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タイ・バンコクの日系コールセンターに就職!その理由とは?

バンコクのコールセンター

タイで働く日本人も増えてきました。今回お話を伺った沢崎さん(34歳・男性)もそんな日本人の一人です。

元々タイが好きだった沢崎さんは、タイ人の彼女のためにバンコクの日系コールセンターに就職しました。1カ月の給料は31,500バーツ(約95,000円)、日本とは労働環境が違うため辛い思いをすることもあるようです。

仕事が見つかるまでの経緯や、実際に働いてみて感じる日本との違いなどをご紹介していただきます。

※1バーツ=約3円
※この記事は筆者の体験に基づいています。最新の状況とは違っている可能性があるためご注意ください。

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目次

彼女のためにタイでの就職を決意

タイでの就職を決断した理由は、お金とビザの問題、そして彼女です。

元々タイが好きで長期にわたって滞在していたのですが、タイは旅行者として入国すると1ヶ月分しかビザがもらえません。毎月お隣の国に行き、またタイに戻ってくると再度1ヶ月分もらえるのですが、それが面倒なので就職することを決めました。

また、バンコクでタイ人の彼女ができ、彼女の地元に行ったりもしていました。結婚などを考えるとここで働いた方がいいのではと思ったので、就職することにしたのです。

タイでの仕事がなかなか決まらず……

ただ、仕事は簡単には見つかりませんでした。

最初は人に紹介してもらったのですが出来高払いだったので、インターネットで海外の求人サイトを探して他の仕事に応募しました。

でも、2ヶ月経ってもいいところが見つからなかったんです。暇なのとお金がどんどん減っていくのが嫌だったので、不本意でしたが日系のコールセンターに就職しました。

タイは物価が安い分、給料も安い

タイの現地採用社員として働く人は、日系企業であれば50,000バーツ(約150,000円)以上の給与でないといけないという法律があります。

しかし、BOIという資格を企業側が取るとそのルールが撤廃されていくらで雇ってもいいことになり、日本の最低時給を下回る給与で雇用できます。僕の場合はこれに当てはまり、給与は法律を下回る約30,000バーツ(約90,000円)です。

ただ、タイ人の感覚からすると30,000バーツは高給な水準に入ります。タイは物価が安いのでこれぐらいでもやっていけるのですが、日本で働くのと比べると安月給になりますね。

タイの働き方は日本と違ってゆるい

コールセンターの業務は実際にはほとんどなく、ときどき電話がかかってくる程度です。待っている間はデータ入力の仕事をするのですが、その仕事がない場合、僕以外の人はほぼ雑談をしています

こういう感じは日本では許されないと自分は思っているのですが、そのギャップがいいのか悪いのかはわかりません。

タイでは就業中にコンビニに買い物に行っても止める人もなく、ご飯を食べたりお菓子を食べたり、やっぱり日本とはルールが違うと感じます。

タイの労働条件は思ったよりきつい

タイでは、日系企業であってもタイの法律に従います。タイの労働条件は日本のものとは違ってきつい面があります

日本では残業や休日出勤に対して割増賃金を支払うことが定められていますが、タイではそれがなく、労働者を安く使うことができます。

また、日本だと企業も厚生年金保険料を負担してくれますが、タイではそれもなく、アルバイト並みの給与で正社員並みの責任と仕事を求められるという感じです。

運動で頭を空っぽに

上司に怒られると、こんな時給600円以下で働かされて先も不安なのに、と辛い思いをします。

そんな時には運動するんです。運動をすると他のことを考える余裕がないので、頭を空っぽにできます

彼女に愚痴というか現状を伝えると、彼女も気分を悪くして別れようかみたいな話になるのですが、僕は聞いてもらえて頭の中のモヤモヤがスッキリします。

まとめ~厳しくても海外就職は貴重な経験

沢崎さんのお話によると、タイではゆったりとした働き方が許されている反面、給与が安かったり労働環境が整っていなかったりと、厳しいことも多いようです。

ただ、海外に身を置くからこそ日本の良さに気づくことができ、新たな視点を得ることができるとも言えます。

沢崎さんも大変なことを乗り越えながら、タイで彼女のために頑張って働いているようですね。少々辛い環境でも目的や夢があるのなら、海外就職にチャレンジしてみて損はないはずですよ!

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この記事を書いた人

海外就職・海外求人マッチングサービスGuanxiを運営しているIT企業。
世界各地をお仕事で飛び回っています。

世界各地で滞在し、見たもの、感じたもののリアルを届けます。

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