思い立ったらとりあえず海外へ飛び出してみよう

飛行機 海外転職ノウハウ

私は日本語教師の仕事をしています。これまでにオーストラリア、中国、マレーシア、タイ、トルコ、フィリピンとアジアを中心に6か国に住んできました。

嫌なこともたくさんありますが、いまだに海外に住み続けている理由は、やはり「その魅力にはまっている」の一言につきます。

そんな私が海外移住をすることになったきっかけと、実際に海外生活を経験してきて感じることをお伝えしようと思います。

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海外移住のきっかけなんて意外と単純?

オーストラリア

現在、海外への移住を考えている日本人がどれぐらいいるのかはわかりませんが、「海外に住みたい!」と思っても、悩んでなかなか決められなかったり、誰かの強い反対にあったりして大変だったりするのではないでしょうか。

私自身、3年ちょっと日本の貿易会社で働いて、英語が使えるかと思っていたのにそうでもなく、仕事にも少し飽きてきて、「やりがいは?」なんて聞かれても何も出てこない……という状態でした。

ワーホリで気軽にオーストラリアへ

そんな中、ワーキングホリデーという制度を知り、「お金がなくてもアルバイトしながら1年滞在できるなんておもしろそう」という軽い気持ちでオーストラリアへ行きました。

私が日本で仕事をしていたのはバブルもそろそろ終わるころ。「3年働いたら、ボーナスもらって、転職か海外移住」なんていうお気楽OLがたくさんいたのです。就職に苦労していない分、気軽に退職できたのでしょう。

オーストラリアへ渡り、アルバイトに英語の勉強、気ままに旅行。「一生の間にこんな1年があってもいいよな~」と思える楽しい期間でした。

外国人に日本語を教えることに興味

帰国後、日本語教師になりました。

日本語を習いたいオーストラリア人に教えるうちに日本語教師に興味を持つという絵に描いたような動機でしたが、10年以上は続けているので、一応天職ではあったのでしょう。

日本語を教えながらアジア各国を転々

上海

日本語教師の場合、国内外の教師募集サイトというのがあり、私はいつもそれを利用して就労先の学校を探します。今はインターネットという便利なものがあるため、スカイプ面接などで渡航前に就職先を決めることができます。

海外での就職は、初コンタクトから面接、決定まで1か月から2か月でその後すぐに渡航となるため、フットワークの軽さが求められます。面接から2週間で渡航という国もありました。

軽い気持ちでオーストラリア生活をスタートしましたが、海外生活がすっかり性に合い、中国、マレーシア、タイ、トルコと各国を転々とし、現在はフィリピンに住んでいます。

海外エリアの中でもアジアは難易度が低い?

海外

いろいろな国に住んできましたが、周りの日本人はみんな自分と似たりよったりだなと思っています。トルコでは、ある旅行者に「いい国だから住んでみたい。何か仕事ありませんか~?」なんて聞かれたりもしました。

でも、それはもしかすると、生活のハードルが低い「アジア」というゆるゆるの地域だからかもしれません。

アジアに集まる自称「だめ人間」

ニューヨークで知り合った女の子は「男に負けないぐらい働いている」と話していたし、パリで働いていた子も相当がんばっていました。

実は、アジアで働いている日本人は自分たちを一種の「だめ人間」と認めているところがあります。日本の厳しい労働環境では働けない、かといってアメリカやヨーロッパもきつそう……それに比べるとアジアは楽ちん!

でも、私たちは思うのです。「だめだめですけど、何か?」

住みやすく、日本人も多い

私が知る限り、アジアには日系企業が多くあり、物価も安いです。治安も比較的良く、日本人も大勢住んでいます。就職だけでなく、留学や結婚などで現地に滞在している日本の方も数多くいます。

派遣企業も充実し、仮に英語や現地の言葉が話せなくてもできる仕事がきっと見つかると思います。もちろん、言葉は話せるに越したことはありませんが……。

海外に興味があるなら飛び出してみるべき

マレーシア

海外生活や海外就職は、少しでも「やりたいな」という気持ちがあるならやってみるべきだと私は思っています。

日本にいたら気づかないこと、気づけないことはたくさんあります。また、やりたいことやできることが、日本を出てみると別のことに変わることもあります。自分の可能性はいろいろな形に変化していきます。

そこで「やっぱり日本がいいな」と思った人は、以前より日本がすばらしい国だと感じることができるでしょう。逆に、私のようにどっぷり海外に漬かってしまう人もいます。

アジアののんびりした雰囲気が好きで、自分に合っているならそれでいいじゃないですか。

国境を越えることは難しくない

日本での仕事の大変さを聞くたびに、そんなにがんばる必要がどこにあるのだろう……と感じます。人それぞれ好き嫌いはあるとは思いますが、1回でいいからこっち側に来てみればいいのにと。

国境を越えることはそんなに難しいことでしょうか。確かに、言葉や習慣、生活の違いに悩むことはあるかもしれません。買い物一つでも、日本では簡単なのに海外ではできなかったりします。

ですが、自国にいたって違う悩みはあるはずです。嫌になったら、自分の国にはいつでも帰れます

まとめ~頭で考えるより行動してみよう

タイ

「挑戦する前は難しそうだったり、無理そうだと感じたりしたことも、やってみると実は思ったよりずっと簡単だった」これは、海外生活だけでなくあらゆることに言えることだと思います。

昔と違い、今は海外に出ることのハードルが低くなりました。実際に日本を飛び出して海の向こうで働き、暮らしている日本人はたくさんいます。

考えるより先にアクションを起こしてみませんか。ちょっと違った未来が見えるかもしれませんよ。

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