“ぼったくり”への恐怖心と嫌悪感ではないでしょうか? ここナイロビではそのような心配はご無用です。
移動に関してはUBERタクシーが至る所で走っているために、アプリをダウンロードすれば安全かつ正規のレートで支払いをすることができます。
さらに、ナイロビでは支払いで現金が用いられることは稀です。
通常Mpesaと呼ばれる電子マネーが使われます。
これはSIMカードさえあればだれでも利用可能で使い方も非常に簡単なので、現金を持ち歩くリスクをなくすことができるのです。
ナイロビの魅力4:魅力的な観光地で溢れている!
ナイロビには魅力的な観光地が至るところにあります。
キリンにエサをあげられる場所や動物園があるほか、ケニアの歴史を学ぶことができる博物館まで、休日は観光で飽きることがないんじゃないか!と思うほどの充実ぶりです。
それだけではありません。
車で2時間ほど走ればあの有名な“マサイマラ国立公園”でヌーの大移動や、ライオンやチーターなどの肉食獣、さらにはシマウマや象の親子の姿などを近くで見ることができるのです。
これには“ゲームドライブ”と呼ばれるサファリのツアーを利用していくことがおすすめです。
コースは日帰りや1週間のコースなど、豊富なレパートリーの中から選べるようになっており、仮に宿泊をする場合には、満点の星空と綺麗な空気の中で至福の時間を過ごすことができること間違いなしです!
ナイロビの魅力5:なにより現地の人が親切!
ナイロビの最大の魅力はそこに住む人々の温かさだと言えます。
ケニアはもともと50前後もの異なる言葉と文化を持った民族の集合であり、それぞれの民族がコミュニケーションを取るための公用語としてスワヒリ語や英語が用いられています。
お互いの民族を尊重しながら生きてきた現地人の方は、どんな人であれ敬意を忘れずに親切に対応してくれる場合が多いです。
普段の生活の中でこのようなちょっとした親切を感じることができることは、大きな魅力だと言えるでしょう。
まとめ
インターネットの悪評とは異なるたくさんの“魅力”に溢れた都市。それがナイロビです。
本当に多くの魅力に溢れているために5つに絞ることはとても難しかったですが、今回取り上げた魅力はほんのわずかであると認識していていただければ幸いです。
最近では、新婚旅行で“サファリツアー”などを選ぶ人も増えています。
ぜひ、あなたも一度、世界の大都市ナイロビライフを満喫してみてはいかがでしょうか?
P.S.日本人求人多数ありますよ!
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