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旅行に役立つフランス語の基本

フランス

海外旅行先でコミュニケーションを取るために使う言語と言えば英語が一番多いですが、せっかく英語圏ではない国へ行ったのであれば現地の言葉でも話してみたいとは思いませんか?

来日した外国人観光客に日本語で挨拶などされたら私たち日本人が嬉しいように、外国でも現地の人にその国の言葉で話しかけることができたら相手も喜んでくれます。

そこで今回は旅行で役立つプチフランス語講座です。

目次

フランス語で気をつけること

フランス語には男性形と女性形があり、単語や表現によっては表記を変形させる必要があります。

旅行程度で使ったり話したりする言葉は変化形を意識するケースは少ないとはいえ、フランス語には男性形と女性形があるということを覚えておきましょう。

フランス語の簡単な挨拶

まずは簡単な挨拶やお礼などでよく使うフレーズからご紹介します。

こんにちは

「おはようございます」や「こんにちは」という場合は「Bonjour:ボンジュール」と言います。これはお店でも入店時や会計の際に店員さんから「いらっしゃいませ」という意味でも声をかけられます。

相手からBonjourと言われたら笑顔で返答してみてください。

こんばんは

ちなみに「こんばんは」は「Bonsoir:ボンソワー」と言います。

「ありがとう」と「どういたしまして」

「ありがとう」は「Merci:メルシー」と言い、「どういたしまして」は「De rien:ドゥ・リアン」もしくは「Je vous en prie:ジュ・ヴ・ザン・プリ」と言います。

「本当にありがとう」と少し強調して伝えたい時は「Merci beaucoup:メルシー・ボクー」と表現します。また買い物やレストランで会計を済ませた後、店員さんから「Bonne journée:ボン・ジョルネ」と言われることがあります。

これは「素敵な1日を」と言う意味で、返答する際には「Merci, à vous aussi.:メルシー・ア・ヴゾーシー」(ありがとう。あなたもね。)と答えてみてください。

昼間の時間帯によく言われる表現ですが、日本ではこういった言葉使いはないので、何だか素敵ですね。

カフェやレストランで

レストラン

カフェやレストランではフランスでも英語版メニューが用意してあるケースもありますが、簡単な基礎用語は覚えておきたいですよね。

飲み物は「Boisson:ボワソン」と言い、例えばコーヒー(café)が一杯欲しい時は「Un café, s’il vous plaît.:アン・カフェ・シルブプレ」と表現します。

その他にも紅茶は「thé:テ」、ビールは「Bière:ビエール」、赤ワインは「Vin rouge:ヴァン・ルージュ」、白ワインは「Vin blanc:ヴァン・ブラン」です。

水が欲しい場合は有料でボルビックなども注文できますが、水道水でよければ「Une carafe d’eau, s’il vous plaît.:ユヌ・カラフェ・ドー・シルブプレ」と言えばピッチャーで無料の水道水を出してくれます。

食事のメニューについては「Plat du jour:プラ・ドゥ・ジュール」と言う表記をよく目にすることがありますが、「本日のおすすめ」と言う意味です。また肉は「Viande:ヴィヨンド」、魚は「Poisson:ポワソン」と言います。

会計をお願いしたい時は「L’addition, s’il vous plaît.:ラディション・シルブプレ」と言います。領収書が欲しい場合は「Une facture, s’il vous plaît:ユヌ・ファクチュール・シルブプレ」と言いましょう。

何かをお願いする際の文末に「s’il vous plaît:シルブプレ」とつけていますが、これは英語でいう「please」で「お願いします。」と言う意味です。

パン屋さんやケーキ屋さんで

フランスと言えば美味しいパン屋さんやケーキ屋さんがたくさんあり、販売されているパンやお菓子の種類も豊富です。

パン屋さんのことは「Boulangerie:ブーランジェリー」、ケーキ屋さんのことは「Pâtisserie:パティスリー」と言います。

Boulangerie(パン屋さん)でよく見かけるパンは

  • クロワッサン「Croissant」
  • チョコレートパン「Pain au chosolat:パン・オ・ショコラ」
  • レーズンパン「Pain aux raisins:パン・オ・レザン」
  • アップルパイ「Chausson aux pommes:ショッソン・オ・ポム」
  • レモンパイ「Chausson aux citrons ショッソン・オ・シトロン」
  • そしてフランスパンの「Baguette バゲット」です。

Pâtisserie(ケーキ屋さん)

  • ミルフィーユ「Millefeuille 」
  • マカロン「Macaron」
  • エクレア「Éclair:エクレール」
  • シュークリーム「Chou à la crème:シュー・ア・ラ・クレーム」

などがよく販売されています。

街中のいたるところにお店があるので、基本用語を覚えたら、散策中に気なったり食べたいと思ったお店に入ってみてはいかがですか。

観光用語

フランス

観光地でよく使うフランス語は

  • 美術館「Musée:ミュゼ」
  • チケット「Ticket:ティケ」
  • 入り口「Entrée:オントレ」
  • 出口「Sortie:ソルティ」
  • 地下鉄「Métro:メトロ」
  • 地下鉄の駅「Station:スタスィヨン」
  • 長距離鉄道の駅「Gare:ガール」

などです。

観光地の場合は英語表記での案内も多いので安心ですが、覚えておくと便利ですね。

まとめ

英語以外の現地語でコミュニケーションを図るのは難しいと思われるかもしれませんが、例え単語や表現を間違えたとしても話そうと挑戦している姿勢は相手に好印象を与え、フランス人も最後までこちらの話を聞いてくれようとします。

片言でも良いので現地語を使って、旅先で出逢った人との心の距離を少しでも縮めたいですね。

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この記事を書いた人

現在教育関係の広告代理店でフランス人向け日本留学企画の担当として勤務する会社員。
フランス留学と出張の経験を活かしてライターとしても活動開始。これまでに旅した国は16カ国。

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