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南米コロンビアの日系企業で管理職として働く私のお給料事情

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コロンビア

私は南米コロンビアの日系商社で働いています。現地採用社員ながら、現在は管理職を務めています。

南米では合計3ヶ国で働きましたが、一般的なお給料事情はどの国もほぼ同じで、中南米全般に当てはまる部分も多いです。日本では外資系企業の方がお給料や待遇がいいと思いますが、コロンビアなどの南米ではポジションが高いほど、現地の大手企業の方が日系企業よりも高給のようです。

これからご紹介するのは、日本の習慣を取り入れた日系企業の例です。

コロンビアでの私の仕事内容

会議室

職種は営業管理で、特定のビジネスラインと新規ビジネス開発のマネージを担当しています。また、過去に現地法人から事業投資会社に出向したこともあり、そのときは管理部門で人事や法務、財務、環境マネジメント、CSRなどを担当しました。

日々の業務を行う方法は、

  • 本社との日本語でのコミュニケーション
  • 部下である現地スタッフや他国支店の現地スタッフも交えた、英語でのコミュニケーション
  • 現地スタッフや取引先とのスペイン語でのコミュニケーション

です。

コロンビアの首都に住んでいますが、地方都市の取引先訪問などの国内出張が月に1回ほど、また、海外支店や海外の取引先訪問などの海外出張が年に2~3回あります。

勤務時間

うちの会社は朝8時から17時までで昼休み1時間、週休2日制の週40時間勤務です。法定労働時間は最高週48時間で、これを超える分に対しては残業手当が支払われます。管理職には残業手当はありませんが、特に必要がない限りは、残業はしても1時間程度です。

なお、管理職になると、いわゆる社長出勤や勤務時間内の私用外出も容認ムードが一般的です。

休暇

年間の有給休暇は15日で、最長3年間の累積が認められています

また、コロンビアでは祭日が年に18日と南米で一番多いです。クリスマス、お正月、その他一部の宗教的祭日を除き、火曜から日曜にあたった場合は月曜に移動するので3連休が多いです。

日系企業は日本の習慣に合わせて12月29日から1月3日までを休みにすることもよくあります。

コロンビアでの基本給と手取り

デスクワーク

給与は月給ベースです。会社との契約も月額基本給がベースで、その金額を基に税金や社会保険料などが計算されます。基本給からは、所得税源泉徴収分と民間医療保険料、年金積み立て分が差し引かれ、手取りは基本給の約82%くらいになります。

私は現地採用なので、給与額や待遇は現地社員と同じレベルですが、20年前の入社当時に比べて給与は約3倍になりました。

コロンビアでのボーナス、税金、福利厚生

ボーナスは年2回

毎年6月と12月に基本給1ヶ月分のボーナスを支給することが労働法で定められています。また、会社の業績や実績に応じてさらにいくらか加算されます。

会社側は、コストがかかる基本給のアップはしませんが、良い業績をあげて給与交渉をしてくる社員に対してはボーナス額を増やすことで対応しています。

所得税は個人で申請

先に、基本給から所得税源泉徴収分が差し引かれると述べましたが、会社の給与以外に収入があったり、控除される項目があったりと人によって内容が違うので、個人で申告する必要があります。年末調整はありません。

年初に源泉徴収のレベルの希望を会社から聞かれるので、私は低めに設定してもらい、個人の申告で差額を払うようにしています。

民間保険もカバーする福利厚生

こちらも基本給から引かれる民間医療保険料は、会社が半分負担してくれています。

これとは別に、加入が義務付けられていて会社が保険料を支払っている社会保険があり、これで公的医療機関のサービスは無料で受けられるのですが、内容があまりよくないため、中所得層以上は民間の医療保険に入り民間の医療機関を利用しているのです。

また、その他の福利厚生として、会社で加盟している福利厚生機関指定のスーパーのポイントカードが使えたり、契約保養所の使用料が給与額に応じて割引されたりします。

立場により異なる各種手当

私の場合は住宅手当はありませんが、マイカー通勤をしているので、事務所のあるビルの月極め駐車場代金を会社に負担してもらっています。ガソリン代よりも駐車場代の方が高いので、駐車場代支給は助かります。ただし、これは管理職のみが対象です。

一般的に、会社に命じられて他の都市に転勤になる場合は住宅手当が出ることもありますが、通勤手当はバス通勤の低所得労働者が対象となるくらいです。

コロンビアでの給与の支払い方法

atm

給与は銀行振込ですが、銀行の指定はありません。ただ、取引量を増やすため、給与振込先に指定すると特典が付く銀行もあります。

私の会社では毎月16日に、その月の分の給与が支払われます。ほとんどの企業は月1回の支払いですが、コロンビアでは特に、低所得層の労働者には月に2回に分けて支給する習慣もあります。

コロンビアの給与格差

ビーチ

中南米では一般に、給与格差はかなり大きくなっています。私の勤めている会社の場合、現地社員の中だけで比較すると、一番給与が高いジェネラルマネージャークラスと一番給与が低いドライバーでは、その額に10倍以上の差があります

また、私の給与も、同じ部署の事務職の給与とは約4倍、技術営業担当とも約3倍の差があります。格差があまり出ないように抑える日本企業でこのレベルなので、管理職の給与がもっと高い現地企業であれば、格差はさらに大きくなります。

まとめ~日系企業と現地企業で仕組みは異なる

日本から遠く離れたコロンビアですが、日系企業ということもあり、お給料の仕組みに関しては日本とそれほど大きく違う点はありません。現地企業であれば、また事情は変わってくると思います。

ちなみに、コロンビアなどの南米では日本のような年功序列制はなく、実力主義です。現地の企業に勤める場合、実力次第で若くても給与は高額になります。その分、格差は大きくなりますが、年齢や在籍年数に関係なく評価されるので、自分の力を試してみるのもいいかもしれません。

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