南米の国アルゼンチン、日本の裏側にあるため、日本が冬ならアルゼンチンは夏。そんなアルゼンチンの国旗の真ん中に太陽が描かれていますね。
なぜだと思いますか?それは住んでみるとその理由がよく分かります。日本の裏側にあるひと味もふた味も違うアルゼンチンの夏。今回はとっても太陽に近い国、アルゼンチンの夏を紹介したいと思います。
アルゼンチンでは公園がビーチに早変わり
まだブエノスアイレス市内だけですが、1月から3月の期間限定で、市内の大きな公園の芝生に黄色のパラソルとチェアが設置されます。アルゼンチンは南半球にあるため、日本とは季節が逆なのです。
公園がまるでビーチのように早変わり!!3年前から始まったこのサービスはもちろん無料(パラソルもチェアも無料)で、旅行者でも利用は可能です。時間制限はありませんが、定刻になると撤収されるので利用する方はご注意を!たくさんの人が公園にやってきて思い思いの時間を過ごします。
夏は公園で日焼けが一般的
私たち日本人は海がとても身近ですが、ブエノスアイレス市内から海までは車で数時間かかることもあり、アルゼンチン人の中には一度も海を見たことがない若者もいるんです!
日焼けサロンが少なく、ビーチも遠いブエノスアイレスの人は、公園で日焼けが普通です。シーズンになると公園でマテ茶片手にビキニで日焼けをしている若い女の子を大勢見かけることができます。公園にビーチパラソル、海じゃないのに何故かのどかな光景に癒されます。
アルゼンチンの道路は緑がいっぱい!町中に大木
ブエノスアイレスを歩いていると気づくこと。それは・・・街路樹が大きい!道が木のトンネルのようになってるんです。
少し日に当たっただけですぐに肌が黒くなるくらい日差しがとっても強いブエノスアイレスは、この街路樹のおかげで夏でも比較的涼しく感じるんです。
もちろん日よけの為だけではなく、自然を大切にするアルゼンチンの象徴です。街路樹の中には綿の木や、レモンの木などもあるんです。街路樹に宿る野鳥のさえずりを聞きながらブエノスアイレス散策・・・とっても素敵なひと時になりますよ!
街路樹が緑の洞窟みたいで歩くだけで癒されます。
日差しがめちゃめちゃ強い!アルゼンチンの夏の日焼け対策
日本も勿論のこと、アルゼンチンの夏は歩くだけで本当に日焼けをします。私も2時間くらい外にいただけで、足にくっきりと靴の跡ができてしまいました。
そして絶対に欠かせないのが日焼け止めクリーム!女性はもちろん、小さな子供たちもお母さんに顔に体に塗られているのをよく見かけます。帽子も水分も必需品です!
注意!夏の午後の2時から4時はゴーストタウン
アルゼンチンのバケーションは1月・2月になります。アルゼンチンは南半球にあるため、日本とは季節が逆になります。その影響もあって、長期で郊外のビーチや避暑地に行く人も多く、お店も半分くらいが閉まります。
ただでさえ人がいない上に、一番気温が高い時間帯の午後2時から4時はほとんどの人が外出を控えます。営業をしているお店も、この時間帯はお昼休憩になる為閉まります。どうしても必要な用事がある場合はなるべく午後1時までに済ませてしまいましょう!
まとめ
いかがでしたか。
太陽の国、アルゼンチンの夏。クリスマスもお正月も、日本と真逆の季節の真夏!
ブエノスアイレスは風があるので、日陰にいると日本より涼しく感じますが、日向は日本よりも暑く危険です。夏にブエノスアイレスを歩く時は、日焼け対策・水分補給を十分にして楽しんでくださいね