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アルゼンチンで役に立つ!日本から持って行きたい8つのアイテム

炊飯器

海外に長期にわたって滞在する時、貴方は何を持って行きますか?

ノートパソコン、SIMフリーのスマホ、電子辞書、数種類のクレジットカード…これらはもう当たり前ですよね!

今回は、長期海外生活で必要な定番の物ではなく、海外生活をする上で「持って来ていて良かった物」をご紹介したいと思います。

目からウロコ?!理由を見れば納得して頂ける物ばかりをまとめてみました。アルゼンチン在住の筆者には、本っ当ーに役立っています。

目次

VISA+サービスのあるキャッシュカード

キャッシュカード

海外で、日本から仕送りをしてもらう時や緊急にお金が必要になった時に本当に便利なのが、VISA+のサービスが付いたキャッシュカードです。

筆者は新生銀行のキャッシュカードを持っていますが、本当に万能です!

家族に日本の銀行から海外に送金してもらうと、金額の大小に関わらずどの銀行でも4,000円以上は手数料がかかります。

手数料が高い上に、住んでいる国の銀行口座が絶対に必要だし、振り込みが完了するまでに数日かかってしまうんです。

このカードが万能なのは、自分名義の銀行口座から、海外のATMでも日本と同じ要領で、確実に現地通貨でキャッシングができるということです!

そう、アメリカならドルで、アルゼンチンならアルゼンチンペソで、ヨーロッパ諸国であればユーロで引き出しが出来ます。

引き出す額の4%程の手数料と、使用する海外ATMの手数料のみで済むので、少額の送金にとても役立ちます。しかも、ほとんどの海外ATMは24時間利用可能なんです。

筆者はブエノスアイレス市内に住んでいますが、VISA+のサービスのないATMを探す方が難しい程です。VISAの公式HPを見てみると、VISA+サービスのあるATMは全世界で250万台以上が設置されています。

滞在先がよほどの田舎や発展途上国でない限り、活躍すると思いますよ!

現地の通貨で現地の銀行に預けていると、インフレ等で貨幣価値が異常になった時に損をすることもあります。

日本の銀行は個人口座を持つのに月額無料が当たり前ですが、アルゼンチンでは銀行口座を持つためだけに月額で使用料を支払わなければいけない銀行がほとんどです。

その点、VISA+のメリットは、日本にいる家族が負担する振込手数料は国内銀行間の振込手数料、操作も国内銀行間での操作で済みます。

そして、各銀行の営業時間内であれば、即座に自分の口座に入金されます。

一度に送金する額が大きくなると、通常の海外送金を利用した方が手数料が安くなる場合もありますが、緊急用として持っていた方が便利です。

万一スリ被害に遭って持ち金もクレジットカードもなくなった場合、本当に役立ちます。現地で普段使用する財布と分けて管理しておくことをおすすめします。

あえてこのカードのデメリットを言うとすれば、各国の銀行によって一度に引き出せる限度額が決まっている点ですね。

また、公式HPでは、1日の引き出し上限額は10万円と記されています。

個人的見解になってしまいますが、貨幣価値や物価が国によって違う為だと思います。アルゼンチンでは、ほとんどの銀行で一度に2,000ペソ(約15,000円)しか引き出せません。

平均月給が8万円の国なので、それでもかなりの額になります。

つまり、大金が必要になった場合には、一日に何度も銀行で引き出しをしないといけなくなります。なので、まとまったお金の送金は通常の海外送金をするのがベターですね。

なんだかVISAの回し者のような内容になってしまいますが、長期滞在者は勿論、短期の旅行でも活躍するので本当におすすめです。

ハンディLEDライト

ハンディLEDライト

日本ではなかなかあり得ませんが、アルゼンチンでは予告なしの停電や断水に出会うこともしばしばあります。

実際に筆者は、数日前に自宅マンションの電気系統に異常が発生し、4日間の停電生活を凌ぎました。今回体験した4日間が今までで最長ですが、数時間や丸1日の停電は何度も経験しています。

懐中電灯やローソク、キャンドルでも勿論凌げますが、語学勉強をしようとしても暗くて文字を読み取ることすらできません。

地区一帯の停電になったら逃げ場もなく、スーパー等もレジが機能しない為に閉店するので、手元にローソクやキャンドルが無くても買えないんです。

それに、火事場ドロボーと同じような輩に入られる可能性もあるので、停電している時に家を留守にするのは防犯上も良くありません。

街灯が全くない真っ暗な道で、スリ被害に遭うことだって考えられます。

海外で販売しているLEDライトは、結構値段が張る上に日本の製品ほど優れてはいません。

一番のおすすめは、乾電池式で場所を取らないスティックタイプのLEDライトで、日本の電気屋さんでは1,000円くらいで販売しているものです。

ローソクやキャンドルだと室内を見渡すのに結構な本数が必要ですが、LEDが4~6個付いているスティックタイプライトは驚くほど明るいっ!(体験談)

それに、とても軽くてスリムなので、スーツケースの場所も取りません。

最近では100均でもLEDの置き型ライトが販売されているので、数か月のみ海外生活をされるのであれば、それでもいいと思います。

ちなみに筆者は前回日本に一時帰国した際、スティックタイプのLEDライトを2本、100均の置き型ミニLEDライトを5つ購入してアルゼンチンに帰ってきました。

おかげで急な停電でも大騒ぎしなくて済んでいますよ!

炊飯器

炊飯器

私たち日本人の主食、お米。ヘルシーフードとして、世界中から注目されており、地球の反対のアルゼンチンでも気軽に購入が出来ます。

お米は手に入っても、なかなか手に入らないのが、炊飯器。わざわざ鍋を使って炊くのも、慣れるまでは結構大変なのです。

中期で海外滞在する方は我慢できるアイテムですが、数年に渡る長期滞在や永住をする方には必需品でしょう。

ちなみにアルゼンチンで販売している炊飯器は、日本では昭和初期に使用していたような、炊き上がったら自動的にスイッチが切れる「ガチャポン」タイプ。

これでお米を炊こうものなら、保温は不可能だし、炊いている時に吹きこぼれて炊飯器周辺が無残な光景になります……。

スーツケースに余裕があるなら、是非日本製の炊飯器を持って行ってください!

使用電圧が違う炊飯器は、繁華街の外国人観光客が多い大手家電量販店で3万円前後で手に入ります。日本の電圧に対応している炊飯器は、電圧の違う国では変圧器を通しても使えませんのでご注意を。

冷湿布&温湿布

湿布

足をくじいた、突き指した、引っ越し荷物を整理していて腰がやられた……そんな事が起こった時、湿布を売っている国は一体世界にどれだけあるのでしょうか?

私たち日本人からすると当たり前の湿布ですが、実はなかなか手に入りません。

アジア圏内でも似たような効果の得られるクリームがありますが、西洋諸国や南米では、中華街に行かない限り無いと思っていていいでしょう。

それに、中華街でそのクリームを探そうと思っても、お互い外国人。

私たちがその国の言葉をマスターしていたとしても、中華街の方が完璧に言葉を理解してくれるとは限りません。またその逆もしかり。

整体や接骨院はアジア独特の治療法ですから、西洋諸国では飲み薬で痛みを抑えるしかありません。鎮痛剤や風邪薬は世界中どの国でも販売していますが、湿布はありませんよ!

そんなに場所を取る物でもないので、できれば持っていたいアイテムです。

マッサージ機

先程もご紹介しましたが、「長時間歩いて足がグッタリ…マッサージ屋さんや足つぼマッサージに行きたいな」なんて事になっても接骨院はありません。

アジア諸国であれば国によってマッサージや足つぼ・整体等はありますが、西洋諸国では超高級スパやエステになります。

アルゼンチンでは、中華街などに中国人が経営するマッサージ屋さんはありますが、結構高いっ!しかも予約でほぼ埋まっていて、即戦力でないのが現状です。

変圧器を利用すればマッサージ機はアルゼンチンでも使えるし、日本で買っても数千円で済むので、スーツケースに余裕があるなら持って行きたいアイテムです。

筆者の自宅には、コンセントで繋いで使用する肩や腰のマッサージ機があります。

現地の友人が我が家に遊びに来るたびに、絶対に「使わせてくれ」と懇願される超人気アイテムです!

たこ足コンセント

コンセント

海外で使えるかどうかは、メーカーに確認してください。

使用は自己責任で、使用する電気のワット数等にも注意して使って頂くことを念頭に置いて下さい。

変圧器と併用して使用できるたこ足。常に使うものとしてではなく、コードが足りない時の非常用として持っていれば、かなり役立ちますよ!

変圧器の機種にもよりますが、100VAのものではたこ足を使用してPCの充電とスマホの充電は普通に出来ています。

何度も申しますが、機種によって使用電力の限界が違いますので、自己責任の範囲内で使用してくださいね!

ハンディミニ扇風機

暑い時期の必需品、ハンディミニ扇風機。100均で売っていますよね!

日本の公共交通機関は冷暖房が完備されていて快適ですが、アルゼンチンのバスや電車内で冷暖房が完璧にされている国はとても少ないのが現状です。

真夏に満員のバスに揺られている時、ハンディミニ扇風機があれば本当に快適に過ごせます。

ただ、私たち日本人からすると当たり前の物ですが、海外ではとても珍しい物でもあるので、ひったくりなどにはご注意くださいね。

細かい洗濯物を干す、洗濯バサミのついた吊り型物干し

国によっては販売している場合もありますが、西洋諸国や南米で洗濯物を干す際は、よくホテルに置いてある置き型の物干し台やロープが主流です。

でも、この置き型の物干し台、結構高価なんです。中期~長期で滞在するのであれば、わざわざ購入するのを躊躇してしまいます。

是非日本から、洗濯バサミがぶら下がっている吊り下げタイプでファミリーサイズの物を持参することをおすすめします。

まとめ

いかがでしたか?

アルゼンチン在住の筆者が、本当に持っていて役に立っているアイテムを8つご紹介しました。国によっては販売している物もあるので、「なるほどね!」と思う物を持ち物リストに加えて下さい。

アルゼンチンに滞在する予定の方は、この8つは出来る限り持参してくださいね!この記事を読んで頂いた皆さんの海外生活が少しでも快適になれば、筆者はとても嬉しいです。

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この記事を書いた人

海外就職・海外求人マッチングサービスGuanxiを運営しているIT企業。
世界各地をお仕事で飛び回っています。

世界各地で滞在し、見たもの、感じたもののリアルを届けます。

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