ウルグアイの古都、コロニア・デル・サクラメント観光のおすすめ5つ

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みなさまは、ウルグアイといわれて何を思い浮かべるでしょうか。最近では、2018年のワールドカップで準々決勝まで勝ち残ったというニュースがありましたね。サッカーは、ウルグアイ人にとって重要な関心事の1つです。

また、マテ茶や革製品、バーベキューなども、ウルグアイの文化として生活の中に根強く息づいています。

今回は、そんなウルグアイの古都、コロニア・デル・サクラメントについてご紹介いたします。

1995年に、その古い街並みが評価され、旧市街の町全体がユネスコ世界遺産に登録されました。小さい岬に位置するのどかな田舎町ですが、その景観と治安の良さから多くの人に愛されています。

この記事では、ウルグアイの古都コロニア・デル・サクラメントを訪れた際に、より一層コロニアの街を楽しむために試してていただきたい事5つをご紹介いたします。※1ウルグアイペソ=約3.42円(2018年時点)

ウルグアイの世界遺産の街・旧市街を歩く

ウルグアイの世界遺産の街

ユネスコ世界遺産に登録されている旧市街は、コロニアの街の最西端に位置します。

名所旧跡やビーチなどをミニバスで回る市内観光ツアーがありますが、それに加えてぜひ歩いて市内散策されることをおすすめします。2時間もあれば一周できてしまう広さですので、日帰り旅行で訪れた場合でも十分散策できます。

町のいたるところに、白塗りの素敵な建造物や花咲き乱れる木々に寄り添うように建てられた民家がありますので、ゆっくり歩きながら町の景観を眺めるのも楽しいですよ。

また、実際に古くから守られてきた石畳を踏みしめながら歩き、1700年代の植民地時代に思いをはせるというのも、なかなか趣があります。

ただ、ひとつ注意しておきたいのが、市内散策にはいていく靴です。石畳は溝が深い箇所や修繕されていない箇所があり、また、緩やかな坂道もいくらかあります。

はきなれた靴、歩きなれている靴をおすすめします。ハイヒールなどはおすすめできません。

ハイビスカスを楽しもう

ハイビスカス

筆者が訪れた2月末は、ハイビスカスが満開でした。ハイビスカスの見頃は2月から3月とのことです。

町のいたるところで見ることができますが、特に旧市街に多く咲いていました。白塗りの壁に赤やピンクの花が映えていて、とてもきれいでした。

また、ビーチ付近でもたくさんのハイビスカスを見ることができます。青い海と白い砂浜にハイビスカス…まるで南の島のような風景でした。

また、そのほかにもサルスベリや名も知らない鮮やかな花々が咲き乱れており、歴史的な建造物を美しく演出していました。気温も小春日和のようなポカポカ陽気で、町中を心地よく散策することができました。

この時期の日差しは比較的強いことが多く、建造物からの照り返しもあります。光に敏感な方は、念のためサングラスや日焼け止めを準備されると安心ですよ。

職人の街でお気に入りの手作り雑貨を探す

手作り雑貨

旧市街エリアの城門近くやReal(レアル)通りには、多くの芸術家や職人のアトリエが軒を連ねています。

特に目を引くのが、カラフルなパターンで描かれた絵画やモチーフの数々です。絵画と同じデザインのノートや髪飾り、子供用のおもちゃなども多く置いてありました。

みんなとはちょっと違う、個性的なお土産を購入したいという方はぜひ足を運んでみてくださいね。

筆者は、ユニークなタッチで描かれた蝶の耳飾りとマグネットを自分用に購入しました。身に着けられるものをお土産として買うと、旅行が終わってからもそれを身に着けるたびに旅行気分を味わえるので、おすすめです。

伝統のタイル・Azulejo (アズレージョ)を見よう

Azulejo (アズレージョ)

かつてポルトガルの入植地であったコロニアは、ポルトガルから伝えられた藍色の染付タイル・アズレージョ(Azulejos)が古くから使われてきました。

旧市街の街並みにも、ところどころに現代風にアレンジされたアズレージョを目にすることができます。

青を基調に、黄色と茶色で差し色をしたものがほとんどで、とても澄んだ青色が特徴のタイルです。タイルは一枚一枚職人さんの手書きなので、味があって見ていると気持ちが落ち着くデザインです。

輸入販売がされており、下記のサイトから購入することができます。

旧市街の最奥、Misiones de los Topes(ミシオネス・デ・ロス・トペス)通りの西端には小さなタイル博物館があります。小さいながらも、鮮やかな色合いで描かれた素敵なパターンのタイルが展示されています。

入場券は、コロニアの6つの博物館共通のチケット(50ウルグアイペソ、約190円)を購入する必要があります。旧市街のマヨール広場(Plaza Mayor)西にある市立博物館(Museo Munisipal)で購入できます。

お昼12時~14時ごろまではシエスタのためお休みの可能性がありますので、ご注意ください。

基本情報

  • 名称:Museo del Azulejo(ムセオ・デル・アズレージョ)
  • 住所:Misiones de los Tapes 104, 70000 Colonia del Sacramento, Departamento de Colonia, Uruguay
  • アクセス:Misiones de los Tapes (ミシオネス・デ・ロス・タパス)通りを西に突き当たりまで進むと、左手に見えます。
  • 営業時間:11:15~16:30
  • 入場料:50ウルグアイペソ、約190円
  • 電話番号:+598-4522-1072
  • 公式サイト:https://www.coloniauy.com/

巨大カツ、Milanesa(ミラネサ)をほおばる!

巨大カツ、Milanesa(ミラネサ)

コロニアを訪れたならば、ウルグアイの名物料理ミラネサ(Milanesa)を見逃すわけにはいきません!巨大な牛肉・鶏肉・ハムなどを薄くのばして衣をつけて揚げたもので、大きなカツレツのような感じです。

トッピングとしてチーズやトマトソース、バジルなどがかかっていて、その香ばしいかおりは食欲をそそります。

ドイツ・オーストリアなどでよくみるシュニッツェルや、イタリアのコトレッタとよく似ていますが、チーズがどっさり乗っていてより一層ボリューミーです。

また、日本のトンカツよりはかなりお肉が薄く大きいのも特徴です。衣が薄いので、意外とぺろりと食べてしまえます。

メインストリートであるフローレス通り(Av. General Flores)には多くのレストランが並び、夜遅くまで営業しています。コロニアは南米の中でもかなり治安のいい町ですので、安心してディナーを楽しむことができますよ。

ただし、混雑した場所でのスリや置き引きには注意が必要です。レストランでは荷物を床に置かない、リュックや肩掛けの鞄は後ろ向きに背負わず常に目の届くところに置いておくなど、気を抜かないようにしましょう。

まとめ

以上、南米の国ウルグアイの田舎町、コロニア・デル・サクラメントについてご紹介いたしました。コロニアは、比較的治安の悪い南米の中で、異質なほど穏やかで平和的なエリアの一つです。

きっと、アルゼンチンや周辺諸国からの観光客が、町ゆく人の大部分を占めているからなのでしょう。世界遺産の街、コロニア・デル・サクラメント。機会がありましたら、ぜひ足を運んでみてくださいね。

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