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バングラデシュで起業した私の就労ビザ&労働許可証取得体験記

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  • 更新日:
ビザ推薦状

※バングラデシュ投資庁BOIからのPIビザ推薦状

海外で仕事をするためには、「他の国から働きに来ました」ということを証明するビザが必要です。バングラデシュも例外ではなく、働くためにはビザを取得しなければいけません。また、ビザに加えて労働許可証も必要です。

バングラデシュの就労ビザと労働許可証の申請手続きはとても複雑で、取得までに半年で済む人もいれば3年以上かかる人もいます。

私はバングラデシュで会社を設立しましたが、2つの証明書を取得するのに1年かかりました。

※この記事は筆者の体験に基づいています。最新の状況とは違っている可能性があるためご注意ください。

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バングラデシュで就労が可能なビザは2種類

バングラデシュで働くためのビザは、主にE(Employment )とPI(Private investor)の2種類です。この他、婚姻ビザ、NGOビザ、公用ビザ等がありますが、今回はバングラデシュでお金を稼ぐことを目的にしている場合なので省きます。

EビザとPIビザの違いは、現地企業の設立時に投資したか・していないかという点です。分かりやすく言うと、バングラデシュにある企業に雇われて給与をもらう場合はE、バングラデシュで起業した場合はPIです。

  • Eビザ

バングラデシュで仕事を探し、会社を見つけて応募、面接等を経て採用されたという人はこちらです。日系企業であれば、基本的には勤務先に取得手続きを任せればよいでしょう。

 

  • PIビザ

バングラデシュで起業し、その会社のために滞在して仕事をするという場合はこのビザを取得することになります。私は現地企業を設立したのでこれを取りました。

バングラデシュのPIビザ・労働許可証の取得手順と必要書類

バングラデシュイミグレーションのweb

※バングラデシュのイミグレーションのサイト

ここで紹介するのはあくまでも私の体験です。人により取得手順は違います。ただ、必要書類に違いがある場合、それは人による違いではなく取得ビザによる違いです。

手順は異なっても私の知人は全員がビザを取得できています

PIビザと労働許可証の取得手順(私の場合)

  1. 会社を設立
  2. バングラデシュ投資庁(BOI)よりPIビザ推薦状を発行してもらう(記事トップの写真参照)
  3. 在日バングラデシュ大使館で推薦状を提出しPIビザを発行してもらう(下記参照)
  4. PIビザでバングラデシュ到着後、投資庁にパスポートのコピーを提出
  5. バングラデシュ内務省の職員(警察官)による企業の実在の確認
  6. 内務省より労働許可証発行

在日バングラデシュ大使館では、事前にオンラインでビザ申請を行い、申請用紙をプリントアウトしておかないと受け付けてくれません。

PIビザと労働許可証の申請書類(私の場合)

  • パスポートのコピー
  • 証明写真
  • 会社定款
  • 役員会議の議事録(私が滞在することが決定したという内容)
  • 外貨からタカ(バングラデシュの通貨)への両替証明(50,000USD〈約560万円〉以上、通貨がUSDでない場合は同等の価値であること)
  • 従業員名簿
  • 会社の住所の不動産契約書

※1USD=約112円(2018年1月)

バングラデシュの就労ビザ取得で大変だった点

私の場合はコンサルタントを利用せず、全て自分で手続きしました。その中で大変だったことを挙げてみます。

移動

バングラデシュの渋滞事情は有名です。該当の役所に出向き、全ての手続きを1つずつ済ませましたが、投資庁へ行くだけでも2時間、3時間かかることがざらにありました。

バングラデシュでは車を所有していないため、バスやCNGと呼ばれる自動三輪を利用しましたが、これらの乗り物にエアコンはなく、汗と埃まみれになります。移動するだけで大変でした。

賄賂

当時の私はベンガル語がほとんど理解できなかったため、なぜコンサルタントと名乗る人達が各役所の前にたくさんいるのかが分かりませんでした。しかし、実は全て賄賂のためだったのです。

賄賂を渡せば手続きがもっと早く済んだかもしれませんが、ベンガル語ができなかった私には不可能でした。

彼らは1人ではなく、必ずコンサルタント(支払う側)と1人の手下(受け取る側)がセットです。そして、コンサルタントと手下の間では、非常に分かりにくい間接的な表現のベンガル語が使われます。

それは賄賂の金額、渡し方を説明している重要な会話です。もちろんヒソヒソ話で行います。そのため、外国人相手に交渉は不可能なのです。

払わなかったから1年かかった?

このことを理解し、コンサルタントを利用するまでは、必要な窓口に行き書類を提出しても色々ケチをつけられて返却されました。これには非常にストレスが溜まりました。

賄賂の払い方は分かりましたが、私は払っていません。だから手続きに1年かかったのだと思います。

バングラデシュの就労ビザ取得が思わぬ経験につながった

最後に余談を一つ。とても大変でしたがあきらめず頑張ってビザ取得にたどり着いた後、思いがけない貴重な経験ができました。

外国人が1人で全ての手続きを済ませたのが珍しかったのか、私は投資庁の方と非常に仲良くなっていました。ある日、その方から電話がありオフィスに呼ばれました。なんでも、投資庁が主催する会議に参加してほしいとのこと。

私は何気なくOKの返事をして、翌日の会議に参加します。

有名な企業人が勢ぞろい

その会議は、バングラデシュを投資先に検討している外国企業、現地企業が意見交換を行い、投資庁が現在のバングラデシュへの投資状況を報告する会議でした。

私以外の参加者は、バングラデシュで生活していれば一度は名前を聞くぐらいの現地有名企業の社長や役員、誰もが知っている外資系企業の現地社長や役員ばかりでした。

そのような方達と同じ会議に出席して意見を述べるのはとても緊張することでしたが、楽しく貴重な思い出となりました。

まとめ~自分でやるにせよ頼むにせよ準備は慎重に

繰り返しになりますが、バングラデシュに滞在して働くために必要なビザはEとPIです。手続きは複雑で大変なことが多いです。

時間を短縮できるという意味では、コンサルタントの利用も良い選択であると言えますが、全て自分で行うことで得られる満足感や経験もあります。

どちらにせよ、ビザは必ず取得しなければいけません。これはバングラデシュに限らず、海外で働くならどこも同じです。しっかり情報収集して準備しましょう。

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