チリでの物件探しはここが重要!知っておきたい住宅事情と4つのポイント

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海外への移住が決まったら、まず気になるのはこれから住む家のこと。チリに住むなら治安も心配だし、物件を探す際の注意点なども分からなくて不安になってしまいますよね。

そこで今回は、チリの住宅事情と物件探しの際に気を付けたい4つのポイントをご紹介します。

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チリの治安について

南米の中では比較的治安が良く住みやすいと言われているチリですが、あくまで「南米の中」で治安が良いだけで、近頃では日本人を狙った凶悪犯罪も発生しています。出来るだけ安全な地域で、セキュリティ管理のしっかりした物件を探すことが第一に重要です。

首都のサンティアゴだと、ビタクラ区(Vitacra)やラス・コンデス区(Las condes)などの高級住宅街が日本人には人気のようです。当然家賃は高くなってしまいますが、日本人はただでさえ外見から外国人として目立つ為、治安は重視したいところですね。

チリに限らず海外で治安が良い場所と悪い場所を見分けるポイントですが、ゴミが散乱している場所や壊かけた家が多く集まっている地域は避けた方が賢明です。

また、他の場所に比べて窓やベランダに鉄格子が厳重にはめられている場所も犯罪発生率が高い可能性があります。実際に物件のある地域を歩いてみたり、現地に住んでいる人から出来るだけ沢山の情報を集めることが大切ですね。

賃貸は一軒家?それともアパート?

チリのアパート

せっかく海外に住むのであれば、日本では珍しい暖炉付きの広々とした一軒家なんて素敵ですよね! 

また、チリでは近年設備の充実した新しいアパートも次々と建てられています。さて、チリで日本人が住むには一軒家とアパートではどちらの方が良いのでしょうか?

一軒家について 

緑豊かな庭付きの広々とした一軒家はとっても素敵で憧れますよね! 庭にハンモックを掛けて日向ぼっこしたり、休日には友人を呼んでBBQをしたりと夢は膨らみます。

しかし、治安の面から考えると一軒家は避けた方が無難でしょう。

高層階のアパートに比べて侵入が容易で、家と家の感覚が離れていたり周りが空き家だったりすると狙われる危険性が高まります。どうしても一軒家に住みたい場合は、区切られた敷地内に同じデザインの家が並んで建てられているヴィレッジタイプがおすすめです。

敷地内に入る為に設置されているゲートには24時間駐在のガードマンがいて、訪問者はそこで自分の名前と訪問先を伝えるようになっています。

訪問先にはガードマンから「○○という人が来ていますが、通しても大丈夫ですか?」という確認が入り、OKが出れば敷地内に入ることが出来ます。

アパートについて

「アパート」と聞くと日本では小さくて古い集合住宅のようなイメージですが、ご心配なく。ここで言うアパートとは日本でいうマンションのことで、スペイン語でデパルタメント(departamento)と言います。

日本人がチリに住むのであれば、24時間管理人が駐在しているアパートがお勧めです。このクラスのアパートでは、大抵スポーツジムやプール、パーティールームやBBQルームなどが備わっていて、設備も大変充実しています。

また、荷物が届いた場合は管理人が受け取ってくれるので、不在時に荷物が来ても安心ですね。チリのアパートは日本と比べて広々としており、ワンルームタイプは殆どありません。一番小さな部屋でもリビングと寝室が付いた1DKからが主流です。

2DKになるとバス・トイレも二つ付いている事が多く、ルームシェアをしても各自専用のバスルームを持つことが出来るので大変便利ですね!

チリでの物件探しの4つのポイント

部屋探し

さて、住みたい地域や物件のイメージがまとまったら、いよいよ物件探しです!

そこで物件を探す際に気を付けたい、4つのポイントをまとめてご紹介したいと思います。

日当たり

住み心地の良い家の条件として、まず日当たりは重要ですよね!ただでさえストレスの多い海外生活。日当たりが悪く一日中暗くて寒い部屋では、気分もどんどん沈んでしまいます。

ここで忘れがちな重要ポイントを一つ!

チリは南半球に位置する為、日当たりが良いのは南向きではなく北向きのお部屋です。良く考えれば当たり前なのですが、ついつい日本の感覚で間違えてしまいますよね。

現地の気候を考慮する

チリは住む場所によって気候が全く違うため、その地域の気候を考慮した物件探しも重要なポイントです。

湿度の高い地域に住んでいた友人の部屋は風通しが悪く、ある日窓の内側にキノコが生えてきたそうです。また冬に雨が多く寒い地域では、日当たりが悪いと寒くて暖房代が高くついてしまいます。

室内洗濯機置き場があるか

アパートを借りる際に注意したいのが、室内に洗濯機を置けるスペースがあるかという点です。

アパートによっては部屋に洗濯機を置くスペースが無く、その場合はアパート内に設置されているコインランドリーで洗濯をしなければなりません。単身の短期滞在の場合は洗濯機を買う必要もなく便利かもしれませんが、家族が多い場合や長期滞在の場合は少々不便を感じます。

洗濯したくても洗濯機が使用中だったり、洗濯と乾燥を合わせると一回400円ほどかかるので、コスパもあまりよくありません。

大通りに面してないか

チリでの移動手段はミクロと呼ばれるバスやコレクティーボという乗り合いタクシーが主流です。その為、都市の中心部は交通量が非常に多く、クラクションがひっきりなしに鳴っています。

ある程度の高層階に住んでも、かなりの騒音に悩まされるかもしれません。物件を見に行く際は、普段の状態を知る為にも交通量の減った夜ではなく日中に行かれることをおすすめします。

まとめ

いかがでしたか?

チリに限らず海外での物件探しでは、まず住む場所の治安とセキュリティが重要なポイントです。一軒家とアパートでは治安の面からアパートの方がおすすめで、チリ在住日本人もアパートに住んでいることの方が多いようです。

素敵な海外生活になるよう、ご自身の滞在期間やスタイルに合わせて物件を探してみてくださいね!

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フランスに三年住んだ後、スペイン人と結婚し現在チリ在住。
いつか世界一周してみたいと思っていたら、里帰りで毎年世界一周する事になりました。
現在は、チリでの就職を目標にスペイン語を習得中。

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