フランス・リヨンへ行こう! 日本からリヨンへのアクセス方法

フランスのリヨン フランス生活・移住

フランス第二の都市リヨン。

美食、芸術、歴史を楽しめ、海外からの観光客はもちろんのこと、国内旅行で訪れるフランス人も少なくない、根強い人気を誇る古都です。

仕事、留学、ワーホリと、在留日本人も多いリヨンですが、残念ながら日本からの直行便はありません。ここでは、リヨン在住経験のある筆者が、実体験も交えて、いくつかのリヨンへのアクセス方法をご紹介します。

安心・楽々を求めるなら(飛行機)

飛行機

日本からフランス・リヨンへ向かうなら、ヨーロッパ・中東各地での乗り継ぎ1回を経て、空路リヨンに入るのが最も楽な方法。多数の航空会社が、リヨン市郊外にあるサン・テグジュペリ国際空港に乗り入れていますので、選択肢はいろいろあります。

所要時間の短さで挙げていくなら、ルフトハンザ(フランクフルト乗り継ぎ)、スイス(チューリッヒ乗り継ぎ)、エールフランス(パリ乗り継ぎ)などになります。

良い便だと、乗り継ぎ待ちも含めて15時間を切りますから、予算が潤沢なら、上記のような西欧の航空会社を選ぶと安心だと思います。

とはいえ、これらの航空会社でも手頃な値段の便も出ています。スケジュールに自由が効くなら、フライト優先で旅程を組むのも良いかもしれませんね。

空港からリヨン市内へのアクセス方法

サン・テグジュペリ空港からリヨン市内へのアクセスは、ローヌ・エクスプレスという高速トラムを使うか、タクシーを拾うかのどちらかになります。

ローヌ・エクスプレスなら、終点・リヨンの主要駅「パールデュー」まで約30分で到着します。料金は、大人片道15.80ユーロ。ほとんどの時間帯で、15分に1本のペースで出ており、便利です。

タクシーで市内中心部まで行くと50ユーロ前後、時間は30分程度でしょうか。3、4人のグループなら、ローヌ・エクスプレスと同程度の金額になり、ホテルなどの目的地に直接アクセスできる分良いかもしれません。

タクシーに乗る場合には、目的地をはっきり伝えること(言語が不安ならメモを見せるのも効果的)と、正規のタクシーを選ぶことを心がけると安心です。

最安!1円でも安く行きたい!(飛行機+電車)

電車

何はおいても、とにかく安く行きたいなら、低価格の航空会社の便を選んでパリに降り、パリから電車・バスでリヨンへ向かうのが、いちばん安上がりだと思います。

この場合、選ぶ航空会社としては、アエロフロート(モスクワ経由)、中国国際(北京経由)、中国東方(上海経由)あたりでしょうか。

11月や2月などのオフシーズンで1人5万円前後からと、とにかく安いですが、所要時間・サービス品質など様々な面で、快適性を期待しないことがお約束です。

パリからリヨンへの陸路交通で、私がベストと考えているのがOuigo(ウイゴー)という鉄道です。

このOuigoは、TGVの廉価版として人気の交通手段です。シャルル・ド・ゴール空港鉄道駅から、リヨン・パールデュー駅へ向かう便は、21時頃出発の1便だけになります。

Ouigo(鉄道)の料金は?

運賃は、時期や予約のタイミングによるのですが、最安で1人10ユーロ(1,100円〜1,200円)。所要時間はTGVと同じ、約2時間です。

ただし、大型荷物の持ち込みはオプション扱いで、追加料金(1つに付き5ユーロ)が取られます。海外旅行用の大きめのスーツケースだと、ほぼ間違いなく追加料金の対象になるとは思いますが、それでも格安の移動手段と言えると思います。

高速バスを使うという手も

パリ市内・ベルシー(Bercy)のバスターミナルから出る、高速バスを使うという方法もあります。

空港からパリ市内に行くのに少なくとも10ユーロはかかるため、節約効果はいくらか薄くなってしまいますが、飛行機の到着時間の関係で、空港駅発のOuigoを待ちきれないのであれば、この方法も良いかもしれません。

リヨンまで6時間半ほどかかりますが、便によっては驚きの1ユーロというものもあり、これなら空港からの交通費を含めても、空港駅発のOuigoに乗るのと同程度の値段になります。

筆者のおすすめするリヨンへのアクセス方法

空港

ここまで、安心・快適路線、格安路線と紹介してきました。

最後に、なるべく安く、楽に行きたいけれど、それなりに安心できる航空会社が良いな、というあなたに、バランス重視の筆者がイチオシする、おすすめプランをご紹介します。

と言っても、秘密の奥の手という訳では全然なく、前述の格安プランのフライトを、少し安心度と快適度の高いものに変えるだけです。

私が好きなのは、韓国の二つの航空会社、アシアナ航空と大韓航空です。

値段的には、ロシア、中国経由のフライトより少しだけ高い、6、7万円(オフシーズン値)ですが、確実な乗り継ぎ、機内の清潔さ、機内食が日本人の口に合うなどの面で、私個人としては、安心して乗れる最安の航空会社という印象があります。

 韓国経由でパリまで飛んで、空港駅発のOuigoでリヨンに入る、これが筆者のイチオシプランになります。この場合、リヨン到着は23時頃になりますから、パールデュー駅近くにホテルを取っておくと安心だと思います。

まとめ

今回の記事ではリヨンへのアクセス方法をご紹介しました。飛行機と電車を駆使し、リヨンへ行く、これがおすすめです。

皆さんが自分に合ったアクセス方法を選んで、楽しく、快適なリヨンへの旅が実現しますように。

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