メキシコで就職!日本語学校で働く私の仕事スタイルとは

メキシコの観覧車 メキシコの働き方

※私の住むメキシコの街プエブラにある観覧車。夜はライトアップされカップルが集まります。

海外で働くことに興味を持っている方も多いと思います。でも、海外での働き方とはどのようなものなのでしょうか。

私はメキシコの日本語学校で日本語教師として働いています。メキシコは多くの日本人にとって身近な国であるアメリカの隣国でありながら、そのライフスタイルや国民性はほとんど知られていないと思います。

そんなメキシコで私がどんな働き方をしているのか、休暇事情も含めてご紹介します。

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メキシコ人の基本的なライフスタイル

メキシコのライトアップ

※ライトアップされた街の様子。クリスマスシーズンは青と白に統一されたライトが美しく街を照らします。

一日の始まりは早い

私が初めてメキシコに来た時の第一印象は「朝が早い!」でした。学校は朝7時くらいから始まります。会社も8時くらいにスタートして18時ごろ終わるところが多いようです。

なにせ早いので、朝ごはんはヨーグルトやクッキーなどを軽く食べて、学校や仕事先で10時ごろにもう一度食べるのが一般的です。

学校が終わる時間帯に合わせて行動

そして、お昼過ぎには学校が終わります。小中高までは午後2〜3時には学校が終わるので、親はその時間に子どもたちを迎えに行きます。職場をちょっと抜けて迎えに行く人も多く、道もかなり渋滞します。

その上、お昼ご飯もその時間に合わせるので、午後2~3時はレストランやお店も混み合っています。日本と比べるとかなり遅めの昼食です。ちなみにお昼ご飯は、一日の食事の中で一番しっかり食べます

その後、仕事に戻る人もいればそのまま終わりという人もいます。どちらにしても日本に比べると朝型生活ですね。

夜ご飯はコーンフレークやスープで済ませてしまう人が多く、一日はそれで終わります。

ユニークな週末の雰囲気

休みの前夜は、バーは混み合い、各家庭からはパーティーをしているであろう音楽が一晩中聞こえてきます。

そして、日曜日の朝はとっても静か。メキシコ人の多くはカトリックなので日曜日の朝はミサが行われます。そして、ミサの時間帯はミサ以外では動かない、外に出ないというのが伝統的な習慣なので、本当にびっくりするぐらい人がいないんです。

メキシコの日本語学校で働く私の勤務時間

メキシコ※クリスマスが近づくと、広場に並ぶ小さなお家にはこのような装飾が施され、中に食べ物や土産物などの店が設置されます。

私が勤務するメキシコの日本語学校は私立で、日本語を勉強したい人は年齢問わず通えます。仕事終わりのサラリーマンや大学生、中高生もいます。そのため、平日は午後から、そして土曜日は終日、授業を行います

平日は午後4時ごろに始まり、終わるのは8時です。土曜日は朝9時から夜7時までみっちりクラスがあります。プライベートレッスンにも対応するので、その場合は朝11時くらいからマンツーマンのクラスもあります。

一般的なメキシコのライフスタイルに比べて昼型で、遅い時間まで働いていることになります。

メキシコで日本語教師として働く一日

メキシコ

※夜の中心街ではこんな風にマリアッチを聞くこともできます。私たちが見ていると「外国人がいる!」と気さくに声をかけてくれました。

では、具体的に勤務日のタイムスケジュールをご紹介します。

朝はだいたい8時ごろ起床。シャワーを浴びご飯を食べて、買い物や洗濯などを終えると10時ごろです。

プライベートクラスがある場合はそのまま学校へ向かいます。なければカフェなどに行って授業の準備をします。遅くとも午後3時には学校で授業の準備を始めます。

終わると夜8時を過ぎているので、あたりは真っ暗。メキシコの夜は危ないので、真っ直ぐ家へ帰ります。帰宅すると、夕飯を食べて翌日の準備をして寝ます。

これが私の基本的な一日の流れです。

メキシコでの休日の過ごし方

メキシコの街並み

※メキシコの夕方。かなり交通量の多い場所なので歩道橋がたくさん設置されています。

職場である日本語学校は日曜日がお休みで、一日フリーで遊ぶことができます。たいていは生徒と一緒にどこかへ出かけたり、買い物をしたりして過ごします。

私の住んでいる街プエブラはとてもきれいな建物が多く、さらに毎年新たな建物やモールができるので、長く住んでいても飽きません。また、美術館や博物館、動物園もあるので娯楽も楽しむことができるんです。

日曜日には仕事のことを忘れて思いっきり羽を伸ばしたり、ゆっくり部屋で休んだりします。メキシコ人も日曜日はのんびりしているので、そこは同じですね。

メキシコの日本語教師は長期休暇が多い

calle de artes

※calle de artesと呼ばれるこの通りでは、画家が絵を見せたり売ったりしています。小さな一つひとつの扉がお店になっているんです。

私が勤める語学学校は3学期制で、学期間には1カ月弱の休みがあります。つまり毎年3カ月ほどは休みなので、その期間に日本へ帰ったり、どこか遠くへ遊びに行ったりできます。

せっかくメキシコにいるので、遠くのまだ知らない街へ行ってみたくなります。休日の日曜日だけではなかなか行くことができないようなところへも、この休みを利用して出かけます。

一方で、長期休暇中には次学期の準備も進めます。生徒の名簿をまとめたり、クラスで使う教材を直したり、作ったりといった細かい作業をする期間でもあるんです。

まとめ〜暮らしを楽しみながら働く

メキシコ

※お土産を売っている市場。平日でも観光客がたくさんいて、とってもにぎやかです。

ご紹介したのはメキシコでの私の勤務スタイルですが、これはほんの一例です。一口に海外といっても、国や職種によりいろいろな働き方や一日があると思います。

日本語教師という職業の特殊さもあって、休みが他の人と合わないことも多々ありますが、私はメキシコでの暮らしを楽しんでいます。

海外就職するなら、働き方ももちろん大切ですが、その国の文化や習慣になじみ、そこでの生活を楽しめるかどうかも重要な要素だと思いますよ。

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