イギリスという新しい土地で生活を始めるにあたってお金の管理は大切ですよね。日本国内でも新生活の際には心配事がつきませんが、海外での新生活ともなれば不安は倍増です。
家賃の支払いや日々の生活費の引き出し、せっかく見つけたお仕事の給与受け取りなど、何はともあれイギリスの銀行口座開設は急務です。
今回は知って安心、イギリスのLloyds Bankの銀行口座開設方法についてご紹介します。
イギリスの銀行について
イギリスは言わずと知れた金融国家、特にここロンドンにはCityと呼ばれる金融街があり、日本のメガバンクをはじめ世界各国の有名な銀行が一つのエリアに集中しています。
特に新金融街Canary Wharfにそびえ立つ、超高層ビルは景観保護の観点から建物の高さ制限のあるロンドンにおいて異彩を放っています。
今回はイギリスの4大銀行と呼ばれる、HSBC、Barclays、Lloyds、Natwest(RBS)の中からLloyds Bankでの口座開設についてご案内させていただきます。
Lloyds Bankでの口座開設がおすすめの理由
Lloyds Bankでの口座開設がおすすめな理由は、なんといっても提出書類の少なさです!
最近日本でも口座開設の際に資料の提出を求められますが、口座開設時に身分証の提出が必要なのはここイギリスも同じです。
ほとんどの銀行はパスポート+住所の確認出来る書類の提出が求められますが、この住所を確認出来る書類が我々外国人にはクセモノなのです。
提出できる書類としては、英国の免許証や公共料金の支払い書、もしくは勤務先や学校からのレターが認められるケースもあるようですが、単身で渡英した直後にこれらの書類を用意するのはかなりハードルが高いのではないかと思われます。
実際私も仕事が見つかり給与口座を開設しておいてくださいと言われたのですが、住所の証明書がなかったため何軒かの銀行で丁寧に口座開設をお断りされました。
その点Lloyds Bankでは、日本のパスポート保持者であれば提出書類はパスポートのみでオッケーとのことだったので無事に入社前に口座を開設することができました。
Lloyds Bankの銀行口座開設のためにインタビューの予約を取る
日本の銀行とイギリスの銀行の大きな違いは、預金の引き出しや預け入れ、振り込み等の窓口業務を除き、ほとんどの手続きは予約が必要な点だと思います。
日本の銀行のようにフラッと窓口を訪れ、その場で口座開設することは原則できません。
まずは銀行の総合案内のようなところで、口座開設をしたいと申し出た上で、インタビューの予約を取りましょう。
インタビューを受けてLloyds Bankの銀行口座をゲット
インタビューの予約を取ると、担当者の名前を案内されます。
当日は担当者の名前と口座開設のインタビューを受けに来たということを総合案内もしくはロビーにいる銀行の方に伝えましょう。担当者が来たら小部屋に通され、インタビュー開始です。
日本のように口座開設用紙等があるわけではなく、氏名や住所、電話番号等の基本情報についても全て口頭でお伝えします。
口座開設時のインタビューで聞かれること
- 口座開設の理由
- VISAの種類
- 働いている方はお給料がどれくらいか?
- 家賃はいくらか?
といったことも質問されます。
口座開設時のインタビューで気をつけること
ただしこういう質問についてはよほどのことがない限り、口座開設自体には影響がないと思われますので、開設理由については給与口座であるとか生活費を日本から送ってもらう用である等の無難な理由で十分ですし、給与や家賃についても正直に答えて問題ないと思います。
気をつけたほうが良いのは、日本の資産についてです。
証明書の提出は求められませんが、VISAの種類によっては不法就労を疑われるケースがありますので、口座開設の理由が給与口座以外の場合は、イギリスで生活していけるだけの自分の貯金があることや家族等からの援助を受けられる等言っておいた方が無難です。
最終的にインタビューの内容をプリントアウトしてくれますので、内容を確認し問題なければサインをしてインタビュー終了です。
1週間以内に自宅にキャッシュカードが送られてくるので、カードを受け取れば晴れてイギリスでの口座開設は完了です。
まとめ
いかがでしたか?
イギリスは良くも悪くも日本のようにルールがきちっと決まっていません。各支店や担当者によっては案内の内容にバラツキがある可能性もあります。
口座開設をご希望の場合、自分が手続きをしたい支店にきちんと確認の上、手続きすることをオススメします。
インタビューについても英語力に自信がない場合不安かと思いますが、自分も銀行の担当者も口座開設という共通の目的のもと面談を行うので、あまり突拍子な質問はありません。
後日カードが送られてくる等ポイントさえ押さえておけば、担当者の細かな説明を全て理解する必要もないと思います。
一人で口座開設が出来ればその後のイギリス生活に自信が持てる第一歩になると思いますので、ぜひ頑張ってくださいね。
海外求人
あなたの挑戦を待っている!あこがれの海外企業へ就職しよう(海外求人)
あわせて読みたい