海外で働きたい人へ! スリランカで働いて学んだこと・得をしたこと

スリランカ スリランカでの働き方

海外で働き暮らすとなると、言葉や文化の違いでストレスを感じることがあります。しかし、時間が経ちその国の習慣に慣れることで、徐々にストレスは解消していきます。

そして、滞在が楽しくなってきた頃には学んだな、得しているなと思うことがたくさん出てきます。

私はスリランカ人の夫とともにスリランカで生活しながら仕事をしています。ここでは、半年働いてみて感じるメリットをご紹介します。

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スリランカで働くメリット1. 現地の言葉を覚えられる

スリランカ

スリランカで働くまでは、外国語で話せるのは英語のみだったのが、仕事をするようになってから現地の言葉であるシンハラ語が少ししゃべれるようになりました

スリランカは英語が公用語ですが、もちろんできない人もいて、日常のローカルの人同士の会話は全てシンハラ語になります。そのため、スリランカの文化に馴染む、溶け込むという面でもシンハラ語は必要になります。

シンハラ語は勉強したというよりも、自然に単語を覚えて使うようになりました。やはり少しの会話ができるだけで相手との距離もぐっと近くなるため、将来は英語よりもシンハラ語を使って会話するようになるかもしれません。

仕事の幅が広がった

日本語も含めて3ヶ国語を話せることで、多くの人とコミュニケーションできるようになったのはもちろん、自宅での翻訳の仕事もできるようになり、仕事の幅が広がったと感じています。

スリランカで働くメリット2. 不便な環境で鍛えられる

スリランカ

発展途上のスリランカで働いていると、日本ではあり得ないことが起こります

例えば、30度を超える真夏日に朝から夕方まで停電しパソコンを使った仕事ができない、出勤しようとしたら工事中で道が塞がって大渋滞している、電車やバスが理由もなしに遅れて30分以上来ないなど、挙げたらきりがありません。

しかし、不便なことを受け入れなければ、この地で生きていくことはできません。海外で働くためには、その国の文化や生活習慣を受け入れて自分なりに適応する力をつけることが大切です。

違いを理解して割り切る

受け入れるとは、我慢することとは少し違い、「こういうことなんだな」と軽く受け流しながら納得することです。

もともと生まれ育った地が違う人とは、どう頑張っても分かり合えないことがあります。しかし、「こういう人もいるんだな」と割り切って理解することでストレスなく過ごすことができます。

スリランカで生活し、不便なことを受け入れその都度対応していくことで、どこでも生きていける自信と少しのことではめげない精神力がつきました。

スリランカで働くメリット3. 無駄遣いが減る

日本にいたときは、何かを買うことでストレスを発散する「消費する生活」でした。

しかしスリランカに来て、好きなことをして生きていく生活に自然と変わります。その結果、「消費する生活」から「消費が減る生活」になりました。

ミニマリスト・スタイルを実践

ここスリランカでは、服や化粧品にお金をかけず必要最低限の物で暮らすシンプルな生活を心がけています。日本では高いオーガニックのものは安いアーユルヴェーダ製品で代用し、病気の面もケアすることができます。

日本で働くよりも稼げないならその分、消費を減らして暮らしていくという生活スタイルを身につけることで、無駄遣いが格段に減りました

ちなみに、スリランカは日本と比べて野菜や果物といった食料が特に安く、交通費もバス、電車は基本的には100円以下です。また、大人女性350円でヘアーカットができます。

安すぎて、従業員の人たちはどうやって生計を立てているのか?と心配してしまいますが、物価はかなり安いといえます。

スリランカで働くメリット4. 近隣諸国に格安で行ける

海

スリランカは南アジアに位置していて、モルディブ、タイ、インド、マレーシア、シンガポールなどに安い価格と短時間のフライトで行くことができます

日本からだと距離がある場所でも2日の休みがあれば行けてしまうので、気軽に旅行することができるのです。

モルディブは日本でツアーを申し込むと20万円を超える出費になります。でも、スリランカからなら5万~10万円の予算で同じランクのホテルに泊まることができます。

私たち夫婦は半年に一度、貯めたお金で旅行に行って、ストレスを発散しています。

スリランカで働くメリット5. プライベート中心の考え方になる

私は大学卒業後、日本で一般企業に就職しフルタイムで働いていました。

当時は朝食を食べる時間もなく、起きて早々に家を飛び出し、満員電車に揺られて会社へ行き、夜遅くまで働いていました。帰宅する頃にはお腹もペコペコで、お風呂に入って寝るだけの生活です。

休みの日はそれなりに好きなことをして、大型連休には海外や国内を旅行していましたが、毎日働き、その分消費してまた忙しく働く、その繰り返しで人生の半分以上を過ごすのかな、と思ったりもしました。

自分の時間を持つことの大切さ

しかし、スリランカに来て、仕事をしながらプライベートの時間を確保する大切さを学びました。

今は、朝日が昇る前に仕事へ向かい、残業をほとんどせずに夕食の時間には帰宅するというスタイルで働いています。

自分の時間や家族との時間を大切にするようになり、それによって仕事へのモチベーションも維持しています。

まとめ~しんどくても続けることが大切

働き始めて半年になりますが、仕事を始めた頃よりも今の方が格段に生活が充実しています。最初よりも仕事のスピードが上がったのはもちろん、言葉がわかるようになり、現地の従業員と打ち解けられるようになりました。

初めは慣れない仕事と人間関係で疲れてしまうこともありましたが、めげずに続けてみることが大切だと感じています。続けることで、学ぶことや得をすることがたくさん増えました

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