イギリスでの滞在で、特に長期の場合には必需品となってくるのが、通話やネットが使用できる携帯電話です。公衆電話の数も激減している中、携帯を持っていない人などほとんどいません。
イギリスで携帯電話の契約を結びたいときや、日本の携帯をそのまま使用したい場合には、どうしたらいいのでしょうか。今回はイギリスで個々にあった携帯プランを探せるよう、選択肢をご紹介します。
イギリスにある携帯電話キャリアとは
イギリスには、多数の携帯キャリア会社、それぞれ結べる契約が違います。
有名な会社は、Tesco Mobile, giffgaff, Lebara, O2, Orange, EE, Virgin Mobile, 3, Vodafone, BT Mobile, Talktalk Mobile, T Mobile です。
もし信用性を疑う会社があっても、ここに記載されている会社であれば、心配する必要はありません。
携帯電話の月極契約の方法
日本での携帯電話の契約と同じく、毎月携帯代と追加使用料を払うという選択があります。
これは12、18、24ヶ月の期間で契約が出来るので、長期滞在の場合にはちょうどいい期間となるでしょう。
店頭でもオンラインでも契約できる
契約を結ぶのは、オンラインでも店頭でもできます。
オンラインの場合、契約を結びたい携帯会社を選択し、そのサイト上で行うことができます。
Carphone Warehouse公式サイト:www.carphonewarehouse.com
EE公式サイト:www.ee.co.uk
その他には「Carphone Warehouse」や「Phones 4U」などの契約を結ぶための店も存在し、これらもサイトから契約を結べます。
オンラインで契約をしたい場合、欲しい携帯を探すところから始めます。
携帯会社によっては、自分のIDやクレジットカードの明細の提出を求められたりもします。全てを渡し、問題がなければ2、3日で携帯が届くでしょう。
店頭では、有効なID(パスポート、イギリスの運転免許証等)とカードの明細を持って行ったら、その日のうちに契約を結べるでしょう。
店員さんが全ての書類を書いてくれるはずなので、英語が苦手でも丁寧に教えてくれますよ。
契約を結ぶのもいいですが、海外でネットや電話を使うと高く請求されるので、気をつけてください。
SIMカードのみの購入方法
日本で使っている携帯電話端末をそのままイギリスでも使いたいのであれば、SIMカードだけを購入するという手段があります。
携帯がSIMロックされていないのが条件ですが、SIMロックの解除は各携帯会社で手続きが可能です。
SIMカードのみ購入するときに必要なもの
SIMカードのみの購入には身分証明書は必要ありません。SIMカードはチャージしないと使用できないので、使いたい分だけチャージしたら使えるようになります。
これは契約ではないので誰でも買うことが出来ます。
携帯会社によって違うSIMカードの購入方法
SIMカードの購入方法は、携帯会社によって異なります。
簡単に購入したい場合、スーパーマーケットチェーンのテスコは「Tesco Mobile」という携帯会社を経営していますので、スーパーでSIMカードを購入することが可能です。
これと同様の会社に「Lebara」などもあり、こちらは「Corner Shop」というイギリスのコンビニみたいな場所でもSIMカードを買えることが多いです。
プリペイドのSIMカードを購入し、携帯に入れるだけですぐに使えるようになっています。
このように、小さい携帯電話会社からだととても簡単に購入でき、値段も安いことが多いです。
有名な会社もたくさんあり、これらは主に端末込みでの契約を重視していますが、SIMオンリーで購入したい場合にはサイトから簡単に出来るはずです。
大きい会社ほど電波のネットワーク範囲が広いので料金も高くなる場合が多いのに比べ、有名度の低い携帯会社なら安くつく場合があります。
安いから電波の範囲が狭くなるわけではありません。少し無名でも、giffgaffとTesco Mobileはイギリス2位の携帯会社・O2のネットワークを使っているので、範囲は問題になりません。
SIMカードのTariffとは
SIMカードのみで購入する場合、ただお金を入れて1分いくら、1MBいくら、などで払うと高く付くので、Tariffを選択することをおすすめします。
「Tariff」とは、携帯本体に1ヶ月の通話時間とSMS数、さらにネットのデータ容量を選択できるものです。
例えば、SIMオンリーの£10のTariffに通話時間200分にネット量が1GB付いてくる場合、その£10を払えば1ヶ月の間はその量を使い切るまで使えます。
それを超えたらチャージされているお金から引かれる形になっています。月極契約をした場合、このTariffは変更はできませんが、SIMオンリーのTariffはいつでも変更可能です。
Tariffを使用する場合、月末を過ぎて余ったネット用データ容量や通話時間などは無駄になりますが、総合的に見てみるとすごく安くなるはずです。
もし1ヶ月でほとんど携帯を使わなかったり、とても不定期であったりという場合は必要がないかもしれませんが、一定の量が使えるので毎回お金を気にすることもなくなると思います。
しかも、データ容量や通話時間を使い切ってしまっても、追加でお金を入れたら、残りの期間は入っているお金から1分いくらで引かれるようになります。
自分にあったSIMカードを探しているなら、自分の1ヶ月の通話時間とネット使用量を把握し、それに合ったTariffを探すのが一番だと思います。
会社によっては必要以上に通話時間やネット容量が多くついてきて、その分値段も高くなるので、自分の使用量に合わせた一番安いオプションを探しましょう。
まとめ
いかがでしたか?
たくさんある契約の種類の中から、自分に合ったオプションを見つけるのは大事です。誰でも可能な限り安く済ませたいと思うので、そのためにはやはり使用量を把握するのが第一だと思います。
使用量を把握していなくても、SIMオンリーの場合は柔軟に次の月は違うTariffにするということもできます。
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