ブログがきっかけ!スリランカで就職できた理由

スリランカ スリランカでの働き方

東京でОLとして2年間勤務後、大学時代から交際していたスリランカ人の彼と結婚することになり、スリランカへやって来ました。

しかし、見ず知らずの土地で退屈し、暇を持て余す毎日。そんな時に始めたのが、スリランカの情報を発信するブログです。このブログをきっかけに、多くの人との交流が生まれ、仕事まで手にすることができました。

スリランカ滞在わずか半年にしてアーユルヴェーダサロンへの就職に行き着いた私の経験をご紹介します。

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スリランカへ来るまでのいきさつ

スリランカの象

日本でしていた仕事

大学時代、経営学を勉強する傍らセラピスト(マッサージ師)のアルバイトをしていました。卒業後は大手アパレル商社に新卒採用され、夢だった英語を使う仕事を手に入れます。

実は卒業前に、ワーキングホリデービザを使い1年留学しようか迷ったのですが、そう考え始めたのも就職活動が終わってからで、内定を辞退する勇気がなく辞めてしまいました。

仕事は完全実力主義で休みは少なく、有給休暇も使えない職場だったので、体力的にかなりきつかったです。

それでも、好きな英語を使ってお客様と何度も交渉し契約まで辿りついたときは、達成感が満ち溢れます。上司や同僚との仲も良く、人間的にも恵まれた環境でした。

忙しい日々に疑問

とはいえ、毎日朝から晩まで働き休みも十分に取れない職場環境にいると、このままでいいのだろうか?と考えるものです。

私は3年以内に会社を辞め、もう一度新しいことにトライしようと決めました。それからしばらく、働きながら将来のために貯金し、2年間で250万円を貯めることができました。

彼からのプロポーズが転機に

そして働き始めて2年経った頃、大学時代からお付き合いしていたスリランカ人の彼にプロポーズされます

まだまだやりたいこともあり、結婚するかどうか悩みました。しかし、彼は「結婚してからでもやりたいことはできる。もし勉強したいならスリランカですればいい」と言ってくれたのです。

そこで、貯めたお金を全て持ってスリランカへ行き大好きな彼と暮らそう、やりたい勉強や仕事もそこで見つけよう!と一大決心。すぐに会社を退職し、半年後にはスリランカの地に来ていました。

スリランカで主婦からサロンスタッフに転身

しばらく専業主婦として生活していましたが、毎日家にいるのは退屈で時間を持て余してしまいます。

私はその時間を有効に使うためにも、スリランカの情報を発信するブログを始めました。そのブログが転機でした。たまたま目を留めてくれたのが、現在の職場の上司である日本人のアーユルヴェーダサロンの社長だったのです。

彼は、私がセラピストしての経験を持っていること、前向きで何事にもトライする姿勢があることを認めてくれ、「一緒に働きませんか?」と誘ってくれたのです。

スリランカのサロンで私がしている仕事

主に、サロン運営のお手伝い、スタッフへの技術力のアドバイスを行っています。4年間のセラピスト経験があるため、施術はアロマトリートメント・リフレクソロジー・タイ式など幅広くできます。

また、日本人が経営するサロンということもあり、日本から来る観光客が半分を占めます。そこで、日本人に受け入れられるホスピタリティ精神やマナー礼儀など接客面の指導もあわせて行っています。

もちろん会話は英語なので、思っていることを100%伝えるのは非常に大変ですが、やりがいのある仕事です。

スリランカで働いてよかった点

経験を活かすことができる

大学時代、セラピストのアルバイトを4年間続けるのは想像以上に大変でした。

学業と両立しながら技術力向上のための練習をして、指が倍以上に膨れ上がってしまうこともありました。楽しいことよりも苦労の方が多かったと思います。

しかし、その経験があったからこそ異国の地スリランカで素晴らしい仕事に出会えました。経験を活かして日本のホスピタリティ精神や技術の指導をすることは大変やりがいがあります。

語学力が身につく

国際結婚していることもあり、英語は日常会話レベルならできますが、ビジネスで使う難しい単語や聞いたことのないフレーズはまだまだ勉強が必要です。

でも、そういったものを働きながら学ぶことができ、スキルを磨くことができるので、学校に行くよりも早く英語が身についていると感じます。

新しい価値観を学び、実践する力がつく

国籍が違う人たちと働くと、日本人にはない考え方や感性を持った人と触れ合う機会が増えます。

例えばスリランカでは、「どちらでも良い」という回答は通用しません。自分の意見をしっかり述べない=やる気がないと見なされてしまうため、より積極的で断定的な発言が求められます。

その分、自分の発言に責任を持たなければならないのでプレッシャーも大きくなりますが、積極的な意見交換により新しいアイディアを取り入れやすくなります。

スリランカでは、日本の会社のように長い会議は行われず、常に発言が求められ、実践する力が鍛えられる場面が非常に多いです。

スリランカで働くには

スリランカ

海外で自分のスキルを試したい!現状に満足していない!何か新しいことをやりたい!という向上心に溢れた人ならば、海外での生活・就職も夢ではないです。

私自身、スリランカ人の夫と付き合うまで、自分が国際結婚して海外で働くなど夢にも思っていませんでした。

運やタイミングもあり、また悩むことや周囲の意見もあると思いますが、重要なのは実際に行動に移すことです。

情報収集と語学力が欠かせない

現在は日本にも、海外で働きたい人向けの求人情報やサポートを提供する会社が多くあります。

まずはそうしたサービスを利用し、スリランカにどのような職があり、給料はどれくらいなのか、実際に住むとどれくらいお金がかかるかなどをしっかり調べましょう。

また、海外で働くとなれば英語は必須です。語学力に不安がある方はそちらの勉強から始めることをおすすめします。

やりたい気持ち・叶えたい気持ちがどこかにあるのなら、ベストなタイミングで夢が叶う時が来ると私はいつも信じています。

まとめ~できることを地道にやることが大切

海外で働くまでの経緯は人それぞれあると思いますが、私の場合はスリランカの情報をブログで発信したことがきっかけでした。

見知らぬ土地で右も左もわからない状態の時、何か自分にできることをしようと思って始めたブログが仕事にまでつながったことは「できることを地道にやっていくことの大切さ」を学んだ出来事でもありました。

何気なく実践している地道なことが近道になるかもしれません。そのチャンスをつかめるよう、日々準備しておくことが大切です。

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