ミャンマー語の基本フレーズを使ってミャンマーで働こう!

ミャンマー ミャンマーでの働き方

未知なる言語であるミャンマー語を学ぶことはハードルが高いかもしれません。実際に、現地の職場に日本語の流ちょうなスタッフがいる、仕事では基本的に英語しか使わないという人も多いでしょう。

習得して人々と交流を深めたいと思っても、その独特な文字を見て、いきなり拒絶反応が!なんていう話も耳にします。

ここではミャンマーで働くならまず覚えたい、基本フレーズをいくつか紹介します。まずはあいさつや感謝を伝える言葉を覚え、ミャンマーの人々との距離を一気に縮めましょう!

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ミャンマーの言語とは

ミャンマーのマップ

ミャンマー(ビルマ)語

ミャンマー(ビルマ)語は、ミャンマー連邦共和国の公用語で、人口約7割を占めるビルマ族が母語とする言語です。他の民族はそれぞれ言語を持っていますが、学校教育はミャンマー語です。そのため、辺境の地域などを除いて国内ではミャンマー語が通じます

ミャンマー語の特徴は、なんといっても視力検査表を見ているような丸々とした文字です。また、日本語にはない発音や、音の高低によって意味を区別する声調のある言語です。

記号のようでなんだか文字が覚えにくい、日本人にとって正確に発音をするのが難しい言語ではありますが、文法は日本語とよく似ています

まずは、いくつかのフレーズをカタカナでそのまま暗記して、積極的に話しかけてみましょう!

ミャンマー語のあいさつ・自己紹介

握手

ミンガラー・バー(おはよう/こんにちは/こんばんは)

職場や学校でのあいさつで、朝昼夜いつでも使えます。ただ、日本語の「こんにちは」とは若干感覚が異なり、現地の人同士であまり日常的には使われません。

ちなみに、現地の人同士では以下の言葉をあいさつとしてよく使います

  • タミン・サー・ピー・ビー・ラー(ご飯食べた?)
  • ネー・カウン・イェ・ラー(お元気ですか?)

チャノ(男)/チャマ(女)/ナーメー・〇〇・バー(私の名前は〇〇です)

「私」という単語は男性の場合は「チャノ」、女性の場合は「チャマ」となります。名前が「ナーメー」なのは日本語と似ていますね。「バー」は日本語の「です」にあたります。

トゥェ・ヤー・ダー・ワン・ター・バー・デー(初めまして/お会いできてうれしいです)

初めて会った人や久しぶりに会った人に対して使える言葉で、英語の「Nice to meet you」にあたります。自己紹介をするときに一緒に言うといいフレーズです。少し長いですが、何度も繰り返して覚えてみてください。

ミャンマー語の簡単な質問・依頼

部屋

〇〇シー・ラー(〇〇はありますか?/〇〇はいますか?)

職場などで○○に物の名前をいれるとその有無、○○に人の名前を入れるとその人の在不在を確認できる、とても便利なフレーズです。「~ラー」は日本語の「~か?」にあたる疑問を表す言葉です。

返答は、有る場合は「シー・デー(あります)」、無い場合は「マ・シー・ブー(ありません)」となります。

〇〇ペー・バー(〇〇をください)

何かほしいものをお願いするときに使える、役立つ言葉です。○○に入るミャンマー語が分からない場合にも、○○の部分は英語を入れてぜひ使ってみてください

買い物やレストランなどで、指をさしながら「これください」と言いたい場合には、「ダー(これ)・ペー・バー」と言います。

ミャンマー後で感謝を伝える

ありがとう

チェーズー・ティン・バー・デー(ありがとうございます)

少し長いですが、このフレーズは目上の人にも使える丁寧な言い方になります。もう少しカジュアルに「ありがとう」と言いたい場合は、少し短く「チェーズー・バー」「チェーズー・ベー」と言います。

ちなみに「チェーズー」には「恩義」、「ティン」には「積む」という意味があります。直訳すると「恩義を積む」となり、仏教国のミャンマーらしい表現になっています。

「Thank you」といってももちろん通じますが、せっかくなので現地の言葉で感謝を表現してみましょう。

便利なミャンマー語のフレーズ

マーケット

ヤー・バー・デー(大丈夫です/いいです)

このフレーズは、日本語の「大丈夫です」「いいです」の感覚とよく似ています。「これでいいですか?」という問いに対して「大丈夫です」「OK」と答える場合に。さらに相手が謝ってきたときに「大丈夫ですよ」「問題ないですよ」というときにも使える表現です。

また、相手が何かを勧めてきたとき、日本語で「いいです」といいますよね。それと同じく、「はい、お願いします」なのか「いいえ、結構です」なのか、否定も肯定も両方表現できる曖昧なところも似ています。文脈や相手の表情で察する、もしくは表現しましょう。

マネピャン・トゥエ・バー・メー(またあした会いましょう)

職場での退勤時に使ってみましょう。「マネピャン」が「あした」という意味になりますので、単に「また会いましょう」という場合は、「ナウフマ(また)・トゥエ・バー・メー」と言います。

まとめ〜早速使ってみよう!〜

外国人がミャンマー語を使うとミャンマーの人々はとても喜んでくれます。流ちょうに話せなくてもいくつかのフレーズを日々使いこなせば、関係構築が格段とうまくいくはずです。

ミャンマーは親切な人が多く、何かあれば積極的に助けてくれます。ミャンマーの人と良好な関係を築くことで、あなたの仕事や物事が好転していくきっかけにもなるかもしれません。

今日からでもすぐに、ここで紹介したフレーズを使ってより良いミャンマーライフを送ってください!

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記事を書いた人
yuri.m

学生時代に偶然、ミャンマー(ビルマ)語を勉強。その後、気が付けば旅行やボランティア、仕事でミャンマーと10年以上の付き合いに。みなさまにミャンマーの魅力やミャンマーでの生活に役立つ情報をお届けします。

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