チリの飲み物と言えば、すぐに思い浮かぶのは低価格で美味しいチリワイン。
カヴェルネ・ソーヴィニョンやメルローなど様々なブドウ種のチリワインを、今やコンビニでも気軽に買うことができるようになりましたよね。
でも、チリで美味しい飲み物はワインだけではないんです。
そこで今回は、チリに来たら絶対に飲んでほしいおすすめのドリンク5選をご紹介します。
チリの食前酒といえばこれ! みんな大好きPisco(ピスコ)
皆さんは、Pisco(ピスコ)というお酒をご存知でしょうか?
38度以上もある、とってもアルコールの強いブドウの蒸留酒で、ピスコサワーというカクテルにして飲むのが主流です。
ピスコと砂糖、そしてたっぷりのライムジュースを入れてシェイクしたピスコサワーは、とろりとした甘さの中にもライムの酸味が効いていて癖になる美味しさです。
混ぜるだけなので家庭でも簡単に作ることができ、BBQやホームパーティーなど人が集まる時にはよく飲まれます。
ただし、カクテルにしてしてもアルコール度数は高いため、飲み過ぎにはくれぐれも気を付けて下さいね!
ワインとイチゴのお洒落なカクテル、Borgona(ボルゴーニャ)
スペインのサングリアと少し似た飲み物で、赤や白ワインにイチゴを加えて作られたカクテルです。
イチゴは煮詰めたものを加える時もあれば、ワインと一緒に煮詰めたものもあります。お手軽に作る時はイチゴの缶詰を使用しても美味しいですよ。
冷やして飲むと、とってもフルーティーでジュースのように飲めてしまうこのカクテル。ワインに沈むイチゴが見た目にも可愛いので、パーティーなどにもおすすめです。
「地震」という名の甘〜いアイス入りカクテル、Teremoto(テレモト)
チリに来て一番衝撃を受けたのがこのカクテル、Teremoto(テレモト)。
Teremotoとはスペイン語で「地震」という意味で、その名の通り中々パンチ力のある飲み物です。
Pipeño(ピペーニョ)という甘いワインにパイナップルアイス、グレナデンやピスコなどを混ぜているので、と〜っても甘くてアルコール度数も高めです。
あまり飲み過ぎると地震の衝撃のように立てなくなるのでご注意下さいね!
チリの国民的ドリンク、Mote con huesillo(モテ・コン・ウエシージョ)
初めて見る人には、これは飲み物なのか食べ物なのか判断のつかない謎のドリンク、Mote con huesillo(モテ・コン・ウエシージョ)。
ドリンクの下に沈んでいるのは茹でた殻付きの小麦(mote)で、乾燥したモテ(huesillo)とシロップ、シナモンを煮込んだジュースと一緒にいただきます。
夏に大人気の飲み物で、街の至る所にこのドリンクスタンドが並びます。
何となく飴湯を思い出すような甘〜いジュースで、最初はこの見た目にギョッとしますが癖になる人続出です。
唐辛子入り?!南米中で愛されるビールカクテル、Michelada(ミチェラーダ)
ソルティドッグのビール版と言えば言えなくもないビールカクテル、 Michelada(ミチェラーダ)。
チリ以外にも南アメリカの国々でよく飲まれていますが、国によって作り方が少しずつ違います。
チリのミチェラーダの特徴は、何と言ってもMerken(メルケン)と呼ばれるチリの先住民マプチェ族の調味料が使われていること。
メルケンとは、スモークしたチリパウダーにコリアンダーや塩などを混ぜ合わせたもので、チリの食卓には欠かせない調味料です。
ミチェラーダはビールグラスの周りにこのメルケンと塩をたっぷり付け、少しずつ舐めながらライムを絞ったビールと一緒に飲みます。
少し刺激が強いので好みが分かれますが、とても南米っぽいこのドリンク。南米周遊しながら、各国で飲み比べてみても面白いかもしれないですね。
まとめ
この他にも、ビールをファンタで割ったFanschop(ファンチョップ)やピスコをコーラで割ったPiscola(ピスコーラ)など、チリは海とアンデス山脈に遮断されているせいか独創的で面白い飲み物が多いように感じます。
また甘い物好きの国民らしく、ドリンクもかなり甘いものが多いです。
作るのが難しくないものも多いので、様々なドリンクを飲み比べして帰国後にお土産として友達や家族に振舞うのも面白そうですね!
チリに来たら是非、参考にしてみてください。
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