フィリピン・マニラの治安は?メトロマニラでの4つの注意点

マニラの治安 東南アジア

フィリピンへの旅行・長期滞在となれば現地の治安は気になりますよね。外務省のホームページで調べたり準備はしても、それだけで大丈夫なのかな?と思うかもしれません。「フィリピン・マニラ」と聞けば、なんだか治安がとても悪そう……。では、実際にどうなのでしょうか?

今回は、メトロマニラでの治安と気をつけるべきことについてご紹介します。

治安といってもエリアによってさまざま

メトロマニラの治安といっても地域によってさまざまです。

ざっくり分けると、マカティ市アヤラ通り周辺、オルティガス商業地区、ボニファシオグローバル シティーなど、オフィス街や外国人が多く住む地域は比較的治安がよいです。

これらとは逆に、人でごった返す公設市場、所得の比較的低い人たちが住む地域では、昼間でも犯罪が起きやすく危険です。日没後はどのような場所でも外出は危険で、女性の一人歩きは絶対にしてはいけません。

どのような犯罪が起きやすいのか

強盗・殺人は、金銭トラブルでヒットマンを雇って殺人を依頼する事件や、新大統領が就任してからはドラッグ取引に関わるフィリピン人たちが多数射殺されています。

日本人が殺害されたニュースが日本でも流れますが、たいていは金銭トラブルの末に起こった事件のようです。外国人だからという理由で、通り魔的に狙われることはそれほどありません。

日常的に多い犯罪は、財布や携帯電話などのスリです。私の身近にいる日本人・フィリピン人問わ、スリに遭う人が多いです。

犯罪に遭わないために気をつけること

まずは、スリに合わないために現地の人々がしている対策も交えてご紹介します。

財布を分ける

公共交通機関やショッピングモールなど人でごった返す場所では、お札がまっすぐ入る財布やカードがたくさん入った中身を見せることは、スリに目をつけられてしまいます。

財布はカバンの奥底にしまって取り出さないようにしましょう。乗り物の運賃などの小さな支払い用に、小銭や小額紙幣だけを入れた小さな財布を準備して、それを取り出して支払うことをおすすめします。

とくにスリや窃盗が多発する市場に行く場合、大切な財布は持って行かず、必要なお金をポケットや靴や靴下の中などに分散して持っていくという方法もあります。

携帯電話を人に見せない

財布と同じで、高価なスマートフォンは人前で見せないどうに、カバンの奥底にしまいましょう。

最近では多くのフィリピン人がスマートフォンを持っていますが、それでもまだ高価な商品であることは間違いなく、それらを盗んで転売する人たちもたくさんいます。

高価なものを持ち歩かない

日本で日常使っている、ブランドのカバンやアクセサリー、時計などの装飾品は、フィリピンでは身につけないことが窃盗に合わないための第一の方法です。

フィリピンに限らず、日本人ほど若い人でもブランドにこだわり身につけることは珍しいです。とくに貧しい人がまだまだ多いフィリピン・メトロマニラでは、高価な装飾品を身につけると狙われやすいです。

かばんは体の前に持つ

人ごみの中では、バックパックでも自分の胸の前に持ちましょう。後ろに背負っていると、そっとかばんを開けられ中身がすられてしまいます。

まとめ

今回はフィリピンの治安についてご紹介しました。どの国に行っても、自分の身は自分で守れるよう気をつけることが大切ですね。日本ほどの治安のよさは、他のどの国にもないと思います。気を抜かず、そして楽しい時間を送りましょうね!

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記事を書いた人

語学留学のため、フィリピン・メトロマニラに滞在。1ヶ月の予定がそのまま住み着き6年目。今では1児の母です。陽気でいいかげんなフィリピン人に囲まれて楽しく暮らしています。

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